栄ちゃん物語⑨人間野球からの再出発 | 栄ちゃん応援ブログ☆笑顔を添えて
2019-01-10 01:28:09

栄ちゃん物語⑨人間野球からの再出発

テーマ:ブログ

【2007年前編】

当時ガラケーを3台買い替えていたため、MメモリーカードからPC移行に時間を要してしまいました

 

また、この章はかなり長くなりますので前編・中編・後編に分けて綴ることをご了承ください

 

【悶々とした日々】

2006年に日本一を成し遂げたファイターズにとって、2007年の課題は言うまでもなく、リーグ優勝と日本一の連覇でした

 
しかし前年度が終了すると同時に待っていたのは、チームの主軸であった選手の引退と移籍
 
『絶対的エース・ダルビッシュ』が在籍しているとは言えメディアは、こぞってファイターズに忍び寄る暗雲を書き立てたのでした
 
この年の1月3日栄ちゃんは人間野球の原点である、母校大学のグラウンドから始動しています
 
 パニック障害の症状が治まってきたとは言え、すぐに大活躍できるほどプロの世界は甘くない
 
栄ちゃんはそのことを誰よりも肌で感じていたし、だからこそ「背水の陣」で臨んだシーズンだったのでしょう
 
忘れもしない4月半ばに足に違和感を感じた選手(確か稲葉さんだったと思いますが)の代わりに、ポツポツと一軍に出して貰えるようになりました
 
しかし外野手、代走、代打としてチャンスを与えられても、チームの勝利を決めるような結果は出ません
 
そうして迎えた5月2日の深夜のことを、こう振り返って記しています
 
『僕はファイターズの室内練習場の屋上で、一人で何時間も素振りを続けました。
必死に挑戦しても結果を出せない自分に対して、やりきれない思いを抱えながら素振りをしていたのです』
 
『延々と素振りを続けるうちに、さまざまな感情が湧きあがってきて、涙が溢れてきました。
時刻はもう深夜。
泣きながら素振りを続ける僕のそばに、いつの間にか、淡口憲治打撃コーチ(当時)が立っていました』
 
「小谷野、努力は嘘をつかないからな。絶対だいじょうぶだ。お前の思いは監督につたえておくから」
 
 
【チームNO1のクラッチヒッター誕生】
翌日の5月3日、コーチの推薦もあったそうで栄ちゃんは、スタメンで試合に出ることができました
 
2点リードの3回2死1塁、ロッテ久保投手の直球をフルスイング…打球は一直線にレフトスタンドへ
 
更に最終回にもレフト前タイムリーと、この日5打数2安打3打点でヒーローインタビュー
 
 

(紙面は日刊スポーツさんから拝借しました)
 
『繋ごうという意識しかなかった。いい追加点になって良かった』
 
まさに勝負強い男が誕生した一瞬でした(涙)
 
道新スポーツさんの記事によれば、前夜の練習の様子と、コーチから監督に起用の進言があったことまで深く取材しています(さすが)
 
『この日の5番起用を迷っていたヒルマン監督に、淡口打撃コーチが小谷野を推薦した。
状態が上がっているのはもちろんだけど、本当に一生懸命、練習に取り組んでいる。
昨日もホテルで一時間ほどスイングしていたからね』と打撃コーチ。
伝え聞いた小谷野は『見られていたんですかね』と照れた。
 
右の大砲候補生として注目を集めながら、思うような結果を残せず、昨オフは戦力外を覚悟していたほど。
『今年は契約してもらえるだけでありがたい。
とにかくがむしゃらにやる』と、トレーニングに集中してきた成果が出始めた。
がけっぷちから生還したパワーヒッターがチームの大勝を演出した』
(道スポ篠原記者の記事より)
 
 
 
(写真は球団HP等から拝借しました)
 
栄ちゃんは後にこのように語って』います
 
『このホームランによって、僕は病気に負けていた自分から脱する方向へと、また一つステップを進めることができた気がします』

 

それは前年のフェニックスリーグでの復活で学んだ次の言葉にも表れています

 

『何事も準備をしっかり整えることを覚えました。これまでの野球人生はいきなりだったり、ぶっっけでやることもありました。

でも基本があって応用があるように、まずはすべてのことに向かう心の準備から始めることを、この病気から学んだように思えるんです』

 

たった1本のホームランには、自分にしか分からないドラマが詰まっていたと同時に、まだ世間の人々が聞きなれない『パニック障害』という病を理解して貰うきっかけにもなり、同じ病を持つ方々への大きな希望になりました

 

 

 
わたしには栄ちゃんの姿が、まるで北海道に咲く休眠打破のサクラのように、誇らしく見えたものです
 
(休眠打破とは…
いったん休眠に入った花芽が、冬季に一定期間低温にさらされ休眠から覚めること。その後の気温上昇と共に花芽は成長して開花に至る)
 

さぁ、次は交流戦を始め次々とチームのリーグ連覇に貢献していく快進撃をお送りします

 

 

 ※いつもチームを問わずお読み頂きありがとう

 

 

 

 

 

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