劇団ピエロ「和心」
2020年10月4日(日) の千秋楽から、約1週間と4日経ちました。






ご来場頂いた皆様・配信を購入してくださった皆様・応援してくださった皆様本当にありがとうございました!


現状ではありますが、私は今のところ特に体調を崩す事もなく過ごせております。
また、劇団様から体調不良者が出たとご連絡が10月15日現在も無い事から、まだ仮ではありますが無事終演致しましたことを、仮ではありますが!取り急ぎご報告させていただきます。
(まだ分かりませんので、念には念をね!)





新型ウイルスが蔓延し、何もかも自由に出来なくなってしまってから約半年。

本来であれば4月末に「和心」1週間後には、再び続役のリュウを頂き「降臨ハーツインヘブン」に出演予定と、とても充実した素敵なスケジュールを頂いておりました。


正直、とても悔しかったです。


和心も、降臨ヘブンも、とても楽しみだった。
和心のお話をいただいた時、とても楽しそうな公演だ!絶対に参加したい!と思いました。


私自身、元々、日本の文化がとても好きで。

学校では三味線や琴などを選択して習っていました。(今や全く弾けませんけどね!)
茶室の礼儀作法の授業もあって、お抹茶を点てる授業もあり日本文化がもっと好きになりました。
番傘や扇子などを集めて、別に使ったりもせず眺めたりしてました。
着物を着てみたい!と思い、独学で覚えました。
自分で着付けができるようになったら、人に着付けをするのがとても楽しくなり、着付けの資格が欲しい!と思い勉強をはじめました。(国家試験だったし馬鹿だったので無理でしたが!)
和裁を勉強して、衣装を作ったりもしました。



そして実際、有難いことに時代劇には今まで何回か出演させて頂いています。

着物が好きで、その好きが好きに繋がる事がとても楽しくて嬉しかったです。


今では全くその面影はありませんが(笑)

だからこそ、今回久しぶりの時代劇で、正直本当に本当に本当に嬉しくて!!
大好きな時代劇に出れる事が幸せでした。




和心に出演する事が決まったその後に降臨ヘブンのご連絡を頂いて、一度は本番が近いので…と、お話が流れました。
でも、どうしてもリュウがやりたい。どうしてもまた降臨の世界に行きたい。
和心千秋楽から1週間後に本番予定だった降臨ヘブンですが、プロデューサーに「必ず前回のリュウよりも良いものにします。」と約束をして、そして信頼して頂いて出演が決まりました。



両作品ともとても強い思い入れがあり、だからこそとても悔しかったです。


稽古ももうしており通しをするところまで来ていたのに。
私なりに完成していた役を、もう誰にもみせることはできないのか?
確かにそこに生きていたのに、生きる事が出来なくなってしまった役に対しての申し訳なさ。


本当に悔しかったです。




なので、「和心」の延期公演が決まった時は本当に嬉しかった!

「やっと生かしてあげられる!」と。
息が出来ずに閉じ込めていた役を、やっと生かす事ができる!凄く嬉しかったです。
続役としてお呼び頂いたことは、当たり前ではなくとても光栄な事で本当に嬉しかった!
とにかく嬉しかった!(笑)


「恵の沖田さんが出演できないなら再演はやらない」と主催の方から頂いた時、本当にこの役としての私を必要とされている事。誇らしく思いました。

同時に、あの時と同じように生かす事ができるのか?とても不安ではありました。



元々私が作っていた恵は、大人しめで控えめな役柄で作っていました。

W主演・Wヒロインとしてお声がけいただき
相手方のヒロインはるにゃんの役の作り方が「元気ハツラツ!」のイメージでしたので、反対に江戸時代の女性として一歩引いた、笑顔を絶やさないお淑やかなイメージで作っていきました。

その時はそれで自分の中ではかなり完成していたのですが、私の中では「初演の和心」というイメージで。もう稽古場では完成していたんですよね。
あとは舞台に立って、お客様に見ていただいて全てがハマるという感覚で。


正直、自分の中の「初演の和心と同じにしたくない!もっとちがうアプローチで攻めたい!」
が凄く強くて、1から組み直しました。
最終的には、感情がコロコロ変わり動きも大きく・気持ちが顔に出やすい・おてんばな妹キャラへと変貌を遂げました(笑)

