ディーゼルノマド2072/カート(オリジナルバージョン) 

 h28.5xw34.0xd18.5cm

 

 昨年カメレオンの作品をお買い上げ頂いた、淡路町の居酒屋経営の方がもう一作。

 本作はちょっと趣味に走りすぎた感があって、観測気球として出品したけれど、お買い上げで意を強くした。

 「アートは基本的にストーリーに頼らず、それ自身で自立しているべきだ。」とのスタンスがあるものの、多少趣味に走ったものも賛同いただけるかも、という訳だ。

 

 ディーゼルエンジンというものはガソリン車と違って、一旦起動すると質の悪い油でも結構走るとの事。

 いまから50年後の2072年、マッドマックス的に世界が荒廃してしまっていたら、出鱈目な油で遊牧民的に資源を求めてさすらうノマドの世界になるかもしれない。

 50年後にしたのは「グレタさんに叱られる」、100年後どころではなくすぐ先の未来であるとの警告。

 荷物の中にプーさんが挟まっているのは、こういう世界ではこの手のアイテムは極めて貴重であろうし、スーサイドスクワットのブーメラン男が縫いぐるみを大事にしていたことのパクリ。

 シリーズとして来年は「ディーゼルノマド2073」、毎年一作加えていきたい。