自分が変わらなくてはと言いながら
実は人を変えようとしている方が時々いらっしゃいます。

自分がこうなるのは相手が悪い

相手がそうしなければ自分はこうならないのだ

または、自分はこうなんだから、それを理解しない相手が悪い
というロジック

でも、相手はなかなか変わってくれないですから
最終的には権力か暴力をちらつかせて押さえつける
または相手が疲れ切ってあきらめるまで言い続ける

そうすると相手も怖いし、めんどくさいですから、表面上は従うようになるでしょう。

でも、心の中はどうかというと、決して従っているわけではなく、逆に恨みや怒りがどんどん積もっていくことになります。

一方で当の本人は、自分の思い通りになるのでストレスがなくなり、穏やかにしていられますから、自分も変れたと勘違いしてしまう

これは怖いですね

いずれどこかで大きなしっぺ返しにあうかもしれません。

自分のほうが正しいと思っても、それは自分のモノサシで測るから

モノサシはそれぞれの経験で出来上がるもの
ひとりひとりが違うモノサシを持っています。

そして、自分にある権利は相手も同じように持っているのです。

ありのままの自分を受け入れてほしいなら、相手のありのままも受け入れなければなりません。

相手に変わってほしければ、まず自分が変わらなければ

自分を変えるために相手を利用するのはNGです。