休薬による放射線治療
どちらが効果があるのか。
これは未だに謎です。
当初医師からは、効果は変わらないと言われていますと聞かされていました。
それはそう言うしかないでしょうね。効果が違うならみんな注射は躊躇するでしょ。
もし効果が変わらないのならばタイロゲンを使う主なデメリットは金銭面、通院面の2点だけだと思います。
金銭面は前にも書いた通り、一発3万円くらいする注射なので2回打つと6万。加えて入院による放射線治療じゃない場合は注射日2日間、通院が必要なので遠方から通院する方には向かないです。
休薬のデメリットは、休薬することにより癌を刺激することと、甲状腺機能低下症になることです。
甲状腺がんがまだ残っているもしくは疑わしい方はおそらくtsh を低めにするべく甲状腺ホルモンを多めに摂取しているはずです。
なぜなら、
甲状腺ホルモンが足りない
→甲状腺ホルモン出さなきゃと脳みそ反応
→甲状腺刺激ホルモン放出
→甲状腺(がん)刺激される
の図式になるからです。
甲状腺と高分化の甲状腺がんは同じような性質があると言われているので、放射線治療前にはわざと上記のような状態を作り出し、かつヨード制限をすることによって甲状腺がんが放射線ヨードを吸収するように仕向けるわけです。
言い方変えると、喉が乾きまくってるところに放射線付きの水飲ませて吸収させまくるみたいな感じ!?
甲状腺ホルモン接触をやめると当然低下症にはなるのですが、この低下症の出方は人によって違うそうです。
私は一回しか低下症を経験していませんが…
怖すぎて二度とごめんです
少し先の話ですが、医師からタイロゲンと休薬だともしかすると効果が違うのかもしれないと言われます。
言い方的には、かもしれないレベルで、毎回思うのですが甲状腺癌の治療って手術以外はあまりデータがないのかなと思います。
予後が良い癌の場合、あまり研究が進まないのでしょうか?
私の場合はタイロゲンでも休薬でも放射線の効果はありませんでした。
そのため未だに謎なのです。