劇場にて鑑賞

解説
海外ではベトナム戦争、国内では反戦運動や全共闘運動が激しかった1969年から1972年という
時代を背景に、理想に燃える記者が左翼思想の学生と出会い、奇妙なきずなで結ばれていく社会
派エンターテインメント。
川本三郎がジャーナリスト時代の経験を記したノンフィクションを『リンダ リンダ リンダ』の
山下敦弘監督が映像化。
激動の時代を駆け抜けた若者たちの青春を初共演で体現する、妻夫木聡、松山ケンイチの熱演から
目が離せない。

あらすじ
全共闘運動が最も激しかった1960年代後半、週刊誌編集部で働く記者・沢田(妻夫木 聡)は、
理想に燃えながら日々活動家たちの取材を続けていた。
ある日、梅山と名乗る男(松山ケンイチ)から接触を受けた沢田は、武装決起するという梅山
の言葉を疑いながらも、不思議な親近感と同時代感を覚えてしまう。
仕方ないといえば仕方ない。

A Day In The Life

全共闘運動といえば東大の安田講堂の攻防や浅間山荘事件をイメージするくらいで、運動の背景

についてはよく知らない。それゆえ、理解しにくい映画だった。

当時の時代や場所、ファッションなどを忠実に再現していたなぁ。映像もあえて古めかしく

して、いかにも70年代って感じだった。
A Day In The Life

梅山という活動家演じる松山ケンイチの目が「自分一人でも革命を起こしてやるんだ」という

目で語るシーン、武器調達のために仲間と自衛隊駐屯地へ潜入するシーンが特に印象に残って

いる。一方、沢田は温々と平穏な記事を書くより、今の全共闘運動に身を投じながら、スクープ

を狙おうと梅山に近づき、彼のアジトで進行していること、そして革命までの計画を彼の口から

直接聞き出そうとする。それは職を辞する覚悟がないとできないことでもある。
A Day In The Life

妻夫木聡、松山ケンイチといった主役級の俳優が全共闘運動に賭ける思い、そしてその後の挫折

を演じた映画。

しかし140分という時間が長く感じたのも事実。

エンタメ性より史実を重視した内容のため、仕方ないといえば仕方ないかもしれない。