2012年の劇場鑑賞第一弾
昨年の映画でしたが、やっと近くの劇場で上映が
始まりました。
解説
臨月のヒロインが、自分のことはさておき他人のために奔走する姿を描く
ヒューマン・コメディー。
『川の底からこんにちは』『あぜ道のダンディ』で頭角を現した石井裕也
がメガホンを取り、今どきの女性が繰り広げる義理と人情をコミカルにつ
づっていく。
主演は、『時をかける少女』『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』などの
仲里依紗。
石井監督と仲が、どのような形で個性を発揮するのか期待が高まる。
あらすじ
妊娠9か月の原光子(仲里依紗)。
子どもの父親はアメリカ人の元カレの可能性が高いが行方知れず。
お金もなく行くあてもないが、昔住んでいた長屋に行ってみることに。
そこには貧乏で優し過ぎるがゆえに、パッとしない住人たちが昔と変わ
らず住んでいた。
人のことなど構っていられないはずの光子だったが、彼らのために一肌
脱ごうと決意する。
石井裕也監督の描くキャラクターは世間で言う底辺の人にスポットをあて
たものが多い。
「川の底からこんにちは」「あぜ道のダンディ」も然り。
しかし、不器用に一生懸命生きる姿には感動してしまう。
この映画のヒロイン、原光子も元彼の子を妊娠し、出産間際だが、
費用も工面できない極貧の生活を送っていた。
パチンコ屋を経営している両親にもアメリカから戻ってきたことを
告げられずに見栄を張っていた。
そんなとき、昔、夜逃げ同然に両親と引っ越してきた長屋を訪ねること
にした。バブル全盛の頃には越していってしまって、今は誰も住んでいない
かと思ったら、不況のあおりでリストラに遭って、どん底の生活を送って
いる人たちがまた越してきた。
長屋で暮らすなかで、薄れかけていた人情、人との絆がここではまだまだ
生きていることにうれしさを感じる光子。
「雲の流れるままに人生を送ろう」
「辛いときは昼寝をして、そのうち風向きが変わったら、どでかくことを
起こそう」
など、人生、もっとゆっくりのんびりと歩んでいこうといったメッセージが
あってなかなかよかった。
きっと風向きが変わることを信じ、その時がチャンス。
今、辛い状態にある人、将来が不安だと思う人、
元気がもらえる映画である。
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昨年の映画でしたが、やっと近くの劇場で上映が
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解説
臨月のヒロインが、自分のことはさておき他人のために奔走する姿を描く
ヒューマン・コメディー。
『川の底からこんにちは』『あぜ道のダンディ』で頭角を現した石井裕也
がメガホンを取り、今どきの女性が繰り広げる義理と人情をコミカルにつ
づっていく。
主演は、『時をかける少女』『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』などの
仲里依紗。
石井監督と仲が、どのような形で個性を発揮するのか期待が高まる。
あらすじ
妊娠9か月の原光子(仲里依紗)。
子どもの父親はアメリカ人の元カレの可能性が高いが行方知れず。
お金もなく行くあてもないが、昔住んでいた長屋に行ってみることに。
そこには貧乏で優し過ぎるがゆえに、パッとしない住人たちが昔と変わ
らず住んでいた。
人のことなど構っていられないはずの光子だったが、彼らのために一肌
脱ごうと決意する。
石井裕也監督の描くキャラクターは世間で言う底辺の人にスポットをあて
たものが多い。
「川の底からこんにちは」「あぜ道のダンディ」も然り。
しかし、不器用に一生懸命生きる姿には感動してしまう。
この映画のヒロイン、原光子も元彼の子を妊娠し、出産間際だが、
費用も工面できない極貧の生活を送っていた。
パチンコ屋を経営している両親にもアメリカから戻ってきたことを
告げられずに見栄を張っていた。
そんなとき、昔、夜逃げ同然に両親と引っ越してきた長屋を訪ねること
にした。バブル全盛の頃には越していってしまって、今は誰も住んでいない
かと思ったら、不況のあおりでリストラに遭って、どん底の生活を送って
いる人たちがまた越してきた。
長屋で暮らすなかで、薄れかけていた人情、人との絆がここではまだまだ
生きていることにうれしさを感じる光子。
「雲の流れるままに人生を送ろう」
「辛いときは昼寝をして、そのうち風向きが変わったら、どでかくことを
起こそう」
など、人生、もっとゆっくりのんびりと歩んでいこうといったメッセージが
あってなかなかよかった。
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