DVDにて鑑賞
A Day In The Life

解説
日本軍占領下の上海、そして香港を舞台にチャン・アイリン
の自伝的短編を『ブロークバック・マウンテン』のアン・リ
ー監督が映画化したサスペンス・ドラマ。
1万人のオーディションで選ばれた、女スパイを演じるタン・
ウェイは大胆な性描写にも体当たりで臨み、演じ切る。
トニー・レオンの完ぺきな中国語にも注目。総製作費40億円
をかけた映像美も見逃せない。

あらすじ
1942年、日本軍占領下の上海。ごく普通の女子大生チアチー
(タン・ウェイ)は、抗日運動に心血を注ぐクァンに秘かな恋
心を抱き、彼と行動を共にする中で次第に感化されていく。
やがてチアチーは、日本の傀儡政府に協力する特務機関のリー
ダー、イー(トニー・レオン)に近づき暗殺を遂行する危険な
任務を与えられる。
さっそく身分を偽りイー夫人に接近し、冷徹で異常なほど用心
深いイーを誘惑する機会を窺うチアチーだったが…。
A Day In The Life

禁断の愛を描かせたら、アン・リーでしょう。

「ブロークバックマウンテン」の男同士の愛(ホモセクシャル)。

今回も大胆な性描写が話題で、女工作員のチアチーがイーに色仕掛け

で近づく。

そのチアチーがイーを好きになってしまうところが、この映画の切なく

もあり、キーポイントでしょう。

ラスト、イーがチアチーと過ごした部屋を独りで後にする場面が妙に切ない。