こんにちは。

3カ所以上回って治らない『痛み・シビレ・不調』の最後の砦、

鍼灸王国、院長の植田です。

 

 

 

本日のタイトルは

 

「治らない」起立性調節障害は併存型かもしれません。

 

 

 

 

今回の記事は、

起立性調節障害と診断を受けたが一向に改善の兆しが無く、

 

「朝、起きることが出来ない」

「夜、眠ることができない」

 

という起立性調節障害の一般的な症状だけではなく、

頭痛、食欲不振、疲れを感じやすいなどの症状が続いている。

 

 

もしこれがあなたの「今の状態」に当てはまるなら、

 

もしかしたら、

それは起立性調節障害に併存している

 

睡眠相後退(前進)症候群(すいみんそうこうたいしょうこうぐん)かもしれません。

 

 

実は、

睡眠相後退(前進)症候群は

起立性調節障害と併存し、起立性調節障害の改善の妨げになっていることが

よくあると言われています。

 

 

ここで、

「えっ、そんな難しい状態なら、なおさら治らないんじゃ・・・」

とあなたは不安に思ったかもしれません。

 

 

でもだいじょうぶ。

安心して下さい。

 

 

睡眠相後退(前進)症候群が併存する”起立性調節障害”ですが、

それでも極端に治りにくいといった状況ではないので、

ご安心ください。

 

 

まずは、

睡眠相後退(前進)症候群がどんなものなのか?

を知ってほしいと思います。

 

 

 

目次

 

・睡眠相後退(前進)症候群はどんな状態なのか?

・起立性調節障害と併存する理由

・睡眠相後退(前進)症候群を改善できる理由

・自然に朝起きて夜眠れる生活を手に入れる

 

 

 

「睡眠相後退(前進)症候群はどんな状態なのか?」

 
 
 
 
 
 

では、

睡眠相後退(前進)症候群について簡単にお伝えしていきます。

 

 

まず、

睡眠相後退症候群とは、

「眠りにくい状態と起きにくい状態が慢性的に持続する状態」

を指しています。

 

一方、

睡眠相前進症候群とは、

「夕方の眠気と早朝に起きてしまう状態を慢性的に呈する状態」を言います。

 

ともに睡眠・覚醒障害の1つとされています。

 

 

 

言葉だけを聞くと、

 

後退症候群は夜型に、

前進症候群は朝方になっているだけでは?

 

と思われるかもしれませんが、

 

後退症候群は

夜型のように”寝る時間が遅いだけ”や”睡眠時間が短い”ということではなく、

「寝付けない」「起きられない」という問題が起こります。

 

一方、前進症候群は

朝型のように「早く寝て早く起きる生活」が習慣化されているのではなく、

早い時間から眠気が現れるため、早朝には「眠れない」状態に陥り目が覚めてしまう。

そのため夕方~夜間の活動が著しく制限されてしまうのです。

 

 

以上の点から

睡眠相後退(前進)症候群は、

「夜型」「朝型」とは明らかな違いがあるとされています。

 

 

 

下記は

「起立性調節障害」と併存している可能性がある疾患についての記事です。

 

薬の効果が出ない起立性調節障害のあなたは  これを疑ってください。

 

 

 

 

「起立性調節障害と併存する理由」

 

 

 

 

 

 

では、

なぜ睡眠相後退(前進)症候群が、

起立性調節障害と併存しやすいのか?

 

 

先にお伝えしておくと、

どちらの症状も自律神経機能の働きに異常が起こっていることが原因です

 

 

 

 

 

 

まず、

起立性調節障害は

「朝起きられない」「夜間元気になる」

 

この2点が一般的な症状です。

 

これは、

何らかの原因で自律神経の機能が乱れ、

循環器系に異常をきたすことで起こります。

 

 

一方、

睡眠相後退症候群は

「朝起きられない」「夜寝付けない」

睡眠相前進症候群は

「夜起きておけない」「早朝に目が覚める」

 

このように、

起立性調節障害と酷似しています。

 

 

こちらは、

思春期に起こる身体の変化についていけず、

倦怠感や食欲不振、腹痛や頭痛など、

自律神経の働きに異常をきたした結果だと考えられています。

 

 

 

以上のように、

起立性調節障害、睡眠相後退(前進)症候群のどちらであっても、

自律神経の働きが乱れて発症しているので、

併存していても何ら不思議ではないというわけです。

 

 

 

「睡眠相後退(前進)症候群を改善できる理由」

 

 

 

 

 

 

では、

起立性調節障害と併存しやすい

「睡眠相後退(前進)症候群」の改善方法についてお伝えしていきます。

 

 

 

大きく3点に分けることができます。

 

 

1、内臓調整

2、自律神経調整

3,脳脊髄液の循環調整

 

 

それぞれに大切な目的があります。

 

 

1、内臓調整

 

内臓の血液循環や内臓固有の気の流れを整え、

内臓疲労を取り除く。

 

内臓の疲労は自律神経の働きの妨げになるので、

まず内臓の疲労を取り除いてきます。

 

 

2、自律神経調整

 

神経の興奮を落ち着かせて、

自律神経のスムーズな切り替え(交感神経⇔副交感神経)を後押し。

 

ここでは交感神経の興奮を指しています。

交感神経の興奮が過ぎると、副交感神経に切り替えができなくなるので、

この施術も必須となります。

 

 

3、脳脊髄液の循環調整

 

脳脊髄液は、

脳内で産生され頭蓋骨・脊柱管を通り、

尾骨までの循環を繰り返し、

神経系の機能維持、代謝、恒常性維持

脳の水分含有量などの調節機能があると考えられています。

 

 

 

 

そのため、

自律神経の機能が乱れている

起立性調節障害、睡眠相後退(前進)症候群を改善に導くには、

欠かせない施術となります。

 

 

 

「自然に朝起きて夜眠れる生活を手に入れる」

 

 

 

 

 

 

ここまでいかがだったでしょうか?

 

 

今現在、

起立性調節障害と診断を受けていて、

 

「朝、起きることが出来ない」

「夜、眠ることができない」

 

という起立性調節障害の一般的な症状だけではなく、

頭痛、食欲不振、疲れを感じやすいなどの症状が続いている。

 

 

そんな

先が見えない状態に困っているあなたが希望を持って頂けたら幸いです。

 

 

最後にもう一度お伝えしておきます。

 

 

もしあなたが、

“起立性調節障害”の治療を続けていても睡眠状態が一向に改善しないのであれば、

それは「睡眠相後退(前進)症候群」が併存している可能性があります。

 

 

我々であれば、

その症状を改善することが可能なので、

諦めずにご連絡ください。

 

1日でも早く、

症状を解消させて頂きたいと思います。

 

 

 

感謝。

 

 

 

 

 

※本記事は結果を保証するものではございません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 記事を書いた人:植田 康司 ueda kouji

 

 なかたに鍼灸整骨院グループ 鍼灸王国院長

 機能訓練デイサービス、整形外科、鍼灸整骨院

 などの勤務を経て、もっと患者さんに喜んでもらえ

 る治療家になろう!と決意。

 代表仲谷の治療に感銘を受け師事。現在に至る。

 

 

 

 

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