こんにちは。


 

今月は立て続けに2回九州に行かせて頂く事になりました。


雪国から火の国熊本へ。

 

ありがとうございます。おねがい

 

そのときにどうしても私が行きたかった場所が熊本県の益城です。

 

熊本空港から近くにある街は、

 

2016年の4月16日熊本地震で大きな被害があった場所です。

 

約4年経ちどうなっているのか?気になっていたのです。

 

震度7を2回も記録した益城町に行って見ました。

 

震災から半年後に訪れた益城町は

 

全壊した家がそのまま放置され、

 

解体業者が足りず、順番待ちの状態だと言われました。

 

家庭ゴミが集められ、区分けされている最中で、

 

震災発生から半年たっても、まだこれほどの状態なのか!と驚きを隠せませんでした。

 

そのときの様子はこちらをごらんください。

 

そして、3年10ヶ月経った今は、どうなっているのでしょう。

 

一番被害の大きかった宮園の近くの道路です。image

(現在の写真)

壊れた家は撤去が進み、道路の拡張のため家が後ろに下がっているようでした。

 

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(現在の写真)

この道路、空港への通り道だったり、工業団地がある益城への

 

通勤路でもあるため、交通量が多いのです。

 

 

震災から半年後に解体工事をしていた十字路近くのお宅は、

 

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解体され、空き地になっていました。

 

被災されたみなさん、再建されたり、街を移転されたり、

 

災害復興住宅へ住まれたりしています。

 

テクノ団地という場所が避難された方の住宅になっていましたが、

 

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仮設団地の空家も多くなっていて、

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「空室」の張り紙もあちこちに見えます。

 

 

 

 

 

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高齢者への見守りもおこなわれている黄色い旗も見かけました。

 

近年災害が続き、熊本地震への関心が薄らいではいないでしょうか?

 

まだまだ復興途中であり、

 

再建に向け心を痛めている方がいることを忘れないでいただきたいと思います。

 

復興は多くの方が関心を持つ事で、早まるのです。

 

人の意識が集まると、人の力もお金も集まる事につながります。

 

熊本地震の復興はまだ途中です。

 

私も中越地震で被災し、復興の姿を見てもらうために

 

地元からの発信「お米つくり」を始めました。

 

多くの災害がその後も起こっていますが、

 

復興への道のりは長く、忍耐のいるものです。

 

住み続けられる、住みたい街にするための

 

復興まちづくり計画を策定してます。

 

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街に残り、復興を後押ししてくれるお店やクリニックも沢山あります。

 

これからの益城町のまちづくりに気を止めていただけたら幸いです。

 

 

熊本地震で被害を受けたのは、ここだけではありません。

 

象徴する建物が、熊本城です。

 

震災から半年後は、白いシートがかけてあった石塀です。

 

加藤清正が築いた石垣、武者返しの曲線が美しい名城でした。

 

現在のも石垣の修復が行われていて、

 

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櫓の下が崩れたまま。



天守閣は修復中です。🏯

 

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石垣がコンクリートで覆ってしまった場所も。

 

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網で崩れを防いでいる場所もありますが、

 

まだむき出しのままの場所も。

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震災時に、修復に20年かかるといわれましたが、

 

石垣の数も多く、石の保管場所もどうするか??まだ作業段階のようでした。

 

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一つ一つ、ナンバリングをして保管するだけでも、大変な作業です。

 

熊本出身の放送作家さんは、

 

「熊本復興のイベントもまたやります」と言っていました。

 

継続的に現状をつたえ、地元のニーズと都会が出来ることのマッチングは

 

今後も必要だと感じます。

 

間もなく、熊本地震発生から4年。

 

多くの方が以前の生活に早く戻り、新しい生活を築けますように。。

 



被災地の姿は自分達の未来の姿。


どう復興していくのかが自分の未来です。


みなさん、熊本のことを忘れず、

 

熊本に関心を寄せて頂けたら、幸いです。


 熊本の現場を見せてくださった、


横山さん、田口さん、松並さん、、、


ありがとうございました。