ベルリン・フィル ペトレンコ ブラ4 | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2023年11月24日(金) サントリーホール

 

モーツァルト:交響曲第29 番 イ長調 K.201
ベルク:オーケストラのための3 つの小品 Op.6
ブラームス: 交響曲第4 番 ホ短調 Op.98

キリル・ペトレンコ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 

 

 

 

ベルリン・フィル、さすがにすごかった。やはり別格中の別格。モノホンだ。

私は今日はモツが最も印象的だったし最も凄いと感じた。

 

ベルクは何度聞いても頭に入らないのもあり(^^;アセアセ)、ブラ4ももちろん素晴らしかったが、モツは異常な美しさだった。

冒頭から聞いたこともないような動きのある音というか、、、自在な表現。これにはたまげた。かなりペトレンコ風味に強弱緩急を弄り倒していたが、まったく自然でいやらしくない。そして新しい、でも鼻につかない。不思議だ。。

 

ネルソンスの色付けはわざとらしくて結構イラっとすることもあるが、ペトレンコの表現はなぜこんなに居心地がいいのだろう。。。

 

そして今まで聞いたことがないと思うほどのオケの美音。

信じられないくらい美しかった。この指揮者、偉大だ。。。

 

ベルクは予習で自宅で聞いていただけだとわからなかったが、マラ6のようにハンマーがあった。ハンマーって楽器だったのですね。この曲は回数は決まっているのだろうか?3回叩いた気がするが、マラ6のよに「今日は2回だった」「3回だった」と話題にあがるのだろうか?

ベルクは苦手だなぁ〜何度聞いても入ってこない。

 

ブラもテンポ早めで音がうねり強烈。

ベルリン・フィルの力を見せつけられた。いや〜すごかった。ほんとにすごかった。