エイジング看板のマイスター

エイジング看板のマイスター

こだわりの看板を一枚ずつハンドメイドで作らせて頂きます。
よそにはない看板をつくりたい!老舗風の迫力の看板がほしい!という方お気軽にご相談下さい
キワ・エンジニアリング
042-557-7967
http://www.hekiga.net/

Amebaでブログを始めよう!

これを総括せずには今年は終われない!

というわけで、渋谷横丁!

2020年最大のビッグプロジェクト

自分たちにとっても未知のスケールの挑戦でした。

宮下公園跡にあらたに誕生した宮下パーク

その1階をぶち抜く200mの横丁

新しい街を丸ごとエイジングするという壮大なお話


総勢14~5数名のスタッフを集め、この夏、2か月半

朝から晩まで汚しに汚しました。。

熱い熱い夏の思い出


看板も製作しました。看板だけでもその数3~40

全て古めかしい造りに







エイジングのビフォア/アフター



ピカピカなトタン看板をサビサビに

元は銭湯の設定のお店
水垢やサビを再現

壁は泥汚れ、トタンは錆

元パチンコ屋設定の区画

天井から壁、全てヤニ汚れを再現


時を経た雰囲気ある空間に




ファサードを石目調に
テントも泥汚れを



レンガやタイルも経年劣化

こちらは精肉店
少し生々しく

隅々にまでリアリティを




昭和初期にタイムスリップしたよう



路地裏に迷い込んだ感覚に


ズン止まりには雑居ビルの怪しい空間
階段を上がるとスナック


こちらは我等の先輩、コダルマ工房のネエさん方の
カオスなグラフィティ
さすがです!


スナックもムーディーに

道路表示も端から端まで描きました

アスファルトのひび割れも表現



レコードなどレトロ小物の装飾品もご用意!



1歩踏み入れると異空間に入り込んだような
ものすごい熱量
圧倒的な手数のディテール
所狭しと埋め尽くされたアイテムの数々

コロナ禍で大変な時期ですが
ここには時代を変えてゆくエネルギーが
渦巻いています。

このプロジェクトに参加した全ての方々に感謝。


最後に
長い横丁のどこかに猫が3匹隠れています
ぜひ探してみて下さい。


来年も
よろしくお願いします。







 

 

看板の他にも、わが社で売りにしているものがもいくつかあります。

木工家具、エイジング塗装、文字描き、そして壁画!

私を含めた数名の壁画スタッフで現地でじかに描きます。

最近は特に力を入れてます。近作をまとめてご紹介。

 

恵比寿 チャイニーズダイニング 方哉

 白虎・青龍

 

 

渋谷 排骨担々麺 Renge no Gotoku れんげのごとく

 一面の蓮

下がり壁には風の流れを感じさせる筆の流れのアートワーク

筆文字も書かせてもらいました

外壁には花托の絵 小さくテントウムシ

隠れてカエルも

 

心斎橋 中華 梅梅

 豪快な梅の大木

 

岡山 中華 梅梅

 こちらの梅は少し繊細なタッチ

 

鎌倉 しらす丼の店 魚かま

 巨大な大漁旗のイメージの天井画

制作風景

首と腕がもげそうなりながら

小町通りから見上げると目を引きます

壁には波の絵

 

軽井沢 中國料理 月季花

 小薔薇の絵

壁面全体にエイジングをかけアンティーク調に

 

水戸内原イオン 中国料理 紅虎餃子房

 竹と虎

月と筑波山

月は壁に直接箔押し

輝いています

 

上尾イオンモール 中華料理 空海厨房

 ポップでカワイイ龍の絵

 良い感じにチカラの抜けたゆるーいキャラをデザイン

 

和光 中国料理 紅虎餃子房

 こちらはポップな虎 

 

神楽坂 イタリアン マスティカレベーネ

 黄金比:フィボナッチ数列の図

 

最後に

合間合間にサンプルとして描いてもらった絵を3枚

 

