母の顔、女の顔 | パンと蜜をめしあがれ

母の顔、女の顔

PCの前に座って、アメブロの管理画面に行き

さてと、何書こうかな、と思った時に

すぐに思いついたことは、子ども達のことで

なんだか、こんなことで

あ~私って母親なんだなぁ…としみじみ思いました。


女性は、母としての顔、妻としての顔、女としての顔があると

よく言うけど、ほんとその通りだと思う。

不倫をしている人がよく言いますよね。

「彼の前では女でいられる」って。

不倫を認めるか、認めないか、は別として

そう言いたくなる気持ち、すごくよくわかります。

ほんとは旦那さんの前で女でいられたらいいんだけど

家族になってしまうと、だんだん女としての自分を

出しづらくなってきちゃうんだよね。

それでも、旦那さんの前で自分が女であること、

また、女な自分を出せるようにするのは自分次第だと思うけど。

でも、相手があってのことだから、そうもいかない。

女であることを誰からも意識されず

そうして、自分でも女であることを忘れそうになるのは、すごく怖い。


私も旦那はいないけど、すごく、怖いです。

だって、誰かに何かを話そうとしたときに

子どものことしか思い浮かばないんだもん。

母親の顔をすることが、当たり前になってるんだもん。


そのことを思うと、なんだか無性に悲しいけど

だけど、これは自然なこと。

女でいるためには、男の人が必要だけど

わざわざ女でいるために男の人を探そうとは思わない。

この人の前では女になってしまう

そう思えるような人と巡りあえたらいいな、と思う。

もし、巡りあえたら、

私はその時に思う存分、女になろう。




最近、私が仕事に出かけるとき

「いってきまーす」と声をかけると

娘が「鞄は持った?カギは持った?気をつけてね」と

まるで母親のような口ぶりで言う。


女はこんな小さなときから、

母親の顔をする練習をしてるのかもしれないね。