毎日新聞からです。

http://mainichi.jp/articles/20160311/ddp/041/040/019000c


九州災害時動物救援センター


ペット救援、大分に拠点 九重に来年度創設 県の枠越え対応


九州・山口で大規模災害が起きた際、被災地に取り残されたペットなどの動物を保護する「九州災害時動物救援センター」が、2016年度に大分県九重町に創設される。普段から被災地へ送る餌やケージなどの物資を備蓄し、災害時には九州・山口全域から動物を収容・保護する。大分県によると、都道府県の枠を越えた動物救援施設は全国で初めて。


 東日本大震災では、東北3県で津波により3000匹を超える犬が死んだ。ペットを失って心身に異常をきたす「ペットロス症候群」に陥る飼い主が相次いだ。東京電力福島第1原発事故で飼い主が避難し、残されたペットや家畜が感染症で死んだり、野生化・繁殖して生態系が崩れたりする問題も起きた。


 同センターは津波被害が想定されず、高速道のインターチェンジ(IC)に近い九重町を設置場所に選んだ。一般社団法人「九州動物福祉協会」が九州電力のキャンプ場の一部(約3万平方メートル)を借り上げ既存の管理棟やバンガローを改築。平時はリタイアした盲導犬や警察犬を保護する。


 一方、大規模災害時には九州地区獣医師会連合会などの支援を受け、獣医師が被災した動物の救護にあたる。当面は犬と猫50匹程度を想定し、家畜などの受け入れも将来検討する。大分県獣医師会の麻生哲会長は「万が一の時は九州全体で被災地の動物を救う態勢を整えたい」と話す。



~転載以上~



素晴らしいですね!!ペットのみならず、家畜の受け入れも検討されている点もいいです。


災害はいつ起きるかわかりません。こうした施設が各地にできてほしいと思います。