異年齢保育
もみのき保育園では、ゆり組(3歳児)14人、ばら組(4歳児)11人、すみれ組(5歳児)12人が1つのお部屋で一緒に過ごしています異年齢保育ならではの関わりも多く見られ、毎日たくさん遊び学ぶ日々ですいくつか遊びをご紹介しますね夏が近づいた頃、虫ブームがきました園で飼育していたカブトムシの幼虫がさなぎになり成虫になった事をきっかけに絵に描いたり虫図鑑を開く姿もありました絵を描くのが好きなすみれ組さんに興味津々なゆり組さん図鑑を一緒に見ています虫を制作するブームもきたので、その虫たちを飾る木も作ろうとみんなで大きな木を作ることになりましたそろそろ乾いたかな…段ボールや模造紙の土台に木や葉っぱを貼り付けました立派な木に虫たちも集まって完成ですこれは仲良し2人組が一緒に折り紙で作った虫たちです飾る場所を話しながら2人で貼っていたので、「隣に貼ったんだね!」と、聞くと「そうだよ!仲良しなんよ手を繋いでるんよね」と教えてくれました室内遊びでは、異年齢でも興味ある遊びが同じなら集まって一緒に遊ぶ姿もよくみられます自然と同じクラスのお友だちと同じ遊びをする事もといっても、一緒に作るというよりはそれぞれが作っているゆり組さんですが、それも今の発達段階です。安心できる仲間と同じ遊びをする事で居心地の良さを感じているのでしょうねまた、外遊びでは野球好きな仲間が集まり手作りのボール・バット・グローブ・キャッチャー防具を使って野球を楽しんでいます野球にはピッチャーやバッター、キャッチャーなどがいることを知っているお友だちが教えたり、みんなが楽しめるルールを自分たちで考えて遊んでいましたその中で、「〇〇くんばかりズルい」「ちゃんとルール守って」など、言い合いになりケンカをすることもそんな姿も子どもらしいですよね。様々な意見を伝え合いいろいろな考えがある事を知る事で学ぶ事もたくさんあると思います異年齢で過ごす中で、年下・年上の子ども同士教え合ったり優しく関わったり、時にはケンカもありますがたくさん楽しみ、感じ、気付き、葛藤しているのだと思いますそういった日々の経験が学びとなり子どもたちは成長していくのでしょうね