ニトログリセリンを服用した

久々に心臓が苦しくなった

私には持病がある

28歳のときにそれは告げられた


もしものときの事は怖くて考えたくない

だけどもしもの時のためにブログに残しておこうと思う

いつもの楽しかった思い出とは違い
暗い内容になってしまうが記録したい


当時の私は

目の前が真っ暗になって絶望しかなかった

冠状動脈狭窄による不安定狭心症の疑い

これが私の病名である

宣告される少し前の夏

夜私は突然胸を刃物で刺されたような
痛みに襲われた

その痛みは少しはやら和らいだものの
朝まで続いた
不安でたまらないまま朝を迎えた
最初の気が遠くなる様な苦しかった瞬間
蒼魔灯のように物事が蘇ると言うのは本当だった

死にたくない!
そう何度もつぶやきた



朝起きたらなんとなく治っていたので
しばらく忘れていたが

その年の健康診断を受け

心肥大の可能性があると指摘を受ける
大きな病院の再検査を勧められた

当時私は足を汚しているため
大学病院に通っていたので
通院には抵抗もなく
紹介状を持って同じ病院内の内科を受診した

スポーツもやっていた
当時20代
見た目は中肉中背元気そう

待合室で待つ私は明らかに間違いだった

大学病院だったので
予約をしても2時間待たされる事はザラだった


周りは祖父母と近い高齢になった方たちが
いっぱいいた

自分は松葉杖をついていたし
心臓の具合も悪かったけど
どうしてもその空間で座って待つのは
いたたまれなかった

みんな病気を抱えて病院に来ているわけだけれども明らかに若い私をみんな振り返ってみていた

まずは先生の問診を受けた
先生は私を見るなり

うん若いから大丈夫だと思うけどね

と言い放った

まぁ一応検査してみようか

とさほど私の訴えを深刻に受け止めている感じはしなかった

まぁそーゆー明るい医者だったのかもしれないないが

(その後その先生は病院の偉い立場の先生だったことが数年後に再度受診したときに知り、更に出世していた)


たくさんの検査を受けた

まず①採血💉

大嫌いな採血も8本分とられた

8本と聞いたとき
自分の置かれている状況が深刻なものだと
実感したのは言うまでもない


時間のかかる長い採血だったのを
今でも覚えているが

時間がかかる採血は針が細いのか?
痛みは少なかったと記憶している

長くなったのでまた次回まとめたいと思う
明日ちゃんと目が覚めることを信じていたい