知って欲しい木の性質2 | 和のトラスの家 吉野檜で天然乾燥そして手加工

和のトラスの家 吉野檜で天然乾燥そして手加工

主人と二人で家を造っています。
伝統木造のトラスという手法を使って柱の少ない建物を作ります。
昔の木造校舎はこの技術でした。
木造公共建物に使われていた強い建物です。
興味を持ってもらえたら、嬉しいです。

今回の勉強会では

関西木材工業(株)さんの協力を頂いて

材木を2つに割って

木がどうなるのか❔

ということを見学して頂きました。

 

どんな木を使うかで家の耐力は変わります。

 

お料理は材利が違うと味が変わるの実感できるのですが

家となると内装に隠れてしまうので

何でも良いって思いがちになります。

 

また、木が生きている材料だと忘れてて

鉄や他プラスチックの材料のように簡単に扱えると思われていることも。

 

丸太の製材

そして角材三種類

 切っただけの材

 自然乾燥材

 機械乾燥材

 

 

まずは、乾燥してないただの木

 

木が割れていくと同時に

どんどん開いていくのが見えますね。
これ向こうで開かせてるんじゃなくて
木が反って勝手に開いていってます。

単体の1本だとまっすぐな木が

二つに割るとそって曲がった木になります。