こんにちは。
３カ所以上回って治らない『痛み・シビレ・不調』の最後の砦、
鍼灸王国、院長の植田です。
本日のタイトルは
「思春期にみられる“気持ちの波”は性格ではなく改善できる症状です」
今回の記事は、
10代の患者さんが日常生活で人付き合いや会話をする時に悩んでいた
コントロールの効かない感情の変化が改善した事例となります。
今回、患者さんは、
ご自身の感覚や考え、ネットやSNSの情報から、
自分の感情の変化をコントロールできないのは「性格」だと思い、
このまま付き合っていくもの、と改善を諦めていらっしゃいました。
ですが、
感情の変化は自律神経の働きが整えば、
症状は改善できるのです。
もし、
あなたも同じような思いで悩んでいたり、
治すことを諦めているのであれば、
最後まで読んでみてください。
目次
- ”性格の問題だと改善を諦めていた気持ちの波が解消された”患者さんの声
- 思春期の自律神経症状と更年期障害やうつ病との違い
- 気持ちの波を改善するには内傷(ないしょう)を整える
- 思春期特有の気持ちの波は改善することができます
では早速、
私が担当した患者さんがお困りだった
感情の変化が解消された実際の声をご覧ください。
”性格の問題だと改善を諦めていた気持ちの波が解消された”患者さんの声
Google 鍼灸王国 口コミページ引用
以下、内容書き起こし。
以前まで気持ちに波があるのは
性格の問題と思って諦めていましたが、
鍼灸に通う回数を重ねるごとに良くなっていくことが実感できました。
落ち着く雰囲気の診療所で、
先生も治療中いつも和ませて下さいます。
「思春期の自律神経症状と更年期障害やうつ病との違い」
一般的に自分でコントロールできない気分の波は、
“更年期障害”や“うつ病”などをイメージされる方が多いと思います。
しかし、
今回の患者さんがお悩みの気分の波は、
思春期に多くみられる大人に成長していく過程でおこる、
精神の不安定感が原因となる自律神経症状であると考えられました。
なぜなら、
更年期障害は、
およそ45～55歳までの更年期におこることが多く、
高校生である患者さんでは可能性が低いです。
また、
若年性更年期障害である可能性も考えましたが、
「ほてり」「手足の冷え」「めまい」「頭痛」
などの症状が確認されなかったため、除外しました。
一方うつ病は、
“気分の落ち込み”
“気分が重い”などの「抑うつ気分」
“やろうとしてもできない“
“外出が億劫”などの「意欲の低下」などの症状を示します。
しかし、
一番の症状が“イライラ”して気持ちの制御が効かない・・・ということ。
いわゆる「抑うつ気分」や「意欲の低下」と思われる症状がなかったため、
うつ病でもないと判断しました。
「気持ちの波を改善するには内傷(ないしょう)を整える」
では、
思春期に多くみられ、
精神的な不安定感が原因でおこる
自律神経症状の改善方法についてお伝えします。
行うことは、
頭蓋骨調整と
内傷(ないしょう)の調整です。
どちらも大切ですが、
あまり聞き慣れない内傷(ないしょう)の調整について先にお伝えします。
内傷(ないしょう)とは、
東洋医学の言葉で体内の気(き)・血(けつ)が
主に感情・情緒の変化によって損傷をうけた状態をいいます。
今回の患者さんの場合は、
“イライラする”という怒りの感情によって気・血が損傷を受け、
気持ちのコントロールが効かない。という状態でした。
これは主に「肝」の働きが乱れておこっている状態で、
自律神経が乱れやすくなった、イライラが増してしまうなどの症状を引き起こします。
この状態を改善するために、
内傷の調整として、“内臓の血液循環”や“気の巡り”を整え、
頭蓋骨の調整を合わせておこないます。
頭蓋骨の調整は、
内臓の働きには欠かせない自律神経の働きを整える作用も見込めるので、
内傷の調整と合わせることで、損傷を受けた“肝”を整えやすくなります。
今回の患者さんには、
この施術方法を徹底しました。
そうすることで、
性格の問題だと改善を諦めていた
気持ちの波が改善に至ったという訳です。
「思春期特有の気持ちの波は改善することができます」
ここまで読んでいただいていかがだったでしょうか？
あなたがお困りの気持ちの波は、
改善することができる症状です。
今現在、
同じような悩みでお困りのあなたが、
希望を持って頂けたら幸いです。
最後にもう一度お伝えしておきます。
もしあなたも、
気持ちの波を性格だと思い悩んでいる。
治すのは厳しいかもしれないと、
改善を諦めてかけているのであれば、一度ご連絡ください。
あなたがお困りの症状を
1日でも早く解消させて頂きたいと思います。
感謝。
※下記は「自律神経」に関する記事です。
「一般的な方法で改善しない自律神経失調症、その意外な解決法とは」
※本記事は結果を保証するものではございません。
記事を書いた人：植田 康司 ueda kouji
なかたに鍼灸整骨院グループ 鍼灸王国院長
機能訓練デイサービス、整形外科、鍼灸整骨院
などの勤務を経て、もっと患者さんに喜んでもらえ
る治療家になろう！と決意。
代表仲谷の治療に感銘を受け師事。現在に至る。
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奈良院：なかたに鍼灸整骨院
神戸院：ダエンからマル施術院
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