今回は、自分の体に合った椅子の見分け方についてお話します。

 

 私たちが靴を買うときにつま先と踵の隙間を気にするように、椅子を選ぶ時も見分けるポイントが3Fig15-1の①~③)あります。

 〈Fig15-1 不良坐位を見分ける3つのポイント〉

 

 まず①は椅子の前端と膝裏が45cm(指幅3本分)離れているのがベストです。

 もしあなたの体よりも小さな椅子に座っていたらFig15-2左図の黄色座面)この隙間が広くなります。やはり体に接している座面積が広いほどリラックスできます。

 

〈Fig15-2 椅子の大きさと座位姿勢の関係〉

 

逆にこの隙間がないと言うことは、あなたよりも椅子が大きいことになります〈Fig15-2 右図の黄色座面〉

例えば幼児が大人用のダイニングチェアに座ると、この現象がみられます。体を支えてくれるはずバックレストが使えない(青▽)ということは、椅子に座っていても台に座っているのと同じことになります。

また膝裏には、大きな血管や神経が通っていますので、常時、圧迫されることは血行・神経障害による浮腫みや痺れを誘発するきっかけになります。

 

 楽に長く座り続けるためには、自分にジャストフィットな椅子〈Fig15-2中央図〉を使うことが一番なのです!次回は2つ目のポイントについてお話します。

 

また木曜日にお会いしましょう。

 

令和元年95日 ももはクリニック石坂 作業療法士 串田 英之