みなさんこんにちは~!
手作りのぬくもりでゲストを迎えたいゲストハウスの日本人マダム まみーです。
本日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
何を隠そう、私、大学は家政学部被服コース出身でございます。
隠すほどでもない・・・。
縫うことが大好きで、ゲストハウスのシーツやらカーテンやらは大概まみーのお手製なのですが、手作り作品の中にも世の中には本当に芸術を極める部類の作品って結構ありますよね。
その代表例としては民族衣装。
その国、その部族が誇る独特のモチーフや技巧、自分にはまねができませんが、手に取ればその作品それぞれにこもった思いがひしひしと伝わって来て、プライスレスに感じることも多々あります。
今回メキシコへ行くことが決まって、いろんなことをリサーチしているうちに「オトミ刺繍」というものの存在を知りました。
【オトミ刺繍とは】首都メキシコシティの北部に位置するイダルゴ州にあるテナンゴ・デ・ドリアという地域でオトミ族が生み出す刺繍の種類です。(インターネットより参照)
もちろん衣類に刺繍をしたものもありますし、小物に刺繍したものもありますが、まみーはタペストリーが欲しいなぁと思いつついろんな方々のブログ等を検索しておりました。
しかし
どのぐらいのお値段になるの?
一番知りたいのはそれでしょ?
手作りだし、高そうなのはわかる。
けど、実際どのくらいのお値段が相場なのでしょうか?
場合によっては買えないです・・・。
日本の方の多くがメキシコシティーへ行かれると、決まってシウデダラ市場へ行かれるんですよ。
なぜかと申しますと、そこは「お土産天国」だから!
スーベニアと呼ばれる記念品やらお土産になりそうなかわいい小物などなどが、広いし、商品多いしで目移りしちゃってどれがいいか分からないくらいたくさん売っております。
しかし、この手の壁飾りを購入される方っていうのは案外少ないようで、なかなかまみーが期待するような情報が出てこなかったんです。
ヒットしたのは、〇天の通販商品でした。
テーブルクロス(189㎝x40㎝) が約¥20,300(送料込み)
意外と値が張りますなぁ。
楽〇は、輸入品だし販売者の利益をプラスされてるからぼったくりまではいかないけど多少値が張るのはわかります。
しかし、¥20,300 ともなると、まあまあのお値段ですわね。
現地へ行ったら半額位に安くなるかなぁ…?
くらいの気持ちで行きましたが、現地でも結構なお値段でございました。
テオティワカン遺跡にあるピラミッドを見に行った時、その周辺で売っていたお土産屋さんでは、ほぼ同じサイズのオトミ刺繍が、MX$2,400(約¥18,100) ぐらいで販売されていました。(刺繍のモティーフやサイズによっては値段がかわります。)
そして、まけて欲しいと交渉するとMX$2,000(約¥15,100)ぐらいになりました。
が、次の日にシウデダラ市場に行くからいいやとまみーは購入しなかったんです。
甘かった。
シウデダラ市場でリサーチするも、同じぐらいのサイズで大体MX$2,700 (約¥20,400)ぐらいしておりました。
それもそのばず冒頭の説明で下線を引いているのですが、オトミ刺繍ってメキシコシティーの北部が原産だったらしいです。
テオティワカン遺跡は北部に位置します。
ご当地で購入したほうが確かに安かった…。
さすがにMX$2,700 (約¥20,400)は高額だと思うので、もう少し小さいサイズがないかと聞きましたところ、現存のフレームをリメイクしたらちょうど良さそうなサイズのものがありまして、速攻で購入いたしました。
120㎝ x 40cm でMX$1,500(約¥11,300)
まみーにしてみたらまあまあのお値段でしたが、そのくらいだったら記念品として購入可能。
インドネシア到着後、元々はマンガライの民族衣装を飾ってあったフレームを解体し、台となる穴あきベニヤ板をカルシウムで補強。パステルカラーのペンキを塗りましてこのようにリメイクを果たしました!
Single Twin Room の壁飾りとなったオトミ刺繍
かわいい。
萌えキュン
After はこちらです
(カメラの違いもあるかもしれませんが)なんだか雰囲気がずいぶん明るくなりましたよね?
また、マヤのピラミッドでも木彫りのお飾りを購入してまいりましたので、反対側の壁にも貼ってあります。
マヤカレンダー付家庭円満を象徴した木彫り
という訳で、Single Twin room は ”Mexican power charge room”へと変化を遂げたのでした。
今後このお部屋にお泊りいただけるゲストが、メキシコのオトミ刺繍で癒され、また家庭円満を象徴するマヤカレンダーの木彫りによってメキシコの神秘的エネルギーを供給していただけたらいいなぁと思います。