王様のブランチという土曜日にやっている番組がある。
今はもうほとんど見ないがまだやっているはずだ。
その昔は、田中康夫が司会をやっていたと記憶している。
結構いじられキャラで見ていて面白かった。
その後、田中律子が出ていた時代を経て、今は優香が出ている(・・・・のを随分前に見た。今でも出ているのかはよく知らない。)
バラエティ番組でよく出てくる坂下千里子なんかもこの番組からうれたタレントだったと思う。
土曜日にやっている総合情報番組としては面白かったので10年くらい前まではよく見たモノだ。(今も面白いかどうかはシランが・・・)
今は通してみることはもう無いが、たまたまチャンネルを合わせてみたらやっていたと言うときなどは少しだけ見ることもあるが、昔とは微妙に趣が変わったようにも思う。
しかし番組も変わっているのだろうが、かつて出演していた康夫ちゃんも、今やすっかり「政治家の先生」である。
昨日も民主党の小沢さんと手を組むというニュースが飛び交っていた。
長野県知事に就任した当時は体当たりで四面楚歌の県議会に立ち向かい、数々の改革をしたのはよかったんだが、その後はだんだん尻つぼみだったなぁ。
旧勢力の方が一枚上手だったとも言えるし、康夫ちゃんのやり方もイマイチだったのかも知れない。
康夫ちゃんの唯一の業績は政治の世界に、難しいカタカナを持ち込んだことだろうか?
ダム建設に強硬に反対したことの功罪はその後のことがあまり報じられないので正直、良くわからない。
しかし、マニュフェストなんて言葉は康夫ちゃんがカタカナを乱発するようにならなければけっして使われることの無かった言葉だと思う。(笑)
宮崎の東国原知事もかつての康夫ちゃんのようで、今は人気者だがいつ足元をすくおうとするモノが出ないとも限らない。
唯一、康夫ちゃんとひがしが違うのは、目線の高さだ。
県民のためと言いながら、康夫ちゃんの目線は高いままで国政に向かって挑戦していく姿勢だった。最近流行の「地方から国を変える」って奴だ。
その点、東の目線は低い。腰を折り、県民の方を凝視している。
県民を見るばかりで、視野が狭くならなければ良いんだが、体調管理を含めて頑張って欲しいモノだ。
最後になるが、あれだけ世間を騒がして自民党をぶっ壊すと言いながら行った郵政改革。
その改革の内容も骨抜きのくだらないモノになっているが、それ以上にあのとき離党した連中がのうのうと自民党に戻っているのが信じられない。
ここに来て、平沼赳夫まで戻るらしい。
阿部内閣の面々がケツの毛まで調べれられて金問題で次々に窮地に立たされているため、次に内閣にこめるための「タマ」の補給だろう。
言ってみりゃ、政治家に清廉潔白な奴なんてただのひとりだっていないはずだ。
昨日今日「せんせい」になった奴だって、徹底的にはたけばホコリは立つだろう。
ましてや「せんせい歴」の長いやつなんか叩いたらほこりで周りが見えなくなるのが普通だろう。
今までの政権ではそれを押さえ込むだけに政治力、指導力?があったが今は自民党内ですらいがみあっている状態だから、マスコミを押さえることもままならず、次々と人柱が出ているのだろう。
まあ、かろうじて「大物」と言われる連中の名前が出てこないことだけが、今の自民党の最後に残っている影響力?なのかも知れない。
今日はずいぶん力んだ桝添さんの姿がニュースで流れているが、果たしてどこまでほこりをたたき出せることやら・・・・。
もっとも桝添さんが叩くのは政治家ではなく役人、それも小役人と言うところがなんとも・・・・・。
世間の眼を政治家から逸らすためのアイデアかい????と思わずちゃちゃを入れたくなる。