カエルの小指

道尾秀介さんのカエルの小指


カラスの親指の続編です📕


元詐欺師で、いまは実演販売を仕事にしている武沢が、中学生の女の子キョウと出会って、昔の詐欺グループが復活して・・・というお話です。


ハラハラドキドキ、二転三転する展開です。

どのキャラクターもキャラがたっていて面白く、映画を見ているようで一気読みです。


カラスの親指の内容をほとんど忘れていたので(どんでん返しが多かったこと以外)、再読したくなりました。



殺戮にいたる病

我孫子武丸さんの殺戮にいたる病

猟奇的殺人がおこり、3人の登場人物の視点から、事件が語られていくミステリーです。

読了したのですが、けっこうしょっぱなからエログロ描写にうっっっ無気力となりました。

評価が高かったので借りたのですが、こんなにグロいとはネガティブ

でも評価高いのは理由があるはず!と思って読み切ったら、最後、呆然としました真顔
いや、ぽかんかな。

全てを覆されて、やられた〜、これは評価高いわ!となりましたグラサン

でも細かい答え合わせがよく分からず、でもグロいので読み返す気にはなれず、解説を検索してしまいましたくるくる

叙述トリックってやつですね。
映像化できないやつですね。


グロいの平気な方はぜひスター

グロい内容つながりで、道尾秀介さんの向日葵の咲かない夏を思い出しました。
これも読むのキツかったな・・・



ボトルネック


米澤穂信さんのボトルネック


自分がいない代わりに姉がいる世界、にワープしたリョウ(男子)。

姉のいる世界では、自分の世界より物事がうまくおさまっている。

その世界の違いをつきつけられ、絶望していくリョウ。


タイトルの意味が分かったときは悲しかったです真顔


そしてラストはつらかったです。

リョウは母親の言葉をどう捉えるのか。

私なら絶望してしまうけど、リョウには強く生きてほしい・・・


つらい話だけれど、やっぱり米澤さんはオススメです花



いまさら翼といわれても

米澤穂信さんの古典部シリーズでした。

6弾あるうちの6弾目から読んでしまいました。

サラッと読めます。青春真っ只中の高校が舞台ですが、どこか暗いミステリー。短編集です。

折木ホータローはじめ、登場人物のキャラが良いです花

短編の2つめの鏡の話は、他のアンソロジーで読んだことありました。

読みやすいし謎解きも面白いので、シリーズ制覇したいですにっこり






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