演劇ぶっくの8月号を購入。


『幕が上がる』の舞台の記事が出ていた。


ももクロちゃんのインタビューが載ってい
るので、

てっきり舞台が全部終わってからのインタビューと思ったら、

最後に「初日開幕直前会見より」と書いてあって、ちょっとショックを受ける。


この文字を見落とすとはね。


読みながら、「何だかまだ舞台が終わっていない感じで話しているとは思ったのだけど。


ももクロちゃんのインタビューは自分の勘違いで、トンチンカンな感じを受けたが、そのつもりで読み直せば、彼女たちの気持ちは通じて来るし、楽しい。


今回のメインは本広監督だった。これは、意外と言えば失礼なことだけど、意外であった。



舞台を終わっての反省が語られているし、何より杏果ちゃんが演じる中西さんが岩手にいたことになる過程での監督と平田オリザさんのそれぞれの思いが語られて読んで良かったと思えた。


また、聞き手の人がうまく話を引き出していて、杏果ちゃんが震災を語るシーンへの監督の気持ちを読んで、またまた



だめだ泣きそうだ。泣くな。


となってしまった。


クイツクジャパンとは別の面が引き出されていて良かった。

舞台を演出するということは、大変な思いとか葛藤とか、

いろいろな苦労があるらしい。


それを承知でやるということは、演劇には大いなる魅力があるということだろう。


それはそれとして、

『幕が上がる』で随分楽しむことができた。映画が始まった頃は思ってもみなかった展開である。


ももクロちゃんに飽きるということは当分無さそうだ。永久にないのかも。