







もとより斜面都市である長崎には、狭い敷地を有効に生かそうと
古来より多くの石垣が見られます。
これらの硬くて、重い、多くの石を遠くの山から切り出して、また山を登る。
形も大きさも様々な石を「野面積み」、「亀甲積み」をはじめ、いろんな積み方を工夫して、積み上げたものが何百年も残っていく。
これらの石垣を眺めていると、その静かなたたずまいの先に、
いにしえの職人さんたちの、汗や掛け声、どう積もうかと頭をひねっている姿など、思い浮かんでくるのです。
その石垣たちの長年風雨に晒され、今もそこにある姿をみていると、「人間って凄いなあ」と、思ってしまいます。
最後の一枚だけ「石積の階段」良いですよね~