朝のフリー走行はS字ーナー立ち上がりにて撮影。
昨日の画像が失敗ばかりだったので少しばかり気合いを入れ直して、撮影に臨んだ。
しかし、さすがにS字2個目の立ち上がりを斜め前から狙おうとするとクリッピングポイントが遠い。
「1Dマーク3(35mm換算で1.3倍)+600mm+2倍テレコン」
でも物足りない。
マシンの小さい125ccクラスでは我慢できず、禁断のテレコン2段重ねのワザを投入。(笑)
しかし、ここまでやるとAFの追従性が極端に遅くなるので限りなく置きピンに近い撮り方となる。(AFが動くだけでもすごいとも言うが・・・)
そして、35mm換算で2184mmという超々望遠レンジとなるため、スローシャッターの難易度が極端に高くなる。
さすがに撮っていても「あたり」が来ている感触が全くないので、250ccの走行からは大人しく、2倍テレコンだけに変えた。(笑)
ま、それでも1560mm相当の世界だ。
昨日の反省をふまえて集中して撮影した。
もっともまだ、「上がり」を見てないので反省が結果に繁栄できたかどうかは不明だ。(爆)
朝の震えるような気温の中、125ccクラス、250ccクラスとモーニングプラクティスはすすんでいく。
しかし、寒い。
朝イチは、17℃と場内放送で言っていたが、250ccの走行後は15℃と言っていた。
半袖のポロシャツ一枚では耐えられるわけもなく、ウインドブレーカーを着込む。
しかし、それでも追いつかない。
寒いものは寒い。
しかし、MotoGPクラスの走行がはじまると、うっすらと太陽もパワーを増し、何とか我慢できるようになった。
MotoGPの朝フリーを撮影後、車にカメラを置いてから、ループバスでグラスタへ向かう。
2台しかないバスはなかなか来ない。
結局、20分以上待たされた。
場内に続々と入ってくる車に阻まれ、一時的にループバスがルートを変更して、S字からそのままヘアピン、90度コーナーを経由して東エントランスに向かうとのこと。その所為もあり、ループバスの回転が悪くなっているのだ。
しかし、ルートを変えても、もともと車は通らないはずのヘアピン~90度コーナー間の道。
売店に並ぶ人や移動する人に阻まれてなかなか進めず。
特にZ席裏あたりは人がごった返してバスがすすむのは見ていて乗っていて恐いものがあった。
10分近くかかってようやく東エントランスへ到着。
これなら初めから歩いた方が早かったなぁ・・・
今年のMotoGP観戦に先駆けて
「VIPテラス席チケット」
と言うものをゲットした件は少し前に書いた。
金曜日にどんな場所か、見に行くと、あ~らがっかり。
ガラス張りの屋内の「まさにVIP席」という場所だとばかり思っていたのだが、そうではなかった。
何のことはない。ただのグランドスタンド席と変わらない。
屋根はない。
吹きっさらし。
オーロラビジョンの比較的見やすい位置であることと、最上段の後ろに何組かの丸テーブルと椅子が置いてあることが少し違うくらい。
幸い、手に入れた指定席は最上段。
最上段と言うこともあり、見晴らしは悪くない。
但し、ビジョンがあまり大きくないこともあり、双眼鏡が欲しくなる。
立体交差を飛び出してビクトリーコーナー、メインストレート、1、2コーナー、3、4コーナー、5コーナー立ち上がり
かなりの範囲が見える。
2→3コーナー間および、3→4コーナー間のストレートが見えない区間が有るくらいだ。
レースなんてろくに知らない人が見るにはさほど悪くないかも知れない。しかし、すべてが遠い。ある程度以上、レースを知っている人にはお勧めできない。
このチケットにはいくつかの特典がつく。
北ゲートを入ってすぐの「VIP専用駐車場」の駐車券がその一つだ。
さらにプログラムと記念品のおみやげ付だ。
記念品って何だろうと思っていたが、か~な~り~がっかり。
これだ。
もてぎでの最高峰クラスの開催10周年記念の小さなプレートとそれにつけてある「ピンバッジ」だ。
1ヶ月もしないうちに間違いなく捨てていることだろう。(笑)
話は戻ってVIPルーム。
