みなさんこんにちは~!
インドネシアの片田舎で癒しあるゲストハウスを営む日本人マダム まみーです。
またもや日にちが開いてしまいましたが、遊びに来てくださる愛読者の皆様に感謝申し上げます。
怒涛の8月がやっと終わりましたねぇ~!
たくさんのゲストに恵まれて、ウハウハの収入をいただけた8月でありましたが、その分準備や後片付け、また気持ち的にもいっぱいいっぱいで疲れました。
ブログを書く余裕すらなかったのですが、前回のブログから今日に至るまでに、日本人のお客様が6人もお見えになり、楽しくもハラハラドキドキの時間を過ごさせていただいておりました。
また、たくさん利益がある時だからこそできる備品の買い替え。
色褪せたシーツとかタオルを一新いたしまして、古いシーツからテレビ台のカバーやら、シャワー室前の足拭きマットを縫ってみたりしました。
最後はまみーがGoogle mapで音声付きの誘導を開きまして、なんとか到着することができました。
”山の下みなとランド”
つっこみどころしかない初老のタクシードライバーさんでしたが、最後に間違えて入った小道でメーターを止めてくださいました。
地方ならではの温かい方でしたし、こういう経験も悪くはなかったのかもしれません。
アップした写真は2枚ですが、メチャクチャ広かった~!
そうそう、思い出した。
公園の中の遊具に、幼児なら3人ぐらい一緒に乗れる大きなかご状のブランコがあったんです。
おこちゃまたちが乗ったら自動では動かないので、親御さんたちが手押しで揺らしてあげるスタイルなんですよね。
人気がある遊具だから、大体ずーっと順番待ちの列ができているんですけど、建て看板がありまして注意書きがしてあるんです。
「お手数ですが、次の人が並んでいる場合は、1組20回で交代していただけるようお願いいたします。」
というような内容だったかと記憶しています。
それをね、ちゃーんと日本人の皆さんは守るわけですよ。
順番に並ぶこともすごいけど、自分たちの番になったら、ブランコを押してあげる親御さんが声を出して数えるんです。
「いーーーち、にーーーーい、さーーーーん・・・・。」
そして、きっかり20を唱えたら、ゆっくり減速をして籠に乗っている子供たちを下ろすという。
すばらしいよね!!
ザ、日本。
こんなこと、日本でしかありえないですから!!
監視している人がいるわけでもないのに声を出して数え、しかもその数字きっかりで次の方に交代しちゃうという。
凄すぎる!!
日本人ってどんだけ几帳面なのって思った瞬間でした。
そして、ご多分にも漏れず同じようにそれをするまみー。。。
やっぱり、まみーも日本人
みなさんこんにちは~!
インドネシアの山奥で日々歯磨きに勤しむ日本人マダム まみーです。
本日もご訪問いただきありがとうございます。
海外での医療って結構深刻ですよ。
いろんな病気になった時に、日本の皆さんは腕のいいお医者様、お薬、検査機器が揃っているから、治りも早いでしょうし、病気になる前から日本にはいろんな検査ができて、予防医学も発展していると思います。
インドネシアじゃ、気が付いたらもう『旅立ってた・・・』
なんて人があまりにも多くて、何って薄命な人が多いんだろうってびっくりすることしばしですけど、やっぱりインドネシアの医療費ってバカ高いイメージがあるから、一般的にはどうしても最後の最後まで我慢してしまって、気が付いた時には「時すでに遅し」というパターが多いです。
後は、私腹を肥やすドクターが多いっていうのも、問題ですかねぇ。。。。
あら、いやだわぁ~ 怖い現実
歯医者さんも似たり寄ったりなんじゃないかと思います。
本当に技術のある良心的なドクターに巡り合えばいいけど、なかなか探すのは簡単じゃないですよね。
まみーは奥歯に問題がありまして、地元(フローレス)の歯医者さんでは
「歯の壁が薄すぎて、これ以上は削れません。抜いてインプラントにするか、入れ歯にすることをお勧めします。」
と言われてしまったんです。
また、その歯医者さんは入れ歯は作れるけど、インプラントはできないと。
インプラントにするなら、バリ島かジャワ島に行くのをお勧めしますということでした。
バリ在住のブロ友さんにお願いして、バリ島では歯科医療どのぐらいの金額になるのかご存じの歯科医に聞いてみたのですが、(状況にもよりますけれど、おおよそ)
インプラントが1本 約20万円
奥歯の根治治療1本 約6万円
メタルクラウン1本 約4万円
簡単な詰め物 約6千円強
いずれも検査・薬代は別
とのことでした。
ちなみに、ここは「日本よりも安いです」と豪語しておりました
<まじかい?
