この記事は、夫婦喧嘩、Heaven?の記事から繋がっているもので、私の主観として思うことを書いています。コメント欄についての私の答えも書きました。
前書きが長いので、本の内容についてのみご覧になりたい方は、までスクロールされてください
怒るのは得意ですか?
私は得意ではありません…。
感情が波立つのを不快に思うので、物事を俯瞰的にみようとしてしまいます。
俯瞰的にみようとしすぎて、自分の感情を客観視してしまいます。
悲しいことがあっても、うまく悲しむことができないし、泣くこともうまくできなくなってしまいました。
感情をぶつけられると、相手の感情を受け止めるのに精一杯になって、自分の感情に蓋をしてしまいます。
相手を理解しようとするために、自分の感情が邪魔になる時があるからです。
たまに泣くと、泣くって浄化作用があるんだなあ、と思います。
もっとうまく泣けるようになりたい。
もっと自分に優しくしたい。
私が本を読むのも、心に触れる作品があると泣けたり、自分を励ますことができるからだと気付きました。
以前はノートに自分の気持ちを書き出していました。
私は話すよりも書くことで自分の気持ちが整理しやすいです。
誰かの悪口を言いたいわけではないけど、受け止めきれないことを書き出すことで、自分の頭のなかにあることを追い出すことができます。
ノートに書くだけでは、ただ自分の思いに囚われてしまうという部分もあるため、ブログで最近は書くようになりました。
使う言葉は、自分の気持ちに影響を与えると思います。
ブログは、ひとに読んでもらうものなので、表現に気を配ったり、楽しく書こうという意識が働きます。
そして、ほかのひとからの意見を聞くこともできます。
ただ、やはりどれだけの思いを込めても、全てがうまく伝わるわけではないし、読むひとによっては、違う受け止められ方をするんだなあ、とは思いました。
それでも、書きたいと思います。
書かないと、私は怒りや辛さや悲しみを溜め込んでしまうので。
友人に話を聞いてもらったりもします。
でも私の友人にも生活はあって、いつも話せるわけではありません。
ブログに書いていることが私の考えていることなので、ブログを読んでもらえれば、私のことを気遣ってくれる友人に私の近況は伝わります。
私は弱音を吐くことも得意ではないので、困っていることをそのまま相談することはできません。
でも、私の様子から、友人達は私の精神状態をなんとなくわかってくれていて、心配してくれます。
また一方で、私が悩んでいることと同じようなことで悩んでいる友人もいて、私に相談してくれたりします。
そんな心優しい友人や、私を信頼してくれる友人に恵まれたことを幸せに思いながら、信頼するひとにだけ、自分がブログを書いていることを伝えています。
読んでもらえれば私のことがわかるから。
読んだ上でアドバイスをくれたりします。
それは、ブログ上でお知り合いになった方も同様で、いいねが欲しいわけでも、ランキング上位に入りたいわけでもありません。
ただ、自分が好きなこと(読書会やネイル、漢方薬局など)の記事が上位に入り、多くの方に読んでいただけて、素敵なことが広まるのは嬉しいな、と思います。
いいねを押していただいて嬉しいのは、どんな方が私のブログを見ていただいているのかブログに遊びに行かせていただくことができて、私の世界が広がることです。
私の拙いブログは、思っていた以上に多くの方に読んでいただけて、本当に有り難く思っています。
ここ数回の記事でもしも御心配いただいた方がいらっしゃれば、申し訳ありません…。
数回の記事をあげたことで、私が今まで抱えてきた、私の自由はどこにあるんだろうという思いや、自分らしく生きられる方法はなんだろう、ということが解決しそうです。
詳しく書く必要性はないと思うので、内容についてのご報告は割愛させていただきます。
ただただ、スッキリしています、とだけご報告させてください
前書きが長くなりましたが、以下、本の紹介です。
知らず知らずのうちに、気持ちに蓋をしているんだな、と最近気付きました。
「怒り」ってなんだろうな?という気持ちから、今日ご紹介させていただく本を手にとりました。
以下、本文より引用します。
【プロローグ】より
「どんなときでも怒るのは良くないことだ」
などと思っていませんか。
もし、あなたが「怒るのは悪いこと」と思いこみ、怒らない「いい人」でいようとして、怒りをなかったことにしようとしているなら、それは大きな間違いです。
(中略)
