こんにちは 加賀智子です![]()
昨日は、ふらっと近所を自転車で紅葉狩り🍁

車で通りすがるとあっという間だけど
自転車だと ゆっくり眺められる💕

「学校に行きたくない」
そう言う次女に、
以前の私は“どうしよう”と焦っていました![]()
でも、本当に困っていたのは私じゃなくて、娘の方。
コーチングを学んでから、
その言葉の“奥にある気持ち”を聴きたいと
思えるようになりました![]()
「何が嫌なの?」と聞くと、
「全部!」
またか…と思いながらも、
「そうなんだ」とだけ返しました。
すると娘は、
「算数がわからなくなってきた」と、ぽつり。
「そうなんだね。急に難しくなったもんね」
そう言葉を返すと、
少しだけ心を開いたように見えました。
「公文とか塾とか行く?」
「いや」
「ママが教える?」
「いや」
「ねえねがいい」
長女は受験生。
最近はずっと部屋にこもっている。
きっと、その言葉の裏には“寂しさ”も
あったのでしょう。
その日はテーブルではなく、
ソファでご飯を食べました。
ご飯を食べ終えるころには、
表情がやわらぎ、少し落ち着いた様子に。
「お腹が満たされると、心も満たされるんだな」
そう感じながら、車で学校へ送り出しました。
帰ってきた娘は、
「もう歩けない~!プールで1200メートルも泳がされた!」と。
学校に行くことすらしんどかったのに、
学校帰りのプール教室よく頑張ったね![]()
フルタイムで働いていた頃、
こんなふうにゆっくり話を聴く時間はありませんでした![]()
“ちゃんとご飯を時間に出さなきゃ”
“栄養バランスを整えなきゃ”
そんな「ねば・べき」に追われて、
私自身、焦っていたんです。
でも子どもは、
ご飯よりもまず——
「自分の話を聞いてほしい」
**「わかってほしい」**と思っている![]()
心の中を全部吐き出せたとき、
子どもは自分でまた立ち上がる力を取り戻す。
その日も、
娘は30分間泣きながら話し続けました。
「こんなことがあった」
「あれが嫌だった」
「これが大変だった」
私はただ、うなずきながら聴き続けました。
そして最後に、
娘が自分から言ったんです。
「明日はがんばる!」
大切なのは、
お母さんの心の“余白”。
お母さんに余裕がなければ、
子どもの小さな声は聴こえない。
だからこそ、
がんばりすぎず、
子どもの声に耳を傾けられる大人を
増やしていきたい!
子どもはもともと、
“またやれる”というパワーをちゃんと持っています![]()
その力を信じて寄り添ってくれる人が、
たったひとり——お母さんでもいい。
その存在があれば、
子どもはどんなにつらくても、
何度でも立ち上がることができる。
そんなことを、
あの日、娘から教えてもらいました![]()
今日もがんばるお母さんへ。
ちょっと立ち止まって、
子どもの声に耳を傾けてみてください。
それが、いちばんの愛情表現です。