そりゃさぁ、歯医者さんにもピンキリがあるだろうから、確かに日本の高級な歯医者さんと比べたら安いのかもだけど、こんなに目が飛び出しそうな金額で治療を受ける人がいるんだろうかと、思わず疑いたくなってしまうのですが、それでもきっとインドネシアの金持ちはそういうところへ行って治療してもらうんでしょうねぇ。
ちなみに、インドネシアにもBPJS(日本で言うところの国保)という国が支援してくれている医療保険があるのですが、これが結構くせ者で、自己負担0%なので、簡単な治療しかしてくれないんですよ。
(地方には、あんまり腕のいい歯医者さんがいないです)
ちょっと手間のかかる治療は、個人経営のドクターに行くようにいわれるわけで、そうなると、自己負担100%
ドクターの好みで(お金持ってそうな人にはそれなりの金額を上乗せして・・・)金額が決まってくるので、外国人なんて聞いたら一桁多めの金額を言われるのではないかと、かなり恐ろしいんです。
また、インプラントについても初めてなので、インドネシア在住歴の長い友人に聞いてみたのですが、なかなか腕のいい歯医者を探すのが大変だということでした。
見つかればいいけど、見つからないで適当に施術されたら、かえって大変なことになると
高額な出費をしたにもかかわらず、具合の悪い歯を使い続けることになるとかは絶対避けたい。。。
もう、それならいっそのこと日本行きが決まっているから、日本で良い歯医者さんを探して治療してもらおう。
絶対その方がいいはず!
と、日本一時帰国を首を長くして待っていたのでした。
という訳で、本日のブログは日本一時帰国期間中(6月下旬から7月にかけて)に新潟の歯医者さんにお世話になった時の回想です。
7月4日(木)この日は、例の歯医者さんでかぶせ物の技工物が仕上がり、取り付けてもらう日でした。
こちらからの続きになりますので、お時間のある方はこちらからどうぞ!
この歯医者さんには、合計3日お世話になりました。
検診していただいた初日、全顎のレントゲンと必要箇所の部分レントゲンを撮り、モニターでそのレントゲンの様子を見ながら、私の歯の状態と、今後予想される状況を詳しく説明されました。
そのうえで、歯磨きの重症性と正しい歯磨きの方法についても時間をかけて丁寧に指導してくださっていたのですが、2度目に行った時には「私の歯磨きをもし採点するなら、100点中40点で落第点だ!」と言われました。
そしてこの3度目の日も、診察を始めてすぐに私の歯茎と歯の様子をチェックしてみて、医院長は怒り始めました。
「僕言ったよね、ちゃんと歯磨きするようにって。これ、毎日どのくらいの時間磨いてるの?」
まみー;「えーっと、5分ぐらいかと。。。」(遠慮がちに答えての5分です)
医院長;「最低でも20分って教えたよね? 専門医がそう教えたのに、あんた何様? 医療従事者に対する冒涜?」
言い訳をさせて頂きますと、初日の診療で歯石除去をしていただき、歯茎の部分まで結構ぐりぐりされて痛かったんです。(血まみれ~の血みどろよん)その後もインドネシアから持参していた歯ブラシの質があまり良くなくて、歯茎にあたると血が出るし痛いしで、ちょっと耐えられなかったんです。
医院長は相当まみーに腹を立ててたんでしょうねぇ。
ないしは、まみーの治療を始める前になにか嫌なことがあっての八つ当たり?