本当は決勝レースこそ、コースサイドで撮影したいのだが、お昼ご飯の時間が指定されており、125ccクラスと250ccクラスの決勝レースにかぶっているのだ。
VIP席のもう一つの特典が豪華なお弁当なのだ。
せっかくの豪勢なお弁当を食べないのも悔しいので、泣く泣く125ccと250ccの決勝は断念し、食事を優先したわけだ。
結局、VIPルームについたのは11時数分前。
125cc決勝レースのスタート直前だ。
速攻で食事を終えたら、すぐにコースサイドへ戻るつもりだ。
しかし、11時半にならないとお弁当は配られないらしい。
仕方ないので時間までVIP席でしばし、観戦。
しかし、後ろの丸テーブルを占領していた夫婦がぼくらの真後ろに立ち上がり、観戦をはじめたのが、うるせぇったらありゃしねぇ。
ばああはスタート直前から、「タルマクシ、タルマクシぃ~」と甲高い声で騒ぐし、オヤジの方は知ったかぶっていろいろ解説している。
どんなヤツかと振り返ると、とうに50を超えたいい年したオヤジとばばあだ。
うるせえんだよ。
だいたい、そこは臨時の席であって観戦するためじゃねえだろ。
見るなら見ても構わないが黙ってろ。
まなざしには、その思いを込めたつもりだった。
しかし、自分たちの事しか頭にないご夫妻には届かなかったようだ。相変わらず、最上段テラスのテーブル席を占領しつつ、立ち上がってうるさく解説する。
ヽ(´ー`)ノ ハア
レース中盤でトップを走っていたブラドルが3コーナーで大回りして一旦、後ろに下がったのを見て、
ああっ!!
ブラドル、ミスしたっ!!ミスしたっ!!
うるせーっ!!
あれは前に出したんだよ。
(実際はどうかはわからないが、明らかにストレート速度で分のあるブラドルがあのまま先頭でレースを引っ張る意味はない。普通なら一旦後ろに下がって、タイヤを温存しながら様子を見るはずだ。
実際の展開もゴールまで数ラップのところでブラドルが前にでて、そのままスパートして優勝・・・)
不愉快きわまりないので、時間になった時点ですぐにお弁当を貰い、レースを見ながら食べ始める。
まあ、それなりに立派なお弁当だ。
ウナギの蒲焼き、天ぷら、牛肉のステーキ?、ぶたの角煮、それにスイーツ。
なかなか豪勢だが、ボク的には完全に落第点だ。
まず、冷たすぎる。
痛むことをおそれているのはわかるが、ご飯なんか、くっついちゃってて割り箸が折れそうなくらい。
おかずもどれもこれも温かければそこそこおいしいのだろうが、冷たくてもおいしく食べられる様に考えられたメニューには思えなかった。
第一、天ぷらに至っては衣が不味すぎ。
それに冷たいウナギなんてちっともうまいと思えない。なんかレトルトのウナギを温めずに出された感じ。
・・・それでも腹へっていたので喰ったけどね・・
スイーツは
・杏ジャム入りの春巻き、シナモンパウダー掛け
・アンドーナッツ
だった。
けっして甘いものがダメなわけではないのだが、半分ほど味見したところでスイーツは終了。
ペットボトルのお茶で口の中を洗い流しつつ、さっさとVIP席をあとにした。
VIPテラス席
おひとり様、33000円也
まだ、メインレースまでは時間があるので確信はないが、かなり空席が目立つ。
このVIPテラス席というもの。
とりあえず、ボクの価値観からすると、駐車券がついていることなどを考えても、せいぜい、2万円が良いところだ。
グラスタA席が14000円で有ることを考えると、それにお弁当&フリードリンク+駐車券+プログラムなどのおみやげの付加価値をつけてもこんなものだろう。
こんなモンを自腹でお金を出すのはバカだ。
このチケットはあくまでも接待用のギフトチケットと言うべきだろう。
周りの客層を見ても小さな子供を連れたお客などはまだわからないでも無いが、全体的にはどういう人たちがここに来るのか把握しかねる感じだった。
ボクの目の前に来た年輩のご婦人と息子さん?と思しき二人連れ。
ご婦人は黒い和服を着ていて、サーキットではあまり見ない姿なので、
ほう・・・・
と思い、何となく気になり見ていたのだが、家紋がなんと・・・・
ニッキーのファンなのだろうか?
