小1から登校渋りが始まり、小4の3学期に完全に不登校で引きこもり。
おそらくHSCであることと、体力がないことが原因で登校しにくいようです。
小5の五月終わりあたりから適応指導教室(教育委員会がやっているフリースクールみたいなところ)に通い、学校の行事には頑張って参加するというスタンスでやってきました。
中学入学後は週4回適応指導教室への通所と、週1回中学校の別室登校をしています。
学校には行きたいけど、担任が怖くて教室に一人で入れません。
こんばんは![]()
今日も次女の付き添い登校をしてきました。
五時間目の途中まで。
先週金曜日、校長や教頭と面談し、担任が男の子の首を腕で絞めたことについて、緊急保護者説明会をひらくよう依頼しました。
その時に校長が提案した、子供達の安心のために、補助の先生を教室に入れること。
今日から始まりました。
他学年が立ち歩きなどて荒れていて、二学期途中から補助の男の先生が学校に配属されている。
その先生が授業中、教室の中に入ってくれて子供達をサポートしてくれた。
その先生が用事のある時は、高齢の女の先生が入っていました。
担任は見られている意識からか、指導が入ったからか、私がかなーり問題を提起したからか、補助の先生が気になる子をサポートしてくれるからかわからないけど、以前のようにイライラを全面に出してないし、棒などでバシバシ音をたてることも無い。
ただ、我慢している感はあって、時々本性が見える。笑
今日は私、教室が全部見える位置に座りました。
たしかに、男の子二人が常に横を向いたり、椅子にちゃんと座れなかったり、チョロチョロしている。
その内一人は、首を絞められしまった子
隣の席はしっかりした女の子で、振り回されてはいないけど、長期間隣だと精神的にストレスはあるだろうなぁ…。
補助の先生が笑顔でサポートしているけど、前の様に担任一人で授業を成り立たせようとしたら、怖がらせるのが手っ取り早いよね。
この間、旦那のお母さんから電話があって、
ここ最近の話をしたのです。
お母さんの話では、その昔、旦那のお兄さんがまさに授業中じっとできない子、隣の子に話しかけてしまう子で、担任から「一度お母さんが一日中授業をみてください。」と言われ、行っていたそうです。
体育以外の授業を一週間くらい。
そしたら、その間、旦那のお兄さんはお利口さんに過ごせたそうでした。
(ちなみに、旦那も注意されすぎて、机ごと廊下に出されたこともあるって言ってた。一番上のお兄さんは、「今日から俺は」の時代のまさにあんな感じで、もの凄い写真が残ってる![]()
お母さん、三兄弟を育てたからあんなにパワフルなのかも。)
今は、ジッとできない子の親に、学校から付き添えとは言えなくて、それを注意する声が怖い子や隣の席にされて疲れてしまった子の親が必要に駆られて付き添うんですよね。
今の時代、あるあるかな…
補助の先生も一人つくだけで、その先生のお給料が年間何百万円も発生するわけで、よっぽどクラスが荒れてからじゃないと配属されませんしね。
色々難しいと思いました。
みんなそれぞれ、立場変わればです。
クラスにいろんな子がいる。
それが社会の縮図。
どんどん隔離していくのではなく、それぞれが認め合うのが理想。
だけど、そこにまとめる側の理性やマンパワーがなければ、余裕がなくなり歪みが出るし、危険だと思う。
まぁ、でも大変だからって、暴力的に指導しても良いには繋がらない。
他の先生にも相談しながら、工夫しながら協力して、楽しくて学べて遊べる学校にしてほしい。
もちろん保護者も学校に任せきりではなく、役員ではなくても、お手伝いできるところはしていく。
PTAとは本来そう言う意味で、できたものだと思うので。
今回、ここまでたどり着くのに約一か月。
毎日毎日、朝から学校に通って、観察してずっと問題点を考えていた。
そしてそれを担任や校長に伝えて、補助の先生をつけてもらえるところまで行った。
これから次女が安心して通え、もう来なくていいよと言ってくれるまでどれくらいかかるかわからないし、補助の先生がいつまでついてくれるかもわからない。
だけど、私の信念としては、何もしないより、どうすれば目の前の問題点を解決できるかを考えて、一つ一つ乗り越えて行きたい。
何を言っても無駄とか、諦めたくない。
なぁなぁにせず、スッポンのようにしがみつき解決に向かわせたい。
それは長女の時の自分の反省もあり、経験したからこそ、それを活かして行動できることもあると思うから。
保護者説明会もまだだし、やる事は沢山あるけれど、今日は一つ対応してもらえたなと思える日でした。
今回の件で、クラスのお母さん方と繋がることができ、子供同士も仲良くなっている気がする。
雨降って地固まる
この経験で得るものもあったなと思えるようにしたいな