捨てられた犬たちが徒党を組んで人間に反逆するという、今までにない発想の映画のご紹介です。





この映画「WHITE GOD」は、ハンガリー・ドイツ・スウェーデンの合作で、2014年度のカンヌ国際映画祭で「ある視点部門賞」を受賞、批評家にも絶賛されている作品。

「ある視点部門」とは…パルム・ドールを争うためのコンペティション部門とは別に、カンヌ国際映画祭期間中に並行して行われるもので、あらゆる種類のヴィジョンやスタイルをもつ、「独自で特異な」作品群が提供され、世界各国から毎年20本ほどの作品が選出される。(ウィキペディアより)


映画祭日本語サイトより。
http://www.festival-cannes.fr/jp/archives/ficheFilm/id/100009237/year/2014.html

FEHER ISTEN (WHITE GOD)



ある視点

監督 : Kornél MUNDRUCZÓ
製作国: HUNGARY, GERMANY, SWEDEN
製作年: 2014
上映時間: 119.00 分
ある視点部門賞, 2014

解説

優れた種と劣等種の間の警告的な物語…。純血種を優遇する新しい法律により、雑種には重い税金が課せられることに。施設はあっという間に捨てられた雑種でいっぱいになります。13歳のLiliは自分の飼い犬Hagenを守るために戦いますが、彼の父親は犬を道に置き去りにします。HagenとLiliは、互いを探し求めますが、とうとうLiliは諦めてしまいます。一方生きていくのに精一杯なHagenは、誰もが自分の友達ではないことを理解します。彼は野良犬の集団に加わり、とらえられて収容所に送られます。犬たちはそこから機会を見つけて逃げ出し、人間に反逆します。彼らの復讐は情け容赦のないもの。人間対犬との戦いに終止符を打てるのはLiliだけ…。











こちらの映画の予告編です。


https://www.youtube.com/watch?v=-z6B2C6naJc&feature=youtu.be&list=UURX7UEyE8kp35mPrgC2sosA


昔から血統書つきの犬猫を好む人が多く、いろいろな種類が流行のようにもてはやされてきた日本。今も、毎日ブリーダーによってたくさんの命が生み出されています。

そしてその陰で、悪質なブリーダーによって闇に葬られる数多くの命。
無責任な飼い主によって持ち込まれ、保健所で殺処分される数多くの命があります。

日本での公開については不明ですが…どんなラストになるのかとても気になります。観てみたいな。