ニッキーのお母さんが日本人だという話は聞いたこと無いが、案外・・・・
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
となりに座っていた息子さん?も69番のTシャツを着ていたので二人揃ってニッキーを応援していることだけは間違いないだろう。
ま、いずれにしてもボクがこの席に足を踏み入れることは2度と無いだろう。
話を決勝レースに戻そう。
食事を終えてVIPルームを出たのが12時前。
すぐに東エントランスのバス停に向かったところ、ちょうど出発直前のループバスに飛び乗ることが出来た。
らっきぃ~
バスでS字に停めてある車にたどり着き、カメラを取り出し、すぐに撮影準備。
何とかぎりぎり、250ccレースのスタートに間に合った。
250ccは最近、応援しているシモンチェリがバックマーカーの援護?もあったが、バウティスタのプレッシャーに負けず、見事に優勝。
そう言えば、昨日の予選でポールをとってご機嫌だったのか、ピットウォークではわざわざでてきてファンサービスしていた。
はじめはピット前で人垣が出来ているけど、何が起きているのかわからなかった。
しかし、人混みの頭越しに金髪のもしゃもしゃ頭が見えたので、それでシモンチェリだとわかった。(笑)
こいつ、頭だけを見てると、昔流行った
「キャベツ畑人形」
を思い出すよ。(爆)
250ccレースのあとは少し時間があって、いよいよMotoGPクラスの決勝。
土曜の予選では路面温度も上がり、ミシュラン勢も善戦したが、決勝日はまるで温度が上がらない。
日差しもほとんど無いに等しく、どんより曇っている。
これではミシュラン勢に勝ち目はない。
だとすると、ロッシ、ダニ、ケーシーの3名が順当なところ。それに一発狙っているカピロッシが必ず上がってくると予想しつつ、スタートを待つ。
レース展開は多くの人が書いているだろうから、省くけど、ロッシがさすがの走りとレース運びできっちり優勝でチャンピオンを決めた。
ウイニングランを撮ろうと思ったけど、なぜかロッシはS字を手を振りもせずに速めのスピードであっという間に通り過ぎてしまった。
その後、ヘアピンあたりでコースに入ってきたサポーターとパフォーマンスをしていたらしいから、あらかじめ打ち合わせしていたのだろう。
仲間内がコース内に一番乱入しやすいのがヘアピンだからだ。
まあ、ボクはそんなことには興味ないので、レプソルカラーが今年で見納めとなるニッキーの写真だけ撮ると、さっさと車に戻り、レンズの収納も後回しにして一目散に帰路につく。
さすがにこのタイミングで車に乗ればまだ、まったく渋滞知らずででられる。
3時には北ゲートをでて、そのまま水戸市内へ向かう。
途中、市内のホテルで友人を下ろしてから自宅へ向かったので1時間弱のロスタイムがあったが、いつもの常磐道の軽めの渋滞以外は特に問題なく、7時過ぎには帰宅。
まっすぐ自宅に向かっていれば6時過ぎには帰宅できたはずだ。
VIPテラス席なんてもう2度と用はないが、来年も是が非でもコースサイドチケットだけは手に入れよう。
何たって、カメラ&レンズの運搬が楽だし、帰りの撤収も素早くできる。
昨年までは一般駐車場だったので車にたどり着くだけで1時間以上かかり、それからの退場ではでるにも渋滞だったことを思えば、6000円の価値は十分にある。
来年も発売日には、ストーカーのようにチケットセンターに電話しまくろう。(爆)
・・・・と言うわけで今回もBSの表彰台独占だった。
だからというわけではないのだが、いよいよ来年からはタイヤのワンメイク化が決定したようだ。(その話は、別エントリーで・・・)
長い割りにオチのない話ですまん・・・・(爆)
夕べ、書いている途中でアメーバがサーバーのメンテに入ってしまったので久々の朝ブロだ。(^_^)v