治療の際にもわざと口を大きく開かせるように、無理やりグーッと押されたり。。。
ちょっと普段ではできない体験をいたしました。
その後もいろんな暴言を吐かれましたし、治療が終わるまでメチャクチャまみーの存在を否定されました。
「クソババア」
と、年上の人に言われたのも初めてかも。
その時の様子を事細かくご紹介することはできるのですが、あまりにもつらくなるのでこの辺でやめておきます。
とりあえず問題だった左上奥歯は、2歯連結したクラウン(クラウン・ブリッジ)をかぶせていただき、無事治療を終えることができました。
保険適用銀歯(クラウン)2本分(取付料込)¥12,900・・・1本なら¥6,450
初診料その他3日分合計治療代 ¥20,860(国保加入で自己負担30%の金額です)
歯ブラシやフロス、歯間ブラシも購入しておりますが、2千円ぐらい。
バリの歯医者さんを利用していたら、2本で¥80,000以上になっていたであろうことを考えると、どれだけ良心的なお値段であったかと思います。
しかし、心の傷は癒しが必要で・・・治療の帰りはバスを使わず歩いて万代橋を渡り、信濃川の水面を見つめてみたり、イトーヨーカドーにあるダイソーで気晴らしのショッピング。
色とモフモフに癒されて買ってしまった
ぬいぐるみ型ペンケース
それでも、まだまだ沈み切ってしまった気分は一向に上昇せず、近場にある銭湯に行くことにしました。
その銭湯は昔ながらの銭湯で、お客さんは周辺にお住いの顔馴染みさんばかりのような所でした。
番台に座るおばあちゃんはお年を召され過ぎていて、計算を面倒くさがり、お客さんに釣銭計算をさせるのです。
大人480円 子供150円 だから、合計630円 700円お支払いでお釣りは…?
古き良き時代の銭湯のお湯は、グラグラと茹で上がる熱い窯から出てきたばかりの熱湯で、小学生の娘はとても浸かれる温度ではありません。
あまりにも熱すぎるので差し水を試みるも、常連さんが
「あんまり(水を)入れ過ぎると、怒られるわよ!」
と助言をしてくださいまして、結局娘は体を洗うだけで精いっぱいでした。
蛇口も昔東京で暮らしていた頃にはしごをしていた銭湯と同じでした。
何十年前の話?
押すタイプです。
ええ、よくスーパー銭湯で使われているTOTOなどのお洒落なタイプではありません。
アメリカ横断クイズで利用されていたような赤と青のプラスチックの丸い蛇口で、劣化したその色が長年使われてきたことを表していました。
娘が湯船に入れず蛇口のお湯だけでバシャバシャしていると、番台のおばちゃんがおもむろにやって来て
「お水入れなさい!」
というのです。
話が違うがな・・・。
まぁ、でも、こういう銭湯に娘のような子供さん達が来る機会って本当に減ったんだと思います。
だから、珍しいやら、嬉しいやらで、常連さん達にも声をかけられましたし、番台のおばちゃんに至っては
おばちゃん;「ママに内緒で、冷蔵庫から1本飲み物持っていっていいわよ!」
まみー;「そんな、申し訳ないです。。。」
おばちゃん;「お母さんに言ってないわよ、娘さんと話してるの!」
日本語をあんまり理解していない娘は、いろいろ話しかけられたのですが、どう答えていいかもおぼつかずこのおばちゃんとはほぼ会話が成り立たなかったのですが、最後にはオロナミンCをお土産にいただいて帰ってきたのでした。
役得・役得
そういうやり取りをさせて頂きながら、なんだかほっこり。
まみーは熱湯でもざぶんと銭湯のお湯につからせていただき厄落としもできました。
そうしてなんとか気分を持ち直して次男のアパートに戻ることができました。
今回、まみーは歯の治療費が高騰することを非常に恐れていて、日本一時帰国前に
「どうか良心的な歯医者さんに出会いますように!」
とたくさんお祈りしていたので良心的な価格で治療をしていただくことはできました。
しかし、もし次の機会があるならば「良心的でさらに優しい癒されるドクターに出会いますように」とお祈りしたいと思います。
みなさんこんにちは~!
インドネシアの片田舎で3食昼寝付きを優雅に味わう日本人マダム まみーです。
本日もご訪問いただきありがとうございます。
世界中どこでも時間というのは12進法であり、時間そのものは変わらないはずなのに、日本とインドネシアとでは時間の流れが全然違うと感じてしまうのはまみーだけでしょうか?
