みなさん、こんにちは。
私は濾胞性リンパ腫とわかってから半年が経ちました。診断後も自覚症状がないため、全く普通に生活しています。仕事をして、ランニングをして、おいしいものやお酒を楽しんでいます。
普段は病気のことを忘れている時間もけっこうあります。

ただ、ふとした拍子に昔の楽しかった思い出などがよみがえるとき、「もう決してあの頃の自分には戻れないんだ」と感じます。

これは、治癒することのない病を得た身でないとわからない感覚です。
心の奥底にある自分の深い悲しみを覗き込むとき、目を背けたくなります。

でも、見ないふりをしても現実は変わりません。
だから少しでも、今からでも楽しいことをしようと、自分を奮い立たせるしかありません。
それもまた、実はとても悲しいことですが、生きている限り受け止めていくしかありませんね。