プロレス用、紙テープの巻き方講座 その11 | MOMOHIKO.PIT

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※1つ前の記事の続きです

■<11-1>紙テープのラベル、シンプルに作るならば~

さて、ここまでの<8-3>または<10ー2>の作業を行っていただくと
ビニール袋、またはアルミホイルに包まれた紙テープが
手元に出来上がっていると思われます

もし、その紙テープを投げる人が、あなた以外にいない場合
ご自身で、どの選手のための紙テープかは解ると思いますので
とくにラベルは必要ありません
(次の記事をご覧ください)

もし、その紙テープをあなた以外の第三者に配布し、投げてもらう事を考えている場合
ラベルは必要な物となります

最近ではあまり見かけませんが
ちょっと前までは、紙テープを包んだアルミホイルやビニール袋に
直接、黒マジックで選手名を書いていらっしゃる人も時々いました
これは・・・・正直、その選手名が読み難いケースが多いので、あまりオススメしません

該当選手を模した可愛いイラスト入りのラベルや
該当選手の顔写真を印刷したラベルを作成していらっしゃる人がいますが
それらは結構、手間のかかる作業になりますので
おそらく「初めて紙テープを巻く人」にとってはなかなか大変な気がします
これは巻く作業・配布する作業にある程度慣れてから、挑戦してみてください

私が「初めて紙テープを巻く人」にオススメしたいのは
「ニチバン マイタックラベル」という手書き用のラベルのシールです
多分、これが一番シンプルで
かつ、大量生産しやすいのではないかと思います
「ニチバン マイタックラベル」は、ある程度大きい文具店であれば、どこでも売っていますし
AMAZONで大量購入(10袋等のまとめ買い)することも可能です



私がよく利用しているのは
この「ML-2」という規格です
これは、縦25mm×横38mmのシールが1シートに8枚付いています
1袋に15シート入っているので、シールは120枚あります
このシールに選手名を書いて、紙テープを包んだアルミホイルやビニール袋に貼るだけで完了です

もし、もう少し横長のラベルに書きたいという方がいたら



この「ML-8」という規格はいかがでしょう?
前述の「ML-2」と同じく、1シートに8枚、15シート=120枚 というタイプですが
シールのサイズが、縦18mm×横50mmなので
横長の1行で選手名を書き込むこともできます

「ニチバン マイタックラベル」には
1枚のシールがもっと大きい規格も色々とありますので
ご自身のイメージに合うサイズを店頭で確認する~というのも1つの手だと思います


■<11-2>何故、紙テープにラベルは必要なのか?

紙テープにラベルを付けるのは
「あなた以外の第三者に配布し、投げてもらう事」を前提としているからです

ラベルを作らなくても
「配布する時に『この紙テープは、●●選手に投げてください』と言えばいいんじゃないの?」
と思っている方は、考えを改めてもらった方がよいかもしれません
紙テープを配布させていただく想定のお客さんというのは
リングサイド1列目、2列目のお客さんが、その対象になる可能性が高いです

そうすると必然的に
リングサイド1列目、2列目のお客さんは、色んな選手のファンの方から
色んな紙テープを受け取る事になります
1興行に、10個(10選手分)以上の紙テープを受け取る事も珍しくはありません

そんな状態の中で「この紙テープはA選手で、この紙テープはB選手で・・・」と
10個(以上)を全部覚えろ~というのは
これから観戦を楽しもうとしている人に、あまりにも迷惑&失礼だと思いませんか?

もしかしたら
「この配色の紙テープは、あの選手の色に決まっているじゃないか?」
と変な思い込みを持っている方がいるかもしれませんが・・・・
リングサイド1列目、2列目のお客さんが
全員、その団体のコアなファン・・・であるとは限りません

・知人に誘われ、今日初めてこの団体を見に来た人
・知人に誘われ、プロレス自体を初めて見に来た人
・何らかの関係で、知人からチケットを譲り受けてしまった予備知識のない人
などである可能性も十分あるのです

だから最低限のマナーとして
その紙テープが、どの選手の物なのかが一目ですぐに解るようにすべきですし
可愛いラベル、カッコいいラベル~を作る事を目指すよりも
「大きく読みやすい文字で選手名が書かれているラベル」を
まずは作るようにしてみてください

(続け)