全国どこでも出張承ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本年もあっという間に年の瀬

一年皆さまお世話になりました!
今年後半に製作した看板などをご紹介。
 
 
六本木ヒルズ まぐろ屋 鐵ちゃん
魚型看板
ツガ柾目無垢板をまぐろの形に切り出し
ヒレなど立体的に彫り込みました
お店の入り口でインパクトあるアイキャッチとなっています
 
お品書きサイン
札がケンドン式で交換出来ます
上部には骨董の龍の彫物
 
下足箱エイジング塗装
数字手描き
 
老舗風の座卓とお品札
 
栓の木突板
着色の際、染めて剥がしてを繰り返し
経年変化の味わいある色ムラを再現しています

 
リンクス梅田 紅虎餃子房
店内楕円サイン
W1200の大きな楕円
NCルーターと手加工のミックスです
細部まで彫りこんでいます
 
ファサード切文字
MDF35mm厚
大きな面取りを施し
金塗装にエイジングする事で立体感が強調され
モノとしての存在感が増します
黒ツヤの大きな面取りに照明が当たり引き立ちます
 
屏風パネル
中央部に明治期の骨董品、龍の絵の屏風
左右はOSBパネルにシート文字
周囲に黒枠を回してあります
 
札看板
MDFにナラ突板貼り
彫り文字
張り物ですがエイジングをする事で
中国風のリアリティを出しています

 
 
来年も良い仕事と出会えることを願って
お疲れ様でした。
 
 

あっという間に2019年も半分以上が過ぎ

ブログ更新をなまけている間にも、色々なところに出向き、色々なものを作っておりました。

 

長崎県上五島 リゾートホテル マルゲリータ奈良尾

ブロンズサイン

ブロンズの鋳物風に仕上げてありますが、実は木彫です。

カエデの無垢板を彫ったものにヴェロメタルという金属塗装を施しています。

表面は95%以上が本物のブロンズでコーティングされています。

 

腐食処理中

 

今後経年変化で緑青色に変わっていく予定です。

 

こちらはエントランス横に描き文字

 

奈良尾港を一望できる丘の上に建つとてもステキなホテル

ゆったりとした時間が流れます

 

 

 

湯河原 富士屋旅館 看板

和洋折衷の老舗ホテルをイメージしたデザイン

ワイド3mの無垢板を墨色で染色

文字はカマボコ彫りに洋金箔を押してあります。

 

東京の奥座敷〜湯河原のランドマーク的存在に

 

金箔押し作業

 

エイジングとしてあえて剥がれを残しています

 

札幌 円山クラス 中華 人人人

木製サイン

 

カッティングシートのように見えるところも、ステンシルでの描き文字です。

 

恵比寿 和食

 鶴亀 看板

 

ケヤキの一枚板にノミで殴るように粗く彫っています

 

豪快なデザインの潔さが印象的です

 

 

名取イオンモール 和食 ひかり屋

うなぎ看板

 

 

枠をうるしのあけぼの塗り風にエイジング塗装しています

 

 

天王寺 炭火とワイン

店内看板

 

 

こちらは昨年京都で催した看板展示会を見て頂いたお客様からのご依頼。

たいへん活気のあるワイン居酒屋さんの店内用サインです。

 

 

弊社が得意とするカマボコ枠に古材の組み合わせ

菱彫りの金文字

 

和洋折衷、古さとモダンさが合いまった

ワン&オンリーな世界観の看板に仕上がったと思います。

 

 

 

下半期もまだまだこれから!

 

 

 

 

 

気が付けば今年もあっという間に仕事納め

思い返せば、短い1年の間にいろいろ作りました。

 

看板はもちろん、今年は壁画の仕事の機会も増えました。

京都で展示会も開きました。

液体ガラスや金属塗装にも挑戦中です。

 

また来年も様々なことに挑戦する一年にしたいものです。

お世話になった皆さま、本年もありがとうございました!

