今日は彩ふ読書会でした











「夜が小沢をそそのかす」小沢一敬さん
「物語ること、生きること」上橋菜穂子さん
「さかさま世界史 英雄伝」寺山修司さん
「天久鷹史の推理力」知念実希人さん
「格闘するものに○(まる)」三浦しをんさん
「天国はまだ遠く」瀬尾まい子さん





Bテーブル
「恋するシロクマ」ころもさん
「屍鬼」小野不由美さん
「ビブリア古書堂の事件手帖」三上延さん
「入門!進化生物学」小原嘉明さん
「大家さんと僕」矢部太郎さん
「晴天の迷いクジラ」窪美澄さん






今回は、初の試みで、【ビギナーさん限定】とさせていただきました




彩ふ読書会に参加してくださる方が増え、リピートしてくださる方が増えたことは、サポーターとしてとても嬉しい
のですが、気になっていることがありました





それは、予約開始とともに枠が埋まってしまうことが多く、特に初めてとなる方の予約をお断りしてしまう状況にあることです。
そして、開催回数を重ねてきているので、「はじめて」読書会に参加する方は、身内ばかりの集まりでは…、と、参加することに対して、ハードルが高く感じられるのではないかということでした。



そこで、のののさんとサポーター間で相談し、今回ビギナーさん(初参加の方及び、参加回数が少ない方)向け読書会の初開催となりました

参加してくださる方がどのくらいおられるかな…、と不安もありましたが、結果、予想以上のお申込みをいただき、男性8名、女性10名の計18名、3テーブルでの開催でした





各テーブルで推し本の紹介をしていただいたのち、お一人ずつ全体に向けて本の紹介をしていただきました

以下、各テーブルでご紹介いただいた本の紹介です










Aテーブル


読書会サポーターの男性の推し本。漫画の名シーンについて、スピードワゴンの小沢一敬さんがコメントをする形式をとった本だそうです。
自らを「漫画脳」と言われるサポーターの男性。いつもエッジの効いた選書で楽しませていただいています

この本については、また後日記事にします


児童向けファンタジーの名手のエッセイ集ということです。
本好きオーラ溢れる男性からのオススメでした

物語の中に出てくる料理の描写が美味しそうな作家さんということです。
読み応えある作品がどうやって出来上がっているのかがわかるエッセイ集とのことでした。
料理が出てくる作品は大好物
なので、初めてお名前を耳にした作家さんですが、俄然読んでみたくなっています







読書会2回目となる女性の方からご紹介いただきました

エジソンや二宮尊徳といった偉人のエピソードに対し、相反する思想をぶつけるような作品だそうです。
例えば、二宮尊徳が質素倹約を唱えるのに対し、一発屋の美学を語るなど、全体発表でお聞きして、「面白そう…
」と思いました


もう一冊、松本清張さんの「張り込み」をご紹介いただきました。

私も本屋さんで見かけて、医療ミステリーということで気になっていた作品でした。
医療関係の男性からのオススメで、京都の本屋さんにサイン本が置かれているとか

話題の作家さんなのですね

短編で読みやすいとのことで、興味が湧きました




女性の方からご紹介された作品です。三浦しをんさんは、読書会で必ず名前が挙がる作家さんです



就活をテーマにした作品だそうですが、漫画の編集者を目指す女性を主人公にしていて、笑って元気をもらえるとのご紹介でした

就活は、どうしても落ち込みやすいですが、元気をもらえる就活の物語というところがいいなあ、と思いました。

こちらも女性の方からのご紹介です。山奥の民宿で自死を図るも失敗した女性が生きる喜びを思い出していく物語だそうです。
ほっこりとしていて優しい、読後感のよい作品とのことでした

映画化もされているようですね






Bテーブル


主催者の、のののさんからのオススメです。
アザラシを好きになったシロクマと、シロクマに食べられるのではないかと怯えるアザラシのお話だそうです。
シロクマくんの破壊力抜群な壁ドンが魅力だそうですが、アレでしょ…、ほんまに破壊するやつですよね…





のののさん、最近可愛いもの&動物推しです…






日本の山奥を舞台としたホラー作品。小野不由美さんの代表作とも言える作品だと記憶しています。
小野不由美さんといえば、綾辻行人さんの奥様、というイメージが強いです。
ホラーの名手であり、高い評価を得ているのは知っているのですが、長編なのでなかなか手が出ません…

でも、ご紹介を伺って、やっぱり面白いんだなあ、と思いました。
いつか時間を見つけて…




20代の男性からご紹介いただきました。こちらも有名な作品ですね

漫画化されたものを少し読んだことがありますが、名作を軸に事件が起こる作品です。
色んな本を知ることができるというご紹介で、小説も読んでみたいなと思いました。

男性の方からご紹介いただいた、生物の進化の柔軟性について書かれた本です。
最近、専門的な分野について専門家の方が一般向けに分かりやすく書かれた本が増えているな、と思います。
内容を拝見しましたが、高校の生物の勉強の助けになりそうな内容だな、と感じました


サポーターの女性からのご紹介です。言わずと知れた作品ですね

私も発売当初にネットで少し立ち読みをして以来、ずっと欲しいなと思っております…。
大家さんがお亡くなりになったとか…

近いうちにじっくり読みたい作品です。

仕事に疲れ、鬱になった女性と、過去に子供を捨てた女性が出会い、クジラを見に行くため旅する道中、母との関係で心を壊した女子高生に出会い、三人でクジラを探しに行く物語だそうです。
面白いけれど、元気な時に読まないと引きずられてしまうとのことで、吸引力の強い物語なのだと感じました。
紹介された女性の、高校生の時に読んで以来の推し本とのことで、気になる作品です








ビギナーさん向けということでしたが、皆さま渾身の一冊をお持ちいただいた感じで濃かったです…



本好きの方のパワーって凄いな

と感じました。



緊張感もありつつ、なんだか新鮮な気持ちになれました

私が司会進行を担当させていただいたBテーブルもかなり個性溢れる本で彩られました





明日以降にBテーブルの紹介と、午後の課題本形式読書会のレポを書かせていただきたいと思います





記事は続きますが、ひとまずご挨拶で

本日ご参加いただいた皆様、素敵な本のご紹介&楽しい時間をありがとうございました