いかがでしたでしょうか…( ´ • ‧̫ • ` )💦



初演は消極的というか、本当に一歩引いた感じでしたが
延期公演ではポジティブなものに仕上がったので、結果的にとても良い変わり方をしたのかなと思っています。



そして、一番大切にしていたのが兄との関係性。
正直劇中ではあまり深く描かれていませんので、台本にあるものだけで表現しなくてはならないのは、当たり前なのですが。

私は普段、あまり細かい事などは気にしないで、とりあえずやってみて、やっていくうちにどんどん分かってくる!みたいなフィーリング役作りなのですが
稽古期間も短いですし、一瞬で表現しなくてはいけない事がたくさんあり、さらに現代劇ではなく時代劇なので。結構細かく決めていました。


殺陣演舞と時代劇との繋ぎであるシーンでは、幼い頃に売られそうになり助けてもらうシーンを表現していたのですが
「ここまでどうやって呼ばれたのか?」
「いつ知らされるのか?」
「今まではどのように過ごしていたのか?」
など、短いシーンではありましたが結構細かく決めていました。

こういう、細かく細かくお芝居を決めるのもめちゃくちゃ好きなんですよね〜〜〜!!!(^^)


お相手して頂いてた殺陣演舞の方々・松田くんには、本当に感謝です。




私は、いつも舞台に出る時
シーンとシーンの繋ぎは、その前のシーンからバトンを受け取るように。
全て最後のセリフに繋がるように心がけていて
今回の作品では「佐々木小次郎」というセリフに綺麗に繋がるように、全ては人の為に動いているのを忘れないように心がけてます。

(こうやって書いて、今後も絶対忘れないようにしています。笑)



役者は
役を演じる者・役割を担う者
自分の役割を忘れずに、人の為に動く事。


いつもやっていると目の前のことに集中してしまいスポーンと忘れてしまうのですが、本当に大切だなぁと。

時代劇難しいな〜〜と思いながら、精進の日々でした。





こんなご時世ですから、握手会もありませんし面会もなくて、思っていることを皆さんにお伝えする場がなくて
バーーーっと一気につらつら書いてしまいました。
書いてること、分かりにくそうだなぁ!😪


すみませんm(._.)m













台詞を1対1でよく交わした方々!

私、気が向いた時にいきなりセリフを言いはじめる癖があって、何も言わないでセリフ合わせをし始めるのですが、皆さんとても優しくて本当に助かりました…。

次からはちゃんと「セリフを合わせてください」と言ってからセリフ合わせをする人間になります。



あおいさんの松は、延期前よりもお稽古の時よりも、やはり本番を通していくうちにどんどんと生き生きとしていってて、さすが表現者…と感じてました😳
とても気さくな方で、稽古場でも楽屋でもコミュニケーションが下手くそ魔神の私に話しかけてくださってました。まさしく神。



雪役のはるにゃんとのシーンは、実は結構本番近くに追加されたシーンでした✨
元はと言えば、私がビジュアル撮影の時にスカートをめくって遊んでいたのが原因です。




写真からシーンが追加されるって、それ凄いことですよね。とんでもないことだ!あざっす!



個人的に一番お世話になったのは、兄様役の松田くんです。
目の奥が生きていて、その場で生きていて、凄くお芝居するのが楽しかったです。
毎回お芝居を変えていたのですが、ちゃんと返してくれる。すっげーや。

私の中で、本編で必ずちゃんと観ておきたいシーンがラストの「花山vs花太郎」のシーンで
日に日に良くなるものですから、最後のシーンでの頼ってもらえて嬉しい気持ちが爆発しすぎて、いつの日かの公演では全然セリフが出てきませんでした。芝居うますぎかよ…。

あと個人的に凄い嬉しかったのが、場当たりの時に「ラストのシーン対象で同じ位置に立ちたいんだけど、何番に立ってた?」
と聞いた時に「2.5だよね!恵が2.5に居たから合わせた!」と言われた時にわ〜すっげ!って思いました。笑


(舞台手前には、均等に見えにくいシールが貼ってあって、それぞれ番号が振られてるんですよ。立ち位置などで大活躍!豆知識🌱)








正直、この状況下で公演が出来るとは思っても居ませんでした。

お家を出る前には必ず検温
稽古場到着したら即検温、消毒。
稽古は少数制。
楽屋も人数制限。

普段とは全く違う、これからこれが日常となるんだと改めて感じた公演でした。


本当に公演できて良かった。本当に良かった。
恵を生かす事が出来て本当によかった。
「和心」という作品が埋もれなくてよかった。




沢山の方々に、改めて感謝です。






ご観劇頂いた皆様

スタッフ様

キャスト様

この公演に関わっていた全ての方へ




本当にありがとうございました!!






















信じて待っていてよかったです。



2020.9/30-10/4 
「和心」時代劇 恵役 沖田桃果