犬童一心監督と脚本家渡辺あや
のペアの第2弾。
DVDにて観賞
この映画を作るにあたって、ヒントはマニラの「独り身ゲイの老人ホーム」の
記事がヒントになったそうです。
主なキャスト
監督 犬童一心 脚本 渡辺あや
晴彦役(オダギリ・ジョー)
サオリ役(柴咲コウ)
ヒミコ(田中泯)
細川専務(西島秀俊)
ルビィー(歌澤虎右衛門)
ストーリー
ある日、細川工務店の事務をしているサオリ(柴咲コウ)を若くて美しい男、
晴彦(オダギリ・ジョー)が迎えに来る。
サオリは、母を亡くし、今は一人で借金を抱えている苦しい立場。
父は、そんな母子を捨てて、ゲイとしてバーを経営していた。
そのバーを売って、建てたゲイのための老人ホームで、末期ガンに冒されてい
るという。
金を出すから、老人ホームの雑務を手伝ってほしいということだった。
ゲイの父を否定して生きていたサオリだったが、「メゾン・ド・ヒミコ」という
ゲイ専用の老人ホームを仕方なく手伝うことになった。
晴彦は、そんな父の愛人であった。
オダギリ・ジョーの演技にも注目。
晴彦がサオリを呼び出すシーン。
「ヒミコが大量の血を吐いた。」
「この人が死んでいくのを見ると、俺、生きていたいと思えなくなるんだよ。」
「欲望だけなんだよ。それだけなんだ。」
「俺はそれが欲しいだけなんだ」と昏睡状態のヒミコにサオリの前で訴えるシーン
は迫真の演技だった。
サオリがベッドで死期を迎えようとしているゲイの父、ヒミコと向き合うシーン。
この場面も強く、印象に残っている。
サオリ「後悔してる?仕事も家庭も捨てて、薄汚いオカマになりさがったこと。」
ヒミコ「そういう答えはNOだわ。」
サオリ「ママを苦しめたこと、私が悔しい思いをしたこと、考えたことある?」
「あんたのこと、ママのためにも許さない。」
ヒミコ「私にも言わせてくれる?」「あなたが好きよ」
サオリ「何よ、それ」
他にも、ダンスホールでバニーガールの格好をして、おかまに混じって一緒に踊る
サオリ。
BGMは「また会う日まで」(尾崎紀世彦)のダンスバージョン。
晴彦と踊るサオリ。
楽しそうに笑っていた。
最初は、ゲイを否定していたし、軽蔑していたのに。
そのコントラストが見事。
晴彦とサオリのバス停での別れのシーン
晴彦「じゃあ。もう会うことはないだろうな」ときびすを返して、去っていく
ところは、あー、もうこれで最後かなって思ったけど。。。
実は、最後のエンディングにつながっていくんですよね。
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サオリ役(柴咲コウ)
ヒミコ(田中泯)
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ストーリー
ある日、細川工務店の事務をしているサオリ(柴咲コウ)を若くて美しい男、
晴彦(オダギリ・ジョー)が迎えに来る。
サオリは、母を亡くし、今は一人で借金を抱えている苦しい立場。
父は、そんな母子を捨てて、ゲイとしてバーを経営していた。
そのバーを売って、建てたゲイのための老人ホームで、末期ガンに冒されてい
るという。
金を出すから、老人ホームの雑務を手伝ってほしいということだった。
ゲイの父を否定して生きていたサオリだったが、「メゾン・ド・ヒミコ」という
ゲイ専用の老人ホームを仕方なく手伝うことになった。
晴彦は、そんな父の愛人であった。
オダギリ・ジョーの演技にも注目。
晴彦がサオリを呼び出すシーン。
「ヒミコが大量の血を吐いた。」
「この人が死んでいくのを見ると、俺、生きていたいと思えなくなるんだよ。」
「欲望だけなんだよ。それだけなんだ。」
「俺はそれが欲しいだけなんだ」と昏睡状態のヒミコにサオリの前で訴えるシーン
は迫真の演技だった。
サオリがベッドで死期を迎えようとしているゲイの父、ヒミコと向き合うシーン。
この場面も強く、印象に残っている。
サオリ「後悔してる?仕事も家庭も捨てて、薄汚いオカマになりさがったこと。」
ヒミコ「そういう答えはNOだわ。」
サオリ「ママを苦しめたこと、私が悔しい思いをしたこと、考えたことある?」
「あんたのこと、ママのためにも許さない。」
ヒミコ「私にも言わせてくれる?」「あなたが好きよ」
サオリ「何よ、それ」
他にも、ダンスホールでバニーガールの格好をして、おかまに混じって一緒に踊る
サオリ。
BGMは「また会う日まで」(尾崎紀世彦)のダンスバージョン。
晴彦と踊るサオリ。
楽しそうに笑っていた。
最初は、ゲイを否定していたし、軽蔑していたのに。
そのコントラストが見事。
晴彦とサオリのバス停での別れのシーン
晴彦「じゃあ。もう会うことはないだろうな」ときびすを返して、去っていく
ところは、あー、もうこれで最後かなって思ったけど。。。
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