長くなったBテーブルの紹介の続きです。
前編はこちら下矢印



ハート女性の方からのご紹介の二冊目は、こちらの本でした。
貧困の文化 メキシコの〈五つの家庭〉
オスカー・ルイス 著
(高山智博・染谷臣道・宮本勝 訳)

聞き応えのある発表でした…!!
今から50年前に発刊された本ですが、現代にも通じるところがあり、筑摩書房から同じ装丁で今も発行されているそうです。

ご紹介してくださった女性は、40年前に読んだきり、と言われていましたが、それでも深く印象に残っている本だと言われていました。

裕福な家庭が一家庭と、あとは貧しい家庭が四家庭。
貧しい四家庭の中にも貧富の差が見られるとのことでした。

裕福な家庭が幸福かというと、そうとも思えなかった。
何も考えることなく、ただ漫然と日々を過ごしているように思えた、と言われていました。

一番貧しい家庭の話は辛く思えたけれど、一番幸せそうに見えたのは、中程の貧しい家庭で、やりくりしながら家庭を切り盛りしていて、家族への愛情やメリハリある毎日の様子が窺い知れたという意味のことを話されました。

現代の日本も貧しいと感じる。けれどその貧しさはこの本の貧しさとは違い、「質の悪い貧しさ」、「仕組まれた貧しさ」のように感じられる
というお言葉に、ご紹介いただいた方が年配の女性だったので尚更、含蓄あるお言葉として響きました。



ピンクハート次にご紹介いただいた女性からは、辻村深月さんの「凍りのくじら」がオススメされました。

辻村深月さんは、こちらの本が初読とのことでした。
ジャケット買いと言われていましたニコニコ

心を病んでしまった写真家の父が失踪し、母も心を病んでいて、母と分かり合えない高校生の少女。

藤子不二雄さんがSFのことを「すこし、ふしぎ」と喩えたことを参考に、周囲の事柄を「すこし〇〇」というように一線をひき、どこか見下しています。

口がきけない少年や、少女に写真の被写体になってほしいと依頼してくる人物との交流を通して、少女は変化していきます。

そして、母が父の写真集を作っていることを知り、そこに書かれた母のメッセージを読んで、少女は心をひらくように…、というお話だそうです。

辻村深月さんは、「かがみの孤城」を読んでほかの作品も読んでみたくなり、我が家にも未読の本があります。

辻村深月さんに興味を持たれている方は多く、全体発表後、他のテーブルの参加者様と、何がオススメか、という話になりましたニコニコ

So what? (わかつきめぐみさん)

もう一冊オススメしていただきましたニコニコ
漫画作品です。

両親を亡くした少女は発明家の祖父と同居していますが、祖父も他界してしまいます。

しかし祖父は、幽霊となり再登場。
更に祖父が発明したタイムマシンにより、別の時代を生きていた女の子が家に転がり込んでくることになり、不思議な同居生活が始まります。

ほのぼのした作風ですが、主人公の少女が所構わず寝てしまったりするところから少女が抱えているものが感じられ、そこはかとない寂しさも漂う作品とのことでした。


わかつきめぐみさんの時代の「花とゆめ」世代の私としてはテンションがあがりました音譜音譜

ご紹介者様は、恩田陸さんもお好きとのことで、ご紹介された本からも私と本の好みが似ているラブラブラブと感じました。

9/24に開催される「漫画縛り読書会」(オックスフォードではなく、初の別所開催)にもご参加いたただけるとのことで、再会させていただくのを、心待ちにしております…ラブラブラブラブ



ラブラブ最後にご紹介いただいた女性からの推し本は、アルケミスト 夢を旅した少年(パウロ・コエーリョ 著)でした。

こちらも骨太な作品ラブラブ!音譜音譜

ある羊飼いが新天地を求め、飼っている羊を売り払って資金を作り、エジプトに向かうお話だそうで、途中スリにあったり、資金が尽きたり、様々な苦難が降りかかります。

色々な経験を経て、「身近にある幸せ」に気付く物語とのことでした。

紹介された女性は旅がお好きということで、旅のお供には必ずこちらの本を持っていく、と言われていました。

単行本で厚みもそんなにない本だったのですが、そこまで読み手を惹きつける作品はすごいなあ、と思いました。


以上ビックリマークビックリマーク
内容盛りだくさんのBテーブルの推し本読書会でした爆笑



最初の記事にも書きましたが、ビギナー限定読書会ということで、なんとなく、いわゆるメジャー作品が集まるかな、と思っていました。

けれど、皆さま渾身の一冊、珠玉の一冊を持って来ていただき、予想以上に濃い読書会になりました爆笑


今回嬉しかったのが、
読書会に参加してみたいと思っていたけど、どの読書会に行っていいか迷っていたし、勇気がなかった。
【ビギナー限定】ということで、「ここだ!」と思って参加した

というお言葉を何人かの方からいただけたことですお願いお願いお願い


ビギナー限定、という企画は素晴らしいと思うキラキラとも言っていただき、提案してみて良かったなあ、と思いました照れ


初の試みだったので、反省点はのののさん共々それなりにあったのですが、それは午後の部のレポートの時にまとめてニコ

後日開催されるイベントにも、今回の読書会後に申し込んでくださった方もおられ、参加していただけた方が楽しんでいただけて良かったなあ、と思いましたニコニコニコニコニコニコ


午後の部の、課題本形式読書会“星の王子さま”はまた記事にしますニコニコ音譜音譜
よろしければ、引き続きお付き合いください



そして、前編に引き続き、載せられなかった昨日の晩ゴハンのおかず。
上矢印野菜ソテー&夫作成マッシュポテト。
上矢印芋かぶり爆笑ですが、ムスメ作成の、粉ふき芋。
マッシュポテト同様、緑のものがかかっていますが、マッシュポテトにかかっているのはドライパセリ。
粉ふき芋にかかっているのは、青のり。

夫もムスメも芸が細かいのです…ラブ
上矢印私用に、とサラダも用意してくれました。

夫とムスメ二人で作ってくれていて、楽しそうに料理している様子が微笑ましかったです照れ


夫、ムスメ、ありがとうラブラブラブラブラブラブ