恐るべきことが着々と進んでいます。

 2022年度から、高校の保健体育の科目の中に「精神疾患の予防と回復」という項目が入ることになりました。

 授業開始に向けて、専門家たちによる準備として、教師向けのホームページもできています。

こころの健康教室 サニタ

https://sanita-mentale.jp/general/

 

 

 会員登録をすると、いろいろな情報を見ることができます。

 中でも圧巻なのは、「各種教育教材」として紹介されている、精神疾患(統合失調症、うつ病、不安症、摂食障害)をアニメーションで説明しているページでしょう。

 

 疾患すべてのアニメーションを見てみました。

 内容はじつに単純。結局、「専門家」につないで、数カ月、数年後、症状が改善してめでたしめでたしといったもので、それ以上でも以下でもありません。そして、「専門家」がどのような「治療」を行ったのかは一切語られず、ともかく、「専門家」に行けば解決するという内容です。

「専門家信仰」ここに極まれりといった感があります。

 疾患説明も、少し前、もっと小さな子ども向けに作られた(ばかばかしい)絵本『そらみみがきこえたひ (こころの病気がわかる絵本―統合失調症)』、『あさ おきられないニワトリ (こころの病気がわかる絵本―うつ病)』(宮本雄吾著)と同様、これまたじつに低レベルな作りです。

 学校の先生はこういう教材で精神疾患を勉強し、それを生徒に教えるわけです。教材には、いかにこの教材が役立っているかを吹聴する養護教諭のインタビュー映像もあります。

 学校ぐるみ、文科省ぐるみ、厚労省ぐるみの、「精神医療につながれる子どもたち」大量生産作戦です。

 数年前の「精神疾患の早期発見、早期介入」が再び、より具体的なかたちをとってよみがえってきました。

 主導しているのは、相変わらず、東邦大学病院の水野雅文医師です。

 こんな「適当」な教材で、精神疾患教育を行って、いったい誰が得をするのか。

 精神医療につながれるだけの子どもたちでないことだけは、確かだろうと思います。

 

 そして、一つ不思議なのは、ここには「発達障害」の「は」の字も出てこないことです。

 

 情報をお待ちしています。

kakosan3あっとgmail.com