何で日本って、あんなに時間が流れるのが早いの?
何で日本人って、あんなに時間に厳しいの?
インドネシアで21年間も暮らしていると、こののんびり感に侵されてしまって、日本の「急かされる感」がどうにも苦しく感じるようになってしまいました。
日本にずーっといらっしゃる皆さんは、それが当たり前だから、
まみー 何言ってんの?
となること間違いなしなのですが、どう考えてみたって、日本の方が特異ですから!!
世界基準で考えてみても、日本の時の刻み方、ちょっと異常だと思います。。。
電車やバスの時間があまりにも正確なことから始まり、なんというか几帳面過ぎですから!
ゲストハウスに新採用したスタッフや長男の大学などでは、卒論が終って卒業見込みが決まった段階で就職を探し始めることができるのですが、(おい、そこからすでに日本とは違うぞ!)卒業式は、その後何か月か後になります。
それから、卒業証書はそのまた何か月後にいただくことになるんだそうです。
はぁ?
と、思いません?
日本じゃありえないでしょ?
だから、大学によっては卒業証書いつもらえるのか分からないし、下手したら郵送してもらったりもするらしい。
これ、夫くんに聞いたら、アメリカもそんな感じだそうです。
だから、日本はきちんとし過ぎなんですよ。
もうちょっとちゃらんぽらんがあった方がいいんじゃないでしょうか?
変な提言だけど。。。
しかしねぇ、まみーだって、生まれも育ちも日本ですから、日本へ帰れば日本の時の流れとか、そういうきちんきちんとしたものに乗ることができないわけではないんです。
むしろ、遺伝子レベルでそれを覚えているので、日本ではかえってそれに従おうとして疲れることの方が多いです。
さぁ、それでは本日のブログに参りましょう。
只今、6月下旬から7月にかけて日本一時帰国した際の思い出日記を綴っているのですが、本日は7月3日(水)の頃に経験した内容です。
もはや、正確な日程ではないかも?
インドネシアで生活している時には、有り難いことに毎日お昼寝時間をいただいておりまして、時間セレブな生活をしているわけなんですが、日本へ行ったらどうした訳かせかせかと動き回ってしまうんですよね。。。
なんでなんだろう?
インドネシア生活では、お手伝いさん付きお昼寝付き生活に慣らされていたのに、日本へ帰ると一気に形勢逆転。
自分がお手伝いさんになったんじゃないかと思うような生活になります。
(日本の皆さんすみません)
炊事・掃除・洗濯・買い出し・子供の送り迎えなどなど、全部ひとりでこなしていらっしゃる日本の皆さんにとっては、当たり前のことを今更なに?と思われるかと思いますが、それらを普段こなしていないのに急にやり始める、しかもお昼寝もなしとなりますと、結構どころかかなり疲れます。
それでも、体は覚えているから無理やり動いてしまうわけですよね。
そして、ついに体が悲鳴を上げ始めるのでした。
もーだめ。
も~動けない、動きたくない。。。
たまたま息子のアパートの近くに「整体」がありまして、
通常価格¥8,000
のところを、
お試し割引¥3,000
とか見ちゃうと吸い込まれるようにして入りたくなっちゃうわけです!!
こういうのある種の魔法だと思いません?
<商業戦略に負けてるだけとも言う。。。
そもそも「整体」なんて、マッサージの延長ぐらいにしか思っていなかったのですが、そこはちょっと違うんです。
ほとんど体に触らないんですよ。
そこでは、特許を取られているとおっしゃってましたが不思議な形の枕と足枕がありまして、それを使って数分横になります。
そして、体温よりも温めてある小石?の入った重りの袋を骨盤のあたりに乗せました。
整体師は首元を軽くちょこちょこっと触り、足首をちょこちょこっと触る程度で施術おしまいでした。
なのに、起き上がった時には、それまでにあった痛みが和らいでいるという不思議な現象が!!
狐にでもつままれたんじゃないかと思った瞬間でしたね。
魔法使ったの?
