ずっとお世話になっている区議さんのご厚意で、小柳しげるさんの都議選演説の前説で、私の文章を紹介していただける運びになりました。頭捻って考えたので、よければ読んでみてくださいね
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「五輪のために自粛を頑張ってきたんじゃない。日常取り戻したくて頑張ってきたんだ。」
最近ツイッターで発信した文章です。100の賛同があれば喜ぶ私のアカウントなのに、6000近いイイねがつきました。国民の多くがそう思っているのだと思います。
私は台東区に住む二児の母です。私の息子には持病があり医師からもコロナにかかると重症化するかもしれないと言われ、今現在も学校に通えず "自主休校" をしています。学校側のご厚意によりオンライン授業が少しずつ台東区でも進み、クラスと繋がることができました。本人も喜んでいて、とても感謝しています。だけどやはり皆に会いたいという気持ちは消えず、コロナがおさまり登校できる日が早く来てほしいなと、心待ちにしています。
ですが只でさえリバウンド傾向にある今、オリンピックが始まってしまったらどうなるかなんて素人にも分かります。オリンピックができればそれでいいと政府やIOCは思っているかもしれませんが、オリパラ後に焼け野原のようになってしまった東京で生きていかなきゃいけないのは私達、都民です。国民です。変異株が持ち込まれ、ぐちゃぐちゃに踏み荒らされた場所でも、生きていかなきゃならないのです。
私の息子が登校できる日はいつになるのでしょう。子供たちがマスクを外して友達とくっついて遊べるようになるのは、いつになるのでしょう。不安や制限もなく、おもいっきり学校行事や部活ができるようになるのは、いつになるのでしょうか。
たとえ無観客だとしても、選手や関係者、報道陣は続々とやってきます。なんやかんや抜け道を探して入国してくる方もいるでしょう。オリンピックはやるのに、どうして国民だけ我慢しなくちゃいけないのか。そんな声も増え続け、事態は悪化する一方だと思います。オリンピックは中止にするべき。そしてその分の力を、コロナ収束へ向けるべきです。
私の子供はこう言っています。
「オリンピックはたくさんの国から人が集まるのに、どうして僕達はどこにも行かれないんだろう。オリンピックより学校に行きたい。外食したい。北海道のばあばの家にも行きたい。コロナがなかったときに戻りたい。」
子供たちがマスクを外して、思いっきり笑ってじゃれあえる日々を早く取り戻したい。正直、私は今まで政治には疎かった。誰がなっても同じだと諦めていた。でも今は違います。母親世代ももっともっと政治を知らなくてはならない。声をあげなくてはならない。子供たちの日常を取り戻したい。
私はオリンピック中止を訴えている、小柳しげるさんを支持します。