『模試結果の見方とお子さんとの接し方』 | 進学塾もみの木のブログ

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宮城県石巻市の進学塾もみの木です。
塾長、スタッフが小学生、中学生、高校生の授業や受験を通じて、
思う事や感じることを紹介します。
また、思春期の子どもの子育て・受験勉強中の子どもを持つお母さんへ、役立つ情報を提供しています。

模試などのテスト結果は、

 

得点や合否判定だけでは分からないものがあります。

 

また、それだけ見て親からいろいろ言われると、

 

かえって学習意欲が下がる場合が多く見受けられます。

 

原因はいろいろとありますが、一つは『原因と結果の勘違い』です。

 

随分と大人になったように見えて、

 

まだまだ幼い所があるのが中学生です。

 

そのため、

 

『勉強すると嫌なことが起きる』

 

というような勘違いを無意識にしてしまうのです。

 

例えば似たような勘違いに、

 

『大凶が出たから、よくないことが起こった』

 

という非論理的な解釈をしてしまう人がいますが、

 

中学生の場合は特に、

 

ネガティブな感情に引きずられて、

 

マイナス思考に陥り、

 

消極的な行為・行動に陥りやすい傾向があるように思います。

 

無理に褒めるのも良くないのですが、

 

全く何も言わないのもよくありません。

 

難しいですね。

 

どう声がけすべきか?私も悩む時がありますが、

 

やはり、肝心なのは

 

『応援している』

 

というメッセージを伝えてあげることと、

 

『あなたが大切だからこそ心配してしまうんだ』

 

と冷静にストレートに伝えてもらう事かなと思います。

 

感情を抑え込んだり、コントロールすることは難しいと思いますが、

 

『思考・言動』は自身の選択です。

 

思っていることと行為・言動は本当に一致しているか?

 

それをする(いう)ことでお子さんとご自身に有益な結果が期待できるか?

 

その辺りを確認しながらお話していただくと、

 

建設的な会話がしやすくなると思います。