10月11日19時に
親父が逝ってしまった。
 
12年間もの闘病生活を
やっと終えて旅立った。
 
特にこの半年間は、
歩くことすらできなくなり、
プライドの高い親父にとって、
本当に苦痛の日々だったと思う。
 
やっと、やっと楽になれたんだと、
家族全員が心から喜ぶことができた。
 
と言うのも別れ際に、
危篤状態になっている親父から、
メッセージが届けられたからだ。
 
もちろん親父がしゃべったわけではない。
 
ふと思いついて、
エターナルメッセンジャーの
ふみさんに、
親父が何か言い残したいことは無いか、
親父の本当の自分に問いかけてみて欲しい、
そうお願いした。
 
すぐにふみさんからメッセージが届き始めた。
  
どのメッセージも本当に親父の言葉だと、
家族全員疑わなかった。
 
家族の内情を何も知らないふみさんから
届けられたメッセージなのに、
親父が言いたかったであろう言葉だと、
誰もが信じることができた。
 
親父の最期のメッセージは、
家族一人一人に宛てたものだった。
 
その一つ一つ読み上げるたびに、
その場にいた家族みんな、
涙が止まらなかった。
 
親父が死んでも泣くことはないだろうと
ずっと思っていた私が、
一番泣いたかもしれない・・・。
 
親父は、ふみさんを通じて、
家族全員へメッセージを伝えた直後、
静かに、とても穏やかに逝ってしまった。
 
話すことができなくなっていた親父から、
最期の言葉をもらうことができた家族は、
逝ってしまった悲しみ以上の
喜びを感じさせてもらうことができた。
 
親父が逝ってしまってから、
ふみさん以外にも何人かの
エターナルメッセンジャーから
親父から私宛のメッセージを
送ってきてくれた。
 
どれもすべて親父の言葉だと確信できた。
 
改めてエターナルメッセージの
暖かさを感じさせてもらった。
 
 
 
 

《最期のメッセージ》
 
 
妹へ
 
凄く可愛くて
好きやったけど
女の子ということもあり
 
なかなか上手に
コミュニケーションできなかった
  
離れていても
気にしていたし
いつも案じていましたよ
 
 
 
姉へ
 
ありがとう
ありがとう
ありがとう
 
頼りがいのある
お姉ちゃんでした
 
これからも
自分の家族を大切に
 
そしてお母さんをよろしくね
弟(私)のことも
 
 
 
お母さんへ
 
たくさんのありがとう
いつも思っていました
 
腹立つ事もあったけど
ひどい言い方をした事もあったけど
1番に信頼しているし
自分のことを
何より1番に考えて
大切にしてくれた事を
心から感謝してます。
 
これからは
自分の人生を楽しんで
いつも見守っています
 
 
 
私へ
 
今はもう
愛だった事に
気づいています。
 
何かを求めていた自分
もっと偉い人
もっと凄い事
もっと良いモノ
求めても求めても 
キリがなかった事
モノの価値ではなく
心とか精神とか
に重きをおく人生
 
それをお前が
やらんとしていることを
今なら少し理解できる。
 
最期の最期まで
寄り添ってくれて
ありがとう
 
男なら
自分の信じた道を
生きなさい
 
いろいろな事に
抵抗はあったけども
少しは理解できるようになってた
 
良いことだ