歌を孕む出目金
h13.0xw17.2xd110.cm
「阿呆船迷宮号」でシリーズのまとめとしたものの、「---を孕む」と称してお腹に色々仕込むのは、タイトル含めてまだまだ思いつく。
個展の折の小品として、これからも色々作る予定。
本作はピアノの鍵盤、楽譜などを仕込んでいるので「歌を孕む」。
ネイル用や、かつてのガラケーデコレーション用ステンシルの類が役に立つ。
50号のキャンバスに肩で描く、100号のキャンバスに腰で描くのもいいが、背中を丸めてミニアチュールを手先だけでちまちま描いていくような作業も定期的に無性にやりたくなる。
「怒りん坊・威張りん坊・食いしん坊・寂しん坊」などはいろいろあるが、「泣き虫」のバリエーションはどうだろう。
「描き虫・眠り虫・笑い虫・及び虫・巡り虫・・・」案外思いつかないが故、かえって作品タイトルやイメージの原型として妄想が楽しい。