クリスマスが終わりましたが、プレゼントに毛皮アイテムを購入した人も少なくないのでしょうね。


産経新聞 の記事には、伊勢丹新宿本店(東京都新宿区)では、ラビットファーを使ったイヤーマフ(耳当て)が人気で、売り場担当者は「プレゼント用に買われる方も多く、年齢に関係なく売れています」と話している、とありました。


ネットなどで現状は少しずつ広まってきていますが、まだまだリアルファーが溢れていますね…。



先日、イギリス・デイリーメールに、中国のうさぎの毛皮工場の残酷な実態と、イギリスにおける毛皮の流通やラベル表示の問題に関する記事が掲載されました。


毛皮工場の実態について、ANIMALiveに要約した記事がアップされていますので転載いたします。


画像は一部省かせていただきました。 に閲覧注意の画像や動画があります。


ANIMALiveより。

http://animalive.me/thoughtful/factory-china-rabbit-skinning

毎日10,000羽以上のうさぎの毛皮を剥ぐ中国の工場がヤバすぎる

2015.12.23

毎日10,000羽以上のうさぎの毛皮を剥ぐ中国の工場がヤバすぎるのアイキャッチ



<閲覧注意の内容になります。>

中国にはホラーハウスと呼ばれる施設がある。ホラーというだけに、お化け屋敷というわけではなく、実は「毛皮工場」のことを言っています。dailymail によると、そこでは毎日10,000羽以上のうさぎが殺され皮を剥がされているそうだ。小さいゲージに何匹も敷き詰められ、耳を強引に掴まれ、出されると足をフックにかけられる。そして頭を殴り、喉を掻き切り、皮を剥ぐ。そしてさらに驚くべきは収入。うさぎ1羽当たり約8円ほどの収入のために働いているといいます。

▽足をフックに吊るされる様子1


▽足をフックに吊るされる様子2


▽無惨にもフックに足だけが残っている。

足がフックに残る source:



今回のこのような残虐な惨事は、Humane Society International(HSI)によって調査された。大切で貴重な命を、流れ作業で、安価な人件費で…。中国製のリアルファーは安いのかもしれませんが、こういった現実があることを少しでも多くの人に見て頂きたいと思います。

先日、杉本彩さんが したように、私たちも使わない、買わないことが先決なのではないでしょうか。

これでもまだ、あなたは動物の毛皮使いたいですか?


(soure:dailymail


~転載以上~








2000年に毛皮の生産が禁止されたイギリスでは以降、中国はじめ海外から毛皮製品を輸入しています。


今回のHSIの調査ではさらに、毛皮を敬遠する市民が多数を占めるイギリス国内で、多くのリアルファー商品が「フェイク」として、または非表示のまま販売されていることがわかりました。



以下、イギリス・デイリーメール の記事から翻訳しまとめました。


ロンドンはじめ複数の都市の小売店、またオンラインショップで、ラベルに「合成繊維」の表示があるもの、または非表示のファーアイテムを多数購入して鑑定に出したところ、多くのアイテムで実際にはうさぎやキツネ、タヌキの毛皮が使われていることがわかりました。


例えば、TK Maxxという小売店が「フェイク」として販売していた中国製の手袋についたファーには、実際にはうさぎの毛が含まれていました。






また、House of Fraserという小売店が「フェイク」として販売していた中国製のコートのフードには、実際にはキツネの毛が含まれていることがわかりました。





厳格なノーファーポリシーを貫く両店舗は、本物だったとは知らず、仕入先の卸売業者に「騙された」のだと主張しています。


House of Fraserは、卸売業者がフードのファーは「100%ポリエステル・ナイロン」だとしていたため、それを信用して仕入れたものの実際には違っており、この業者との契約を解消しました。両店舗の卸売業者は、デイリーメールの取材に対しいずれもコメントを拒否しているとのことです。




↑その他、フェイクの表示または非表示だったリアルファー商品(The Sun



かつて、最低限の飼育環境基準が守られたイタリアやフランスから輸入されていた毛皮は高額で、高品質な商品にしか用いられていなかったのですが、動物福祉の基準が低く工場式農場が主流で、また賃金も安い中国のような国での生産が急増しているため、近年は、合成よりもむしろ本物の毛皮製品の方が生産コストが安い傾向にあります。


イギリスでは、生産者に対して毛皮を使用している場合の表示を義務づける新しい法が施行されましたが、素材の割合まで表示する必要はなく、曖昧な表示や非表示の商品が数多く流通しています。


表示義務をただ怠る業者がいる一方で、別の業者は、本物の毛皮は敬遠されるために故意に表示を変えたり伏せたりしていると見られています。


じつに国民の10人に9人が、動物愛護の観点から毛皮を買わないという調査結果もあるイギリスですが、もう一つの問題は、本物と見まごうほど良質なフェイクファーの普及により、消費者がそれらを見分けることが難しくなっていることだといいます。


いまだ「毛皮は高額」と思い込む消費者が少なくなく、本物かそうでないか迷った時に「安いのだから本物のわけがない」と思ってしまうのです。


こうしたことから、命を犠牲にしないファッションを心がけているにもかかわらず、残酷な毛皮を身に付けてしまうという事態が起こってしまっています。


イギリスの法律が守られない海外から商品を輸入している卸売業者が多く、そのようなところから仕入れている小売店の店主もまた、「こんなに安い商品が本物のわけがない」と思い込んでしまうことが多々あると同時に、店側も扱っているすべての商品について素材の検査をすることはほとんどないのが現状です。


数多くのメーカーがノーファーの方針を掲げているのは素晴らしいことですが、本物の毛皮が紛れ込んでしまうことを防ぐ対策が万全でないケースがあるようです。



~まとめ以上~