世界選手権、オリンピックを暴れまわった、超絶スプリンタ－！
「マリオ・チポリーニ」
スプリンタ－として、有り余る実力を持ち
ジロ・デ・イタリアの通算最多勝記録（42勝）など数々の偉業を達成しながら、
「ライオン・キング 」「スーパーマリオ 」の異名を持つ、イタリアンナイスガイ！
その上、今や定番の｛弱ぺダ、等にもみられる｝ゴ－ル前スプリント、トレイン
を、考案したり、平坦路のレースでは必ず表彰台を狙うゴール狩りの名手 ！
さらに、1999年のツール・ド・フランスでは、195kmを平均速度50.355km/hで走破するという桁外れのパワーの持ち主。
そのくせ、ヒルクライムは苦手？きらい？で、ツール・ド・フランスでは、アルプスやピレネーなどの山岳ステージに入る前にさっさとリタイアしてイタリアに帰るのが恒例で、一度も完走していないという、潔さ？？
その性格は、サービス精神旺盛で、お洒落で派手好き。
レースのプロローグでは、タイムトライアルで使うスキンスーツに、まるで、「進撃の巨人」のようなマッスル、ゼブラ、タイガ－などのコスプレで現れるのが常だった。
自転車のフレームにハリウッド女優の下着姿をペイントしてみたり、ステムにポルノ女優の写真を貼り付けていたことがある。
こうした数々の行為のほとんどはUCI規定に違反しており、毎回のように罰金を取られていたが、懲りる気配は微塵もみせなかった。
ちなみにマッスルスーツは後にチャリティーオークションに出品され、罰金のほぼ100倍にあたる4万3710ドル（約500万円）の値をつけた。
さらには、オフシーズンのトレーニング中、高速道路で70km/h以上のスピードで走っていたため、取り締まり中の警官に「スピード違反」で捕まったことがある。
というス－パ－ぶり。
あとは、ファッションモデルになったり、ヌ－ドモデルになったり。
とにかく桁外れのス－パ－スタ－でした。
でもやっぱり、マリオ・チポリーニには、アンカンシェル｛五つの大陸を表す緑、黄、黒、赤、青のストライプ（虹＝アルカンシエル）の世界選手権覇者のジャ－ジ｝がよく似合う。
2005年に惜しまれつつ引退。
現在はイタリアのコンチネンタルプロチームISD-NERIのチームに携わっている模様。「チポリーニ」ブランドのロ－ドレ－サ－もある。すごく欲しい｛笑」