みなさんこんにちは!
インドネシアの片田舎から日本を行き来する有閑マダムのまみーです。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
実は3月2日から日本一時帰国をしておりましたが、バタバタが続きましてブログに向かうことができませんでした。
最近かなり落ち着いてまいりまして、ようやく重い腰を上げブログに向かうことにしました。
お時間の許す方、お供していただけますとありがたいです。

今回日本へ行くことになりましたのは、長男が日本での就職を希望していたため、便乗して日本へ遊びに行きたい!と言うのが本音でありました。
遅ればせながら長男、無事大学を卒業することができましたことを合わせてご報告させていただきますね!!

いつものごとく、できるだけ安くて便利なチケットを探して日本へ向かうことになったのですが、今回は中国系の航空会社 Xiamen airline:厦門(アモイ)航空を利用することになりました。
実は、前前回にも利用してまして、まあまあだったのです。
その時の記事はこちら・・・(クリック)
さて、チェックインをしようと航空会社のカウンターに行った時にですね、私は問題なかったのですが、長男がチケットの発行をしてもらえないということになったのです。
えーーーー!!でしょ。

中国経由便は、トランジットでも一旦入国をするんですね。
長男はインドネシアと日本のパスポートを保持しており、通常出国の際にはインドネシアのパスポートを、日本へ入国の際には日本のパスポートを利用するのですが、2つとも(苗字が)名前が違うし、発行日も違うとかでそういう人の入国は中国側が認めないというんです。
出国間際で そ、そんなぁ。。。

しかし、幸い私の夫はオンラインチケットを売る仕事してますからね、速攻で電話をし、新たなチケットを購入してくれたのでした。
<夫くん グッジョブ

新しく購入したチケットはガルーダ航空の直行便。
私が中国を経由している間に長男は成田に到着する予定でした。
が、出国審査の時に引っ掛かってしまったのです。

Xiamen airline:厦門(アモイ)航空のチケット購入時にはインドネシアのパスポートに沿った名前でチェックインできなかったため、ガルーダ航空のチケットを購入した際には日本のパスポートに沿った名前でチケットを購入。
チェックインはできたものの、日本のパスポートではインドネシアに入国した形跡がないのに、なぜ出国できるのでしょうか?<実は夫くんバッドジョブだったって話

最近はインドネシアでも出入国ゲートが機械になってまして、パスポートをスキャンし、カメラで本人確認が取れたらスムーズにゲートが開くというシステムなのですが、長男がスキャンした際には赤いランプが付き、ゲートが開きませんでした。。。
もちろん、イミグレ職員に「おいでおいで」されるわけです。
そして、その際に長男は持っていた2つのパスポートを見せてしまい、お縄ちょうだいとなった次第です。

職員;「君、23歳になるよね。どうして2つパスポート持ってるのかな?」
インドネシアでは21歳までに国籍選択をしなければいけません。
職員;「ボーディングタイムまでまだ時間あるよね。ちょっとこっちに来てくれる?」
出国ゲートの端っこに備え付けられているベンチに座るように促されます。
心臓バクバクです。
こんなに自分の血流を自覚したのは一体いつだろうぐらいに思いましたよね。
30分以上待たされたと思います。
出発時間は夜中の12:30で、チェックインしたのは夜の9時過ぎだったでしょうか。
その日のフライトはたまたま土曜日でしたし、時間もそんな夜遅くの時間帯だったため、おそらくシステムの関係上国籍を抜く作業とか各省庁への報告ができないと言われました。
ここで、まみーはふとひらめき

女優になります!!
まみー;「どうしても出国できないんでしょうか? この子のおじいちゃんが今危ない状況なんです。今回飛べなかったら最後になるかもしれないんです。 私の夫はインドネシア人ですから戻ってきますし、戻ってきたら必ず手続きしますから、どうか今回だけ目をつぶっていただけないでしょうか?」
と、目に涙を浮かべながら訴えてみました。
職員;「だったら、お母さんが先に出発してください。」
と、請け負っていただけませんでした。。。

職員;「君、インドネシア語できるよね。きちんと国籍処理してから出発してね。」
というわけで、長男はインドネシアの出国を許可されませんでした。
鼻水ジュルジュルくらいまでやらないと足らなかったのかな?
<まみー女優には向いていない説なんてことーーーー!!

という事がありましてね、心中穏やかならぬその状況下では、さすがにブログに向かえませんでした。
結論から申し上げますと、その時たまたま夫と娘もバリ島におりまして、息子は夫のホテルに行くことができましたし、週明けのイミグレーションオフィスでは、夫が色々と尽力してくれまして当初の処理は事なきを得たのでした。
通常インドネシアのお役所仕事は無駄に時間がかかるのですが、予想外にもまあまあ早く解決いたしまして、1か月遅れではありますが現在長男はインドネシアを出国し日本へ入国することができております。
しかしまぁ、なんだったんでしょうかねぇ。
インドネシア人は中国入国の際にはビザが必要だという事でしたから、チェックインうんぬんの前に、長男はインドネシアのパスポートでは、どのみち出国ができない状況だったようです。そんなの知らなかったよね。
たまたま長男は、インドネシアのパスポートは発行してもらえていましたが、「インドネシアの国籍はない」状態だったため強制出国だけで罰金は請求されませんでしたが、話によると不法滞在は1日につきアメリカドルで$20 最高額$3,000 だと聞いています。
恐ろし――

とにかくこの国籍問題とパスポートの重複保持は(21歳を超えたら)インドネシアにおいてはタブーなので、しっかり処理をしないといけなかったようです。
甘く見ていたまみーが悪かったです

新潟白山神社では満開の桜で迎えてもらえた長男&次男