こんばんは。
読んでいただきありがとうございます。
今思えば、女装の気配はありました。
でも、
当時、女装をするなんて全く思っていなかったし。
あまりにも突然で、理解できないことばかり。
たくさん、泣いた。
あの時、泣くことはなかったよね。
そのあと、泣きたくなるようなことが、
次々起きるのに。
確か、久しぶりに会った夜、
お布団の中で言われた…ような。
ショック過ぎて、細かいディテールは
ほとんど覚えてません。
もしかしたら、お布団の中で泣いていただけかも。
本当に、何も覚えていないのに驚く。
私たち夫婦は、結婚して１年で別居しています。
私が仕事の都合で、
夫と離れて単身赴任をしたのです。
そんな単身赴任中の告白でした。
その時、思ったのは、
騙された！ということ。
偽装結婚なんだ、と。
そして、
私は好きな仕事のためとはいえ、
単身赴任で寂しいのに、
夫は私がいない間、女装して楽しんでる、喜んでる。
夫とは、あっという間に結婚することになったので、
だから、急いだのか！と。
そうも思った。
長く付き合っても、結婚までたどりつきそうで、
なかなかたどり着かない。
そんな恋愛を終えて、
夫と結婚したので、
交際期間じゃないんだ、
運命の人なら、驚くほどスムーズに進むんだなあ。
神様の祝福を受けているんだなぁ。
そう思って、夫のことを、大切に感じていたのに。
単身赴任中、少しこれからのことを考えよう。
そうも思った。
離婚するなら、早いほうがいい。
幸い、手に職もある。
別れたって、生きていける。
２年もたないなんて、家族はあきれるかなぁ、とか。
離婚の理由…言えないよね…。
原因女装なんて、お母さんに言えない
夫のことは嫌いじゃないけど、
女装する夫なんてイヤ
（女装を嗜む皆さん、ごめんなさい。）
でも、女装するだけで、離婚？
趣味が、原因で離婚する人もいるし、
十分な理由だろう。
イヤイヤ、そんなことで離婚？
離婚と婚姻維持の狭間で、気持ちは揺れていました。
しかし、私は考えた。
赤ちゃんがいできたら、何とかなる。
親になれば、父親としての自覚が生まれ、
女装なんてやめられるだろう。
妊娠しよう。
夫が、男らしい男である証になる。
私がきちんと愛されている証になる。
私はとても仕事が大事だったけど、
夫には
「単身赴任なんて、もう無理だ。
赤ちゃんができたら、
異動も認められるかもしれないし、
異動がダメならダメでしかたないけど、
赤ちゃんがほしい。」
そういいました。
私は、赤ちゃんを道具に使おうとした。
結果として私は仕事より、夫との婚姻継続を選び、
この妊娠が、
私から夢だった仕事を奪うきっかけになった。
今さらだけど、私は
子供か仕事かの、どちらかを選んだわけじゃなく、
夫か仕事かを比べたんだなぁ。
私は赤ちゃんを道具にしようとした。
だから、その赤ちゃんだった息子に
苦労させられるのかも。
でも、この責任は夫にもあるわけだから、
息子の成長を全力で応援してあげてほしい。
私のことも、大切にしてほしい。
だって
仕事＜赤ちゃん＜夫
だったわけだから。
とにかく、夫の女装で私の人生は変わったと思う。
まとまりのない、文章になりましたが、
ひとまず、ここまでです。