こんにちは、加賀智子です😊
最近、娘(小6)が
こんなことを言うんです。
「ママ、もっと褒めて」
他の人を褒めると、「私はどう?」
最初はちょっと可愛い嫉妬心かな?
と思っていました。
でも実はこれ、
思春期に差しかかる心のサインなんです🌱
💡「私も?」の裏にある“深層心理”
この年頃の子どもは、
「自分がどう見られているか?」に
とても敏感になります。
心理学ではこれを
「想像的観客(イマジナリーオーディエンス)」
と呼びます。
アメリカの心理学者エルキンド博士によると、
思春期の子どもは、
まるで周りの人が常に自分を見ているように
感じやすくなるのだそうです👀
だから、
他の誰かが褒められているのを聞くと、
自分がそこに“入っていない”ことに
強い不安を感じるんですね。
「ママ、私も?」の言葉の奥には、
「ママ、私のこと見てる?」
「私も大事な存在でいたい」
という“安心したい心”が隠れています。
🧠 思春期の脳は
「他者視線」に敏感!
脳科学の研究によると、
思春期の脳は「社会的な承認」に
とても敏感に反応します⚡️
ハーバード大学の発達神経学の研究では、
褒められたり認められたりする瞬間に
「ドーパミン」という幸せホルモンが
大量に分泌されることが分かっています💡
つまり、
この時期の子どもにとって「褒められる」は、
「生きている証を感じること」なんです🌈
🫶 親ができる3つの関わり方
① 存在をまるごと認める
「ママは、あなたがいるだけで嬉しい」
「何かできるからじゃなくて、
あなたが“あなた”だから好きだよ」
この“条件のない承認”は、
子どもの自己肯定感の土台になります🌷
② 行動や努力を具体的に褒める
心理学者キャロル・ドゥエック博士
(スタンフォード大学)の研究では、
「能力を褒める」よりも
「努力・工夫・選択を認める」方が、
子どものやる気と粘り強さを育てる
ことが分かっています💪✨
たとえば、
「かわいいね」ではなく
→「今日の服、自分で選んだの?センスいいね!」
「えらいね」ではなく
→「手伝ってくれて助かったよ、ありがとう!」
行動の中身を褒めると、
「自分には価値がある」という
**自己効力感(self-efficacy)**が育ちます🌿
③ “横の関係”で勇気づける
アドラー心理学では、
「褒める」も「叱る」も
“上からの評価”だと考えます。
でも、親子関係に本当に大切なのは
“横の関係”=一緒に考え、一緒に歩む関係💖
娘が「私も?」と聞いたら、
こう返します。
「もちろん!ママ、ちゃんと見てたよ😊」
「この前のお手伝い、
すごく助かったよ✨」
“あなたを見てるよ”というメッセージは、
どんな言葉よりも子どもの心を強く支えます。
🌸 思春期の心を支える3つの柱
アドラー心理学では、
人が幸せに生きるために必要な3つの力を
こう定義しています🌈
1️⃣ 自己受容
できない自分も受け入れる力
2️⃣ 他者信頼
人を信じる勇気
3️⃣ 他者貢献
自分の価値を感じながら誰かの役に立つこと
「私も?」という言葉は、
この3つのどれかが
少し揺らいでいるサインでもあります。
この本は衝撃的でした!
アドラー心理学
もっと子どもたちにも広めたい♡
学校の教科に心理学も入れて欲しい!
💖 〜見えないSOSをキャッチする〜
「ママ、私も?」
この一言を出せるのは、
“ママになら安心して本音を出せる”
という信頼の証💞
だから焦らなくて大丈夫。
今日の食卓で、
「あなたがいてくれて嬉しいよ」
「ママね、あなたの笑顔が一番のごちそうなの🍚」
そんな一言を添えてみてくださいね

🌿今日も、家族の笑顔と心の栄養をつくる食卓を。
あなたとお子さんの毎日が
もっと温かく満たされますように🍀