と、おもわずつっこみたくなるほどだったんです。
日本にも魔法使いは存在したんですね
<え?
私を担当してくださった整体師さんが言うには、
「歪んでいた骨の位置を、元の位置に戻しただけです!」
うおーーーー
そ、そんなに違うんですか?
現在の私たちの体は、昔の人たちが使わなかった便利な物(携帯とかPCとか)を使うようになって、それまでとは違う首や腰に負担のかかる姿勢をすることが明らかに増えてきているそうです。それプラス、食生活の影響も大きいそうです。
私も大好きなので他人事ではないですが、必要以上に甘味料を摂取するようになって、「体が冷える」ようになる。つまり、血液の循環も良くないと。そうなると、必要な栄養素も体内に運ばれなくなるから、さらに悪循環がもたらされと、まぁ負の連鎖になるわけですよね。
<整体で食事指導までされるとは思いもよらなかった。
まぁ、1つの事だけで腰が痛い、体がつらい、となっているわけではなくて、いろんな原因が複合して今の現状を生み出しているので、その一つ一つを見直す必要がありますよとおっしゃりたいんだと思います。
はい、ごもっともです。
しかしまぁ、たった1度の施術(といっても、特製枕で数分横になっただけ)であんなに体が楽になるなら、もう1回行きたくなりますよね。
<はまってきた!はまってきた!
ですが、そこは会員制の整体だというのです。
会員にならないと、1回¥8,800(税込み)になのですが、会員になると、クレジットカードからの月極引き落としとなり、月会費(¥7,678税込み)さらに、1回¥3,850(税込み)でのご利用となります。
あんまり疲れがたまっていて、もういっそのこと新潟在住残り2週間弱でも会員になってしまおうかとまで考えたのですが、いつものようにその先が少々気になりまして、
「あのー、1か月で会員をやめた場合はどうなるんですか?」
と、聞きに行ったらですね、
退会費用¥15,000 になります。
と言われて、おずおずと戻ってまいりました。
優秀な魔法使いはビジネス上手でもあったんだねぇ。
<会費と退会費にビビッて沼る前に辞めといた。。。弱
ちなみに、日本にいるから是非試してみたいとおっしゃる方は
「ABC整体スタジオ」
で、検索されてみてください。
日本全国10店舗以上展開されてるみたいです。
みなさんこんにちは~!
インドネシアの山奥でセルフカットもこなす、手先が器用なクリエイティブマダム まみーです。
本日もご訪問いただきありがとうございます。
私が経営するゲストハウスでは、日本人のおもてなしを大切にしておりますが、客室のカーテンやシーツ、毛布カバー、時に壁に飾ってある絵や折り紙など、要所要所にちりばめられた手作りの作品が醸し出すほのぼのとした温かみを味わっていただくことができます。
もともと何か作るのは大好きなので、そういうものの積み重なりが私のゲストハウスを作り上げているということには、自分自身とても満足しているのですが、こと自分の髪の毛を自分でカットし続けることについては、ときどきは気分転換にヘアサロンへ行きたいなぁと思います。
女の子なら、そう思うでしょ?
男の子も思うのかな?
しかし、いかんせん私の住むフローレス島という場所は都会からかなり離れた場所にあり、もしかしたらスタイリストさん自身がフローレス島を出たことがないというような方が多く、まみーのようなインターナショナルなマダムを満足させてくれる技術やプロダクトの数々を持ち合わせていないことの方が多いです。(はっきり言うとありません)
それで、地元のヘアサロンに行くたびにブーたれてブログに愚痴三昧。
いつも愛読者さんやブロ友さんに慰めていただくということを何度も繰り返してきました。
さぁ、それでは本日のブログに参りましょう。
只今このテーマでは6月下旬から7月にかけて日本一時帰国した時の思い出をつらつらと綴っております。
今日の内容は、7月2日(火)です。
日本へ行ったら何がしたい?
いろんな願望がありました中で、上位3位に入ると言っても過言ではないのが、これ。
日本のヘアサロンへ行く~~~!!
(ドラえもんが四次元ポケットから秘密道具を取り出すときの調子でお願いします!)
日本の皆さん、日本のスタイリストさん達がどれだけ素晴らしいか、感動・感謝したことありますか?
