WAO!エンターテイメント長編映画第二弾
「誘拐犯」
十三にあるシアターセブンでの上映。

あなたのお父さんは本当のお父さんだと
なぜ言い切れますか?
平穏に暮らす親子のもとに起こった、ひとつの事件。
通りすがりの「ひったくり事件」から始まる違和感。
刑事・宅間の直感が働いた瞬間、封印されていた“過去”が静かに動き出す。
やがて明らかになるのは――
息子が“かつて誘拐された子ども”だったという衝撃の事実。
愛ゆえの罪か、罪の中の愛か。
崩れていく家族の絆の中で、ひとりの男が守りたかったものとは――。
「父が奪ったのは、子どもか、それとも未来か。」
――愛と罪が交錯する衝撃のサスペンスドラマ。

※舞台挨拶の風景
誰かが際立ち輝く主役のドラマではなく、もちろん内田竜次さん演じる宅間が主演なんだろうが
宅間がこの事件を1人で解き明かしていくのではなく
むしろ(ラッキー)吉田恭平演じる木本慎二(青木辰尚)の息子太一が日々心の深層にある何か、その何かによってやがてその真実が現れていくというような感じに思えた。
本当の家族とは問う映画でした。
出演の方たちは、以前舞台
『走り梅雨の音その雨はまだ止まず』
での多くの設定が同じ役柄でしたし
宅間の後輩瀬下(水野桜花)や、木本太一(吉田恭平)、太一妻(中井静華)などは
他の舞台でもよく拝見している方たちばかりなので、舞台を観ているような感じで面白かったです。
