イタリア3大歌劇場の一つサン・カルロ劇場の見学ツアーに参加しました
ミラノのスカラ座、ヴェネツィアのフェニーチェ座と、このナポリのサン・カルロ座
ヨーロッパで現役最古の劇場がこのサン・カルロ劇場創設は1737年
公演がない時は内部を見学する ことが出来ます一日に何度か見学ツアーがあり
決められた時間に入口に集まると ガイド付きで回れイタリア語と英語で説明してくれます
みなさん前でしっかり説明聞かれててチョロチョロ写真撮ってた私と大違い椅子はフカフカでした
凄く感じイイガイドさんで、30分おきにツアーあったので声が枯れてきてました
イタリア語と英語、両方で説明するのは喋り続けないといけない為大変そう
でも、最後まで笑顔で本当に素敵なガイドさんでしたアリガトー
めちゃくちゃ気になったのがこの、ボックス席全部に付けられてる鏡ズラーーーっと
全てが国王 陛下の座るロイヤルボックスの方を向いています
アンコールなどロイヤル席より先にしてはいけないという決まりがあったらしく
ロイヤル席の様子を伺う為の鏡だそう
王様を見て王様がもし拍手を始めたならば,観客全員が拍手
お立ちになってブラボーとお声をかければバルコニーの紳士淑女も総立ちになる 仕掛け
サン・カルロ劇場の建物は当時流行していた新古典主義様式
バルコニーの手摺をはじめ至るところに古典的なレリーフ装飾が施され
舞台を真正面から見える位置には王専用の桟敷席王国の栄光と威厳を感じます
凄いでしょこのお席↑実はここにも行けるんです
上まで上がり、このお席からの眺めは王になった気分最高です
ドーーーーーンとこの眺めどうですかステキでしょ
椅子は座面と背もたれが布貼りの木製の椅子
特別に豪華ではなくむしろ、客席の方がはるかにどっしりと座り心地が良かったです
後ろは脚が高い椅子でした鏡に写った自分をパチリ
ガイドさんが舞台下の扉を開けてオーケストラボックスを見せてくれました
一段低い場所で、オーケストラが演奏します(画像お借りしました)
は~凄すぎてキョロキョロし写真もいっぱい撮ってしまい皆さん見るの疲れてきましたよね
去年の夏にヴェローナでの野外オペラ『Aida(アイーダ)』→コチラ
こちらも迫力あって凄く良かったぜひ、このサン・カルロ劇場でもオペラ観たいです
そして日本に帰ったら劇団四季を定期的に観に行きたいミュージカルもいいよね
劇団四季は動きの一つ一つが素晴らしく声も凄いと改めて、感じたのです
サン・カルロ劇場の前に <ウンベルトⅠ世のガレリア>があり、工事中でした
劇場前のツリーも輝いてました今日は阪神・淡路大震災から22年、あの日の事は忘れません
丘の上からの景色へ・・・つづく