 

来たる10/11~10/13の3日間

京都の四条烏丸からほど近いところにある、膳處漢という大きな料理店の

ホールを間借りし、これまで手掛けてきた木看板の展示会を行います。

内装関係の方に限らず、興味のある方、いらっしゃれる方は是非お気軽にお立ち寄り下さい。

 

今回のために作ったこの鬼の看板が店頭でお待ちしております。。

 

 

元ネタは「はらいたのくすり」という昔たくさん作られていた薬の看板です

 

 

金棒をノミに変えてあります

 

 

こちらが元ネタ

 

 

続いて、最近制作した看板のご紹介

 

六本木ヒルズ てんぷら

天蒼々 看板

 

この看板を杉でつくると決まった時点で

まっすぐな杉の板目ではなく、複雑な表情の杢板が天ぷら屋のイメージに合いそうだと思い

探し出しました

 

 

エビの部分はなぐりのような彫り方をし、根来風の塗装をすることでエビの質感を表現しました

 

 

 

 

 

六本ヒルズ うなぎや

黒長堂 看板

 

 

ケヤキの一枚板

 

 

うなぎの部分は一見ただの黒に見えますが

奥深い質感をまとっています

 

 

白っぽい下地の上に黒の透明色を何度か重ねて

うなぎのヌメっと感に近づけてみました

 

 

 

看板のご相談など、お気軽にどうぞ!

 

 

 

 

 

 

ここ最近で面白い木彫りのサインを何点か出掛けましたので

アップします

 

辻堂 湘南テラスモール 

イタリアン マルゲリータ・キッチン

シンボルサイン

 

 

マーガレットの花をモチーフにしたお店のエントランスを飾るサインです

ラワンの無垢材を貼り合わせ、ノミ跡を残して一気に彫り上げました

 

 

テクスチャーは粗く大胆に、塗装は明快にカラっと仕上げることで

爽やかさと味わいの両立を図りました

 

 

表面のテクスチャーは粗いまま

 

 

 

ブレードサイン

 

 

一枚の板を両面同じデザインで彫ってあります

 

 

余白の部分を彫り下げることで

モチーフ、文字、枠を飛び出させています

 

 

塗装前

 

 

 

ファサード切り文字

 

 

ラワン無垢材から切り出し

平ノミで中心から打ち下ろして彫りました

 


こういった彫りの仕事は、丁寧に手を入れすぎると

手仕事のぬくもりが出すぎてしまうことがあります

 

エッジを残したソリッドな印象にするためには

突き放すような無骨さが必要な場合もあります

 

 

KITCHENの文字はスッキリとスチールです

 

 

 

銀座 日本料理

豆寅

 

 

看板 ケヤキ

 

 

ケヤキの一枚板を柿渋で着色

深い色味に仕上げました

 

 

文字が小さめだったので目を引くよう密度の高い彫り方をしました

 

 

全体にしっかりとうづくりをかけ、木の持つ表情を引き出しています

 

 

 

 

 

魚看板

杉玉をエサに見立てインパクト抜群

 

 

ツガの柾目板にうづくり

鯛がモチーフです

 

 

 

 

 

浅草 和食

たつみ屋

看板 

十数年以上前に製作した看板が老朽化で交換のため再製作

 

 

耐久性を高めるため板を杉から米杉に(5枚ハギ)

枠もヒノキを使いカマボコ型にしました

 

 

盤面はバーナーで焼き杉にした上で防腐撥水塗装

枠もエイジングしてあります

 

 

 

こちらが以前のもの

サイズや文字は同じですが耐久性は格段に上がったと思います

 

 

尚、今回は彫りと塗装の作業を若手スタッフに託してみましたが

なかなかの良い出来だと思います

 

後進の育成も大切

 

遅まきながら今年初のアップになりました。

今年もすでに色々と看板や家具作らせて頂きました。

 

丸ビル 天麩羅 天まる

看板 

立派なヤニ松の一枚板

 

荒ぶる神の豪快な文字

その文字に負けないような木を選び、激しくノミをふるいました。

 

激しいカスレをどのように彫りで再現すれば良いか悩みました

 

枠線の模様も効いています

社寺建築の虹梁の彫り物を参考にしました

 

 