しかし自然に湧き上がってくる怒りという感情は、自分の前に何か、あるいは誰かが立ちふさがっていて、うまくいかないときに生まれる感情であり、「今、自分には問題がある」と知らせる大切な警告サインなのです。
私は精神科医として毎日多くの患者さんを診察しています。長年の臨床経験から、診察室にいらっしゃる方には共通の特徴があることに気づきました。
心の中では怒りを感じているのに、まるでそんな感情を抱いていないかのように「いい人」としてふるまうのです。そしてなぜだかそんな「いい人」のもとには、次々と無理難題が持ちこまれてきます。
つまり、常に怒らない「いい人」でいようとして怒りをおさえこむせいで、課題はどんどんふくれ上がり、もんもんと悩み、挙げ句の果てに心や体の症状を訴えるようになってしまうわけです。
【第1章】より
つまり、怒りを感じたままに表明し、気持ちをすっきりさせることです。
一方、現実原則とは、快感原則と並んで心理を支配する基本原則の一つで、現実との適合を図るため、状況によって快感原則を封じこめ、たとえ不快であっても現実的に従おうとする心理状態を指します。
つまり、怒りを感じたら、自分の損得を考えて怒りを表明するかどうかを判断し、なるべく損しないようにすることです。
(中略)
怒りを正しく表明することで、その問題は解決への一歩を踏み出します。何もしなければ、何も変わりません。
ただ、一つだけ注意すべきなのは、どちらかの原則に偏りすぎないようにすることです。
快感原則と現実原則がちょうど釣り合うバランスを、基準にしてください。
怒りへ働きかける
今あなたが感じている怒りが表明するべき怒りなのか、そうでないのか判断したら、次は怒りに働きかけることが必要です。つまり、あなたがどうやって怒りと向き合うかということです。
(中略)
怒りとの向き合い方は、大きく二つに分けられます。
A 怒りの感情の上流(=原因)に働きかける
怒りの原因となった状況を変えるために、問題 を解決しようとします。こういう感情を二度と感じなくてすむようにするためです。
B 怒りの感情の下流(=結果)に働きかける
怒りによって生じてしまった心の緊張をやわらげるために、相手に怒りを表明する以外のさまざまな手段に頼ります。
どちらがよいかと言えば、もちろん原因から問題を解決できるAの方法です。
それには怒りを上手に表明することが必要で、この本を読んでいるあなたには、本書でAをマスターしていただきたいと思います。
けれども、自分の身を守るためには、Bのように、対症療法で怒りをやわらげる方法に頼るしかない場合もあります。ただし、先送りというだけで、問題の解決にならないことだけは覚えておさください。
怒りを正しく表明するための「怒りの3ステップ」
【ステップ1 怒りの自覚】
怒りを否定せず、受けいれてください。怒りというのは誰の心にもあるものだから、あって当然なのだと向き合ってください。それが怒りの自覚です。
【ステップ2 怒りの分析】
なぜ自分が怒っているのかということを分析してください。怒りを自覚したあと、その怒りを次の三つに分類して、どれに当てはまりそうか考えてみてください。
①自尊心が傷ついたとき
②自分の利益が侵害されたとき
③「わかりあえなさ」を感じているとき
【ステップ3 怒りの表明】
快感原則と現実原則をはかりにかけて、怒りを表明するのかしないのかを決めてください。そして、表明すると決めたら、自分の得になるように表明しましょう。
2章以下は、コラムなどを挟みながら次の内容でまとめられています。
第2章 怒りの本当の原因を突き止める
第3章 上手な怒りの伝え方レッスン(ビジネス編)
第4章 上手な怒りの伝え方レッスン(プライベート
編)
第5章 どうしても怒りを直接表明できないときは
エピローグ
様々なケースを例にあげ、わかりやすい内容になっています
怒りを溜め込んでしまう方、怒りを爆発させてしまう方、怒りをうまく表現できない方に読んでいただきたい一冊です。
今日はゆっくり眠れて、頭がスッキリしています
私の住む地域は大雨警報が出ているので、娘は学校が休みです。
色々あったから、今日おやすみでよかったなと思います
私は仕事です
仕事に対して抱えていた悩みが解決したので、楽しいです
先月行けなかった趣味の書道の日なので、仕事の後行きたいなと思っています
しかも明日明後日は休み
明後日は、読書会
楽しみです
お仕事の方も、おやすみの方も、楽しい一日になりますように
「今日も元気に、いってらっしゃい」
長文にお付き合いありがとうございます〜