おはようございます。
cherryです。
私は、賃貸物件に住んでいるので
DIYするには原状回復が必須です。
なので、
とことん検索して
自分のものではない所には
直接リメイクシートを貼ったり
ビスを打つことはしてきませんでした。
原状回復で、1番使われている
マスキングテープの上に
両面テープを貼るっていうやり方は
1番最初にやりました。
今年の４月くらいにやったキッチンです。
吊り戸棚にはベニヤで黒板をつけてみたり
シンクのドアには
ベニヤの板壁をつけていました。
あちこちで見る
賃貸DIYの基本みたいな
やり方だと思います。
だから、私も安心していたんですが…
とあるブロガーさんが
原状回復の現状みたいな
ブログをあげていまして。
実際の原状回復は簡単ではないよと
警鐘を鳴らしていたんです。
マステの経年劣化について。
貼るときは、
簡単に剥がせるマステの質が
剥がす時には
変わってしまっているらしいのです。
私のキッチンでは
今年の猛暑で
両面テープが軟化して、
ベニヤがはがれやすくなっていたので
何度か貼り直しをしていたのですが、
そのブログを読んで
ちょっと不安になりました。
そこで、一旦、
全ての原状回復を
実行してみることにしました。
結果は、散々なものでした。
こちら、吊り戸棚。
マステがべったり取れません。
ドライヤーを当てて剥がしましたが
糊が糸を引いてました。
やはり貼り直しても
マステの経年劣化は
起こっていました。
こちらは、シンクの棚。
こちらも、
マステの糊の質が変わっていて
スルッと剥がれる事はありませんでした。
剥いだ跡も、
糊でべたべたしていて
そのまま何もしなかったら
確実に埃がついて汚なくなりそうです。
この裾に貼った
ダイソーの工作板なんて
バリバリ割らないと、
剥がれませんでした。
（これは貼った時の写真です、
剥がすのが凄い大変で
写真どころじゃありませんでした）
私のイメージでは
ベニヤの隙間に手を入れれば
ペリッと楽々に外れると
思っていましたが、
力任せに引っ張っても
なかなか外れなくて
ドアが壊れるんじゃないかと
そっちが不安になりました。
私が使ったマステは
100均のものではなくて
ホームセンターで買った
糊残りしにくいと
謳ってるものです。
そこで、
ハッと気づきました。
まずい…
もう一ヶ所
このマステを貼った場所がある！
洗面所の横の壁に
セリアのリメイクシートを貼った時、
その下地に、
全面に、
同じマステを貼ってました！
恐る恐る剥がしてみると
やはり貼った時と、
剥がす感覚が違います。
粘度が強くなっていて
ここは壁紙だから、
壁紙が剥がれるかもと
ヒヤヒヤしました。
大量に貼っていたので、
慎重にゆっくり剥がしました。
糊残りしてべたべたしたところも
ありますが
でも無事に、
剥がす事が出来ました。
シンクのドアは
結局、市販の業務用の
シール剥がしのスプレーを使って
ヘラで剥がしました。
部屋中が有機溶剤の臭いで辟易しました。
《追記》
シール剥がしスプレーの写真を
参考までに追加します。
はっきり言います。
原状回復って
全然簡単じゃない！
大変です！
すごく！
1年も経ってないのにこれですもん。
夏場に貼り直して、
今、これですから。
もう、
マステを信じる事は
出来なくなりました。
確認してみたら
この夏の猛暑で、
普通の100均の可愛いマステも
1年前のものは
劣化していました。
ブログを検索しても
原状回復している記事って少なくて
部屋の壁に板壁を、
マステと両面テープで貼ってる人とか
原状回復で試しに剥がした事はあるのかなぁと
他人事ながら不安になります。
大丈夫なら
マステと両面テープは
何を使っているのか
教えて欲しいくらいです。
みんな自己責任でやってるんだし
ちゃんと定期的に
確認してるとは思いますけどね。
今後、
シンクに
何かを貼るとしたら
壁紙にします。
そして水で溶いて
貼ってはがせる糊を使う事にします。
キッチンのドアを
ナチュラルな木材にしたいなら
ドアごと外して
木材をホームセンターで
カットしてもらって
自分でドアを作って
はめようと思います。
よっぽどその方が
簡単に
原状回復できます。
マステと両面テープは
簡単だけど完璧じゃない！
以上、私の実体験でした。