昭島 和食 高山

看板 ケヤキ

 

すっきりとした印象のケヤキ板

和食のように洗練された繊細なデザイン

 

細い文字は菱彫り

フチの段がシンプルなアクセントになっています。

 

後ろからほのかに灯りがもれます

 

 

 

所沢グランエミオ うどん 椿すずめ

スズメの彫刻

 

お店の入り口門の上に佇むかわいいスズメさんを3羽

寒さに耐える為こんもり太った冬のスズメをイメージして丸っこいフォルムに。

 

 

本物のスズメよりひとまわり大きくつくりましたが

高いところにつけて見ると違和感もなく目を引きます

 

ざっくりと面を残す彫り方に

光が当たると映えます

 

彫りも彩色もスズメに見える最低限であえてとめました

 

着色前

一本の木から彫り出してます

 

ツバキの壁画もお手伝い

 

 

 

 

 

そして昨年の年末から今年の年始にかけては、こちらの大仕事を!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけに

これは今年の年賀状用に作った戌年サイン

 

 

先月11/15~17に東京ビッグサイトにて開催された

店舗・商業空間デザイン展2017に出展して参りました。

その時の様子とそれに合わせて製作したオリジナルの看板をご紹介。

 

過去に制作し保管してあったものなどを、手直しして色々持っていきました

看板のかかっているトタン壁もエイジング塗装を施したものです

 

今回制作したキワ・エンジニアリングのオリジナル看板

 

タモ無垢ハギ板 700×2400

 

日頃作業に使う道具たちをモチーフとして彫りこみました

 

 

 

見本品なので多様な彫り方を駆使しています。

 

 

彫り途中

 

塗装前

 

こちらも今回のために制作したサンプル看板

 

摩天楼に深い意味はありませんが、字面のカッコよさで決まりました

シャープな菱彫り

枠はカマボコ型、うるし塗り風のエイジング

 

ABS樹脂の切り文字

アルミの鋳物のような風合いにシルバーで仕上げました

 

3日間でたくさんの方が来場され、良い出会いがたくさんありました。

日頃は工房にこもって制作していることが多いので、お客さんのじかの声を肌身で感じられたことは

とても刺激になり、貴重な機会でした。

ひと月ほど前、原宿にオープンした和食の新業態

鶴亀樓に看板、家具など多数納めさせていただきました。

 

 

看板

米杉5枚ハギ

真ん中は板目でのこりは柾目

色がグラデーションでつながるよう木材を選びました

深めの彫りで豪快に刃跡を残しています

 

取付け後 弊社会長自ら鶴のアタマを赤く塗られ完成です!

 

 

アートワーク つるとかめ

ファサードを覆う格子状の柱にそって型抜きしたモチーフを取付け

 

モチーフの大きさは約4m×4m

型を切っている段階では全容がつかめません

 

取付け完了しモチーフが浮かび上がって一安心

 

最後に目立たせたいとのご要望があり着色しました

 

 

店内サイン

骨董の桶に描き文字

 

 

スチール切り文字

錆色エイジング

和洋折衷感がスタイリッシュ

 

 

大テーブル

W1200×L3800の特大サイズを2台

タモの無垢板の間に根来風のウレタン艶あり塗装の板をはさみこんでます

 

脚はスチール製 シンプルな骨太な和の意匠でしっかりと重量を支えます

 

 

三角テーブル

おまけでこんな形のものも

 

 

座卓

w800×L2300

 

倉庫の奥に眠っていた中国の古材を削りなおして使用

割れ、腐り、狂いがはげしく、、削って、埋め木し、塗膜で固めて・・・と

大変苦労しましたが、ダイナミックのものに仕上がったと思います

 

 

飾り吊棚

L5500の長ーい吊棚

H鋼からコの字の金物で吊る構造にしました

板はツガ材 6分割で奥にアッパーの照明も仕込んであります

金物は鋳物風の塗装で重量感を

 

 

古材を削った天板のテーブル

 

この他にも色々な造作、家具をつくらせて頂きましたが、今回はこの辺で。。。