海外に出たからこそ味わえるこの感覚、まみーの文章表現でうまく伝えられるといいんですが、インドネシア(の片田舎)との差をとくとご賞味ください。
行きたい、行きたいと願いつつも日本一時帰国しても中々忙しくて行けなかった日本のヘアサロン、今回ばかりは絶対行くぞーと心に固く決めておりました。
なんてったって3週間も日本滞在するんですから、行けないはずはないでしょ?
例のごとく、新潟市中央区にあるおすすめヘアサロンのうち、事前リサーチは丹念にホットペッパーからGoogleまで。
だって、何年かぶり(もしかしたら10年以上ぶり?)の大切な大切な1回ぽっきりの日本でのヘアサロン。
”はずれ”は引きたくない!!
>鼻息荒いねぇ・・・。
そして選び抜かれたのがこちら
「ディセンタージュ」と読むらしいです。
親切丁寧な対応とダメージヘアのケアには定評があり、Googleレビューもかなり良かったです。
(5つ星中4以上)
まみーの髪の毛は細めのくせ毛で、インドネシア人並みのウェイビーヘアです。
気になるお年頃ゆえ、白髪染めもしておりますから傷みやすいを通り越して、絶対に傷んでるはずなので、もうここしかない!!と決意をしてお店に向かうも、出鼻をくじかれます。
「本日は予約が一杯でして…。大変申し訳ございません。」
そうよね、そうよ。
人気があるってことよ。
絶対にいいヘアサロンだから、人気があるから予約いっぱいなのよ。
と、内心ホクホク。
<だって、"当たり”のサロンを選んだ訳ですから。
全然問題ありません。
かえって嬉しいくらいです。
また来ます。
絶対ここに戻ってきますからご安心を!
ぐらいの心意気で予約を取り付け、再度7月2日(火)に向かったのでした。
2度目の訪問では予約をしていたため、ちゃんと準備をして待っていてくださいました。
初めて利用するため、施術前には簡単なアンケートを記入し、担当してくださったおそらく店長は、まみーの髪の毛を丁寧に丁寧に触りながら、長さや髪質・染色の色具合などをチェック。
おおよそ20分にもなるんじゃないかと思うくらい細かなところまで丹念にカウンセリングとアドバイスをしてくださいました。
あれは絶対、まみーがセルフカット・セルフヘアカラーをしているって気づいてたと思います!
だから、今後またまみーがセルフカットやセルフヘアカラーをするためにこんなところを気にしたらいいよということを分かりやすく具体的にアドバイスをたくさんくださったのでした。
プロの本領発揮!!
あれは一流じゃないね、超一流ってやつだと思う。
お客さんの過去から現在を考慮したうえで、未来にどう活かしたら本人がより良くいられるのかを熟知していて、それを自分一人の内でとどめるのではなく、他者にも共有してくれるという。
もはや拝みたくなるくらいのレベルでした。
ありがたや~!!
例えばね、前髪のカットの仕方。
まみーは日本人形やこけしなどの前髪のように、額の前にかかった髪の毛はパッツンちょん切って端から端までおんなじ長さにするみたいなイメージで前髪を切っておりました。
が、日本の皆さんのヘアスタイルはですね、こめかみのあたりから耳に向かうにつれて徐々に長さが長くなっていきます。
そのバランスのとり方をですね、
店長;「黒目の外側から自然に長くなるようにするといいですよ。長くなるまでは多少気になるかもしれないので、ヘアピンなどを利用するのもいいかもしれません。」
と。<わ~お
そんでもって、実はこの機会にまみーはギャルのように茶髪?になってみてもいいんじゃないかと、日本のヘアサロンなら、多少髪が傷んでも上手にケアしてくれるはずだから、やっちゃお~!とか、思っていたわけです。
そしたら、見た目も若返っていいかも、かも???と。
店長;「髪の毛の色というよりは、質感の方が見た目が若返ると思うんですね。髪の毛に艶を持たせるほうがいいかと。」
それはごもっともかもしれない。
パサついてるより、ツヤ髪のお母さんの方が若く見られるよね、よね???
常日頃娘ちゃん(8歳)が学校で『ホノちゃんのママはおばあちゃんだね!』と言われることのないように頑張ってるつもりなんですが、無理して茶髪にしなくても確かにツヤツヤした髪の毛なら、娘ちゃんに恥ずかしい思いをさせずに済むかもしれない。
しかも、もし明るい色に染色する場合は、一旦今の髪の毛から色素を抜いてさらに染色をするという2度キューティクルを開く作業をしなければならないんです。
まみーは長年白髪染めを続けておりまして、何層にも塗り込んである今の白髪染めを取り除く作業(脱色)は、かなり髪の毛にダメージをもたらすことも教えてくださいました。
それはもうメチャクチャ理解できる話です、はい。
茶髪にするのも一時的にはいいかもしれないけど、そんなダメージヘアでインドネシアに帰国したら、髪の毛に収拾がつかなくなってアフロ状態になるに違いない、容易に想像がつきました。
そんな危険な船に乗っちゃいけないよ。
という訳で、志をポキッと折りまして、染色は現状維持。
まみーギャルをあきらめる。。。
ギャルにこだわりはなかった。
店長は、「今後セルフカラーの際には、事前に染めない部分にトリートメントを軽くなじませておくと、一度染まっている部分に重ね塗りしないで済むと思います。」
と、セルフカラーについてもアドバイスをくださいました。
さぁ、いよいよ施術開始いたします。
ヘアカットケープをつける前にアルファベットの”C”の形をしたクッションを膝に置いてくださるんです。
施術台もふかふかの座り心地のいい椅子でしたけど、そこに膝枕(っていうのあれ?)が、作業待機中のひざ上空間に安定感をもたせ、携帯をいじったり何か雑誌を読んで待っている間の腕の重さの負担が減ると言いましょうか。
なんなんでしょうか、あの不思議なリラックス作用は
そして、カフェじゃないのに飲み物のオーダーを聞いてくださる。
コーヒー数種、紅茶数種、日本茶と結構選択肢がありましたよ。
蓋付き保温カップで持ってきてくださったその飲み物の脇には、小さなバスケットにぎっしり詰まったお菓子!!
え~ なんなのこのサービス
ヘアサロンへ来たのか、カフェに来たのかわからん。。。
極めつけは、雑誌。
もうさ、時代錯誤なこと言って申し訳ないけど、まみーが日本在住でお世話になっていた頃には、スタイリストさんがめぼしい雑誌をわんさか持ってきてくださって、その日の気分で気になる雑誌を選んでいた記憶があるのですが、今やIpad貸してくださるんですね。
だから雑誌選びたい放題ですよ!
ファッション雑誌、情報誌、お料理雑誌から、マンガに至るまで。
ビックリ仰天でしたわ
もちろんフリーWifiで、パスワードも教えていただけますから、Ipad使わずにご自身の携帯でSNSのチェックやらもできるわけで、待ち時間全然苦にならなかったです。
何なら、もっとそこにいたかったぐらい。
さぁ、気になっていた施術の内容ですが、こんなにサービス満点なんだから、文句なんて言いようがないですよ。
1つ1つが本当に丁寧なんです。
頭の洗い方から、タオルドライにしたって、インドネシアで長年とんでもない扱いを受けてるから、感動・感謝で昇天しちゃいたくなるくらいでした。
ディセンタージュ(店長);産まれたての赤ちゃんを産湯で洗ってくださるような、頭皮と髪をいたわるように懇切丁寧な洗髪。
インドネシアの片田舎での体験;爪を立ててごしごし、ガシガシ。「おい、止めてくれ!」 と言っても聞かない。。。 そんな状態で染色してもらおうなら、地肌に溶剤がしみて、痛くて泣けてくる。。。
レべチです!!
こんなに優しくしてもらったの何年ぶりかしら…
これよこれ、まみーが望んでいた癒しといたわりの空間。
あーなんて素敵な時間を過ごさせていただいたのかしらぁ。
最高でした!
至福の時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
こんなに親切丁寧で優しさに触れられる体験、日本じゃなくても味わいたいものだと強く願いました。
新潟へ行ったら、また行きますから!
店長さん、どうぞお元気でいらしてくださいね。