もも姉、おはよ。
大口には、聖地と呼ばれる養老乃瀧があります。
ひとしクンは相変わらず昼夜掛け持ちで働いていて大したもんなんだが、土日は休みになるようで。
ももBもたまに土曜日が休みになる事があるもんで、その日を「大口チャンス」と呼んでいる。
いよいよチャンス到来
てなワケで、現地集合
何しろ席確保も難しいというウワサの店なんで心配してたけど、一足先にひとしクンがカウンター席をキープしといてくれた。
ここはいつもの養老と違い、フランチャイズのようで、メニューが豊富。
カウンター席の上にズラっと貼られた短冊を見ながら、気になるものを次々と注文していくのです。
ひとしクンが言う。
「この間珍しくねこちゃんの方から行きたい店があるってアピールしてきてさ」。
ほうほう。
「帰り、微妙な場所だったもんで、タクシーで送ったのよ。
そしたらさ。
最後、[ごちそうさまでした]って大きな声で、いつまでも見送ってくれてんのよ」
ふむふむ。
「もう、すんごい気持ちいい[ごちそうさま]頂いちゃったもんでさ」
ほらぁ。
だから言ったじゃん。この間まで言わなかったのは、単に慣れちゃっただけだって。
「そうだったのかなぁ」
そうだって。
「今度ねこちゃんプールに誘っていいかな」
は
「泳ぐの得意だって言ってたし」
なぁに言っちゃってるかなー
ダメゼッタイ
「そうかなぁ」。
あったり前でしょうがっ
あのね、水着なのよっ
浴衣で花火大会の比じゃないからっ
このおっすっとこどっこい
お調子者めっ
「去年も誘った気が…」。
オーマイガー
天を仰ぐももB。
するとそこには、「ハムカツ」というステキな文字が…。
もちろん注文。
するとひとしクン、
「ここどーこだって、源さんに写真送ってみたら」
おぉ、それはいい。
珍しく源さん即レス。
「鶴見のガード下」
残念でした。
大口の養老で〜す。
そもそも大口は源さんの縄張りで、事あるごとに一緒に行こうって言ってたのだけど、中々タイミングが合わなくて…。
ひとしクンが言う。
「この前、駅で偶然ねこちゃん見かけたのよ。
そしたら仕事行くとこだったみたいで、いつもと違うタイトスカートで、おぉっって…」。
「いつも俺と一緒の時は、ワイドパンツっての
そういうのばっかりだったからさ。おっって…」。
そっか。
じゃ、まず、スカートで一緒に映画観て貰うとっから目標にしようか…。