起立性調節障害 脳脊髄液減少症

 

 

 

こんにちは。

3カ所以上回って治らない『痛み・シビレ・不調』の最後の砦、

鍼灸王国、院長の植田です。

 

 

 

本日のタイトルは

 

「一向に改善しない起立性調節障害は脳脊髄液減少症を疑ってみてください」

 

 

今回の記事は、

あなたが診断された“起立性調節障害”が、

実は全く違う疾患かもしれないという重要な情報をお伝えする内容となっています。

 

 

もしあなたが

起立性調節障害と診断され、

考えられる治療を全て行ったが

 

「朝起きられない」「立ちくらみ」「頭痛」

「全身倦怠感」「めまい」「ふらつき」

 

など、多くの症状が一向に改善しない。

 

そんなあなたの症状は、

もしかしたら「脳脊髄液減少症」という疾患かもしれません。

 

 

おそらく

はじめて病院を受診して「脳脊髄液減少症」と

伝えられるケースは少ないと思いますので、

この記事を読んで頂き、

これからの対応の参考にしてみてください。

 

 

 

目次

 

  • 「脳脊髄液減少症とはどんな疾患なのか?」
  • 「なぜ起立性調節障害と診断されるのか」
  • 「一向に改善しない脳脊髄液減少症でも自然治癒する可能性があります」
  • 「脳脊髄液減少症の症状は私たちであれば改善を促すことができます」

 

 

 

「脳脊髄液減少症とはどんな疾患なのか?」

 
 
 
脳脊髄液減少症 症状
 
 
 

では、

脳脊髄液減少症についてお伝えしていきます。

 

 

まず始めに脳脊髄液とは、

脳内で産生され、神経の代謝や機能維持、

自律神経の働きに重要な役割があるとされています。

 

 

そして、

その脳脊髄液が減少することで頭痛をはじめとする数多くの症状が現れる疾患を「脳脊髄液減少症」と呼ばれています。

 

その症状は大きく、

急性期と慢性期に分けることが出来ます。

 

急性期の特徴は、

立位や座位で頭痛が悪化する強い起立性の頭痛。

 

慢性期になると

 

1、頭痛

2、頚(首)~腰や四肢の痛み

3、全身倦怠感、疲れやすい

4、めまい、耳鳴り、視覚機能障害、顔面痛、喉の違和感、顎関節症状

5、動悸、息切れ、食欲不振や下痢などの消化器症状

6、注意力低下、記憶力低下

7、不眠、風邪や感染症にかかりやすい、内分泌障害

 

など、

数え上げるときりがないほど多くの症状を呈すことが示唆されています。

 

 

 

発症原因として、

 

事故による衝撃や手術を伴う硬膜の損傷、

脊柱管の形状異常、

脱水や重症の感染症

 

などによっておこるとされていますが、

何の前触れもなく発症するケースもしばしば見受けられるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

この脳脊髄液減少症は、

 

頭部CT・MRI

(硬膜の状態、脳内の髄液量、静脈の状態確認など)

 

脊髄MRミエログラフィー

(造影剤と使用し脊柱管の形状や障害を調べる)

 

RI脳槽・脊髄腔シンチグラフィー

(特殊な物質を用いて脳脊髄液の流れを確認する方法)

 

CTミエログラフィー

(造影剤を用い、髄腔から造影剤が漏出していないかを調べる)

 

といった、

多くの検査を行い、その結果を複合的に判断し、

診断されます。

 

 

ただし、

その判断も非常に難しく、未だ確定されていないのが実情のようです。

 

 

 

「なぜ脳脊髄液減少症は起立性調節障害と診断されるのか」

 

 

 

脳脊髄液減少症 難病指定

 

 

 

では、

そんな脳脊髄液減少症が、

なぜ起立性調節障害と誤解されやすいのか?

 

大きな理由2点をお話していきます。

 

 

 

まず、1点目。

 

 

脳脊髄液減少症の症状が、

起立性調節障害に酷似している点です。

 

 

※以下、脳脊髄液減少症の慢性期症状にマーカーで表示。

 

 

1、頭痛

2、頚(首)~腰や四肢の痛み

3、全身倦怠感、疲れやすい

4、めまい耳鳴り、視覚機能障害、顔面痛、喉の違和感、顎関節症状

5、動悸、息切れ、食欲不振や下痢などの消化器症状

6、注意力低下、記憶力低下

7、不眠、風邪や感染症にかかりやすい、内分泌障害

 

 

以上のように酷似しています。

 

そのため、

起立性調節障害と診断を受ける一つの要因になっています。

 

 

 

そして、2点目。

先ほど、脳脊髄液減少症の診断には、

複数の検査を行い、得られた結果を複合的に判断していくとお伝えしました。

 

 

つまり、

複数の検査をしない限り、

「脳脊髄液減少症」と診断することが非常に難しいという事です。

 

 

一般的な医療機関では、

お子さんが「朝起きれない」「頭痛」などの症状を訴えていた場合、

起立性調節障害の検査が広く行われます。

 

 

この時、

従来の検査に加え、

造影剤を用いた検査や、脳脊髄液の流れを確認する検査、

脊柱管を調べる検査など行われることは極々稀だと思います。

 

 

そのため、

起立性調節障害と診断され、

見逃されてしまうケースが多いと考えられます。

 

 

 

一向に改善しない脳脊髄液減少症でも自然治癒する可能性はあります

 

 

 

脳脊髄液減少症 治った 治る

 

 

 

では、

「脳脊髄液減少症」と診断された場合でも、

私たちがお手伝いできることについてお伝えしていきます。

 

 

先ほどお伝えした通り、

脳脊髄液減少症は、未だ定まった知見や診断基準、治療法が確立されていません。

 

そのため、

脳脊髄液減少症の改善に最も有効だと考えられている、

ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入)といった手術が広く行われます。

 

ただし、

手術以外に治す術がないという事でなく、

自然治癒が期待できる疾患でもあります。

 

 

私達ができるのは、

その自然治癒の可能性を高めていくことです。

 

 

その方法が、

内臓や自律神経の働き、頭蓋骨の調整、

気の流れなど体内の環境を整えることです。

 

 

 

 

 

 

一部お伝えすると、

脳脊髄液減少症の症状を誘発している要因が

脳脊髄液の循環不良であった場合、

脳脊髄液の循環経路を構成している頭蓋骨の調整を行うことで、

循環改善が見込め、症状の緩和を促します。

 

 

そして、

これにより自然治癒の可能性を高めることができるというわけです。

 

 

 

「脳脊髄液減少症の症状は私たちであれば改善を促すことができます」

 

 

 

 

 

 

ここまでいかがだったでしょうか?

 

 

今、改善しない脳脊髄液減少症に酷似した症状で

先が見えない、少しでも改善できる方法がないか?

と悩んでいるあなたが希望を持って頂けたなら幸いです。

 

 

 

では、

最後にもう一度お伝えしておきます。

 

 

もしあなたが、

“起立性調節障害”と診断され、

考えられるあらゆる治療を行っても改善しないことに悩んでいる。

 

そんなあなたの症状は、

脳脊髄液減少症という疾患かもしれません。

 

我々であれば、

脳脊髄液減少症であっても、

改善を促すことも可能なので諦めずにご連絡ください。

 

全力で症状を解消させて頂きたいと思います。

 

 

 

感謝。

 

 

 

 

 

 

 

※本記事は結果を保証するものではございません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 記事を書いた人:植田 康司 ueda kouji

 

 なかたに鍼灸整骨院グループ 鍼灸王国院長

 機能訓練デイサービス、整形外科、鍼灸整骨院

 などの勤務を経て、もっと患者さんに喜んでもらえ

 る治療家になろう!と決意。

 代表仲谷の治療に感銘を受け師事。現在に至る。

 

